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ココがキニナル!

陶芸に興味があります。人間国宝の陶芸家で川崎市出身の浜田庄司さんと横浜市で作陶した加藤土師萌さんがどんな方だったのか気になります。取材してください。(にゃんさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

加藤土師萌はとても真面目な人、そして濱田庄司は気さくな人だったことがわかった。大山街道周辺には濱田庄司を偲ぶスポットが点在している。

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2012年10月22日

ライター:吉川 ゆこ

川崎市は芸術家の岡本太郎や、太郎の母で小説家の岡本かの子、詩人の佐藤惣之助(さとう そうのすけ)などゆかりのある文化人を輩出している。一方横浜市もゆかりの文化人をあげればきりがない。
その中で今回は、陶芸家の加藤土師萌(かとう はじめ)と濱田庄司。共に明治に生まれ、昭和に活躍した人間国宝の2人について調べてみた。
(人間国宝とは、文部科学大臣が指定した重要無形文化財のわざを高度に体現している保持者として、各個認定された人物を指す通称)


加藤土師萌~日吉窯の跡もなく

まずは加藤土師萌について。
加藤土師萌は、1900(明治33)年に愛知県瀬戸市に生まれる。瀬戸市といえば瀬戸焼で知られる陶磁器の産地である。
本名は一(はじめ)で、とても真面目な人だったようだ。ハジメをもじってマジメさんと言われるほどだったと、関連書物には記されていた。
 


加藤土師萌≪萌葱金襴手≫ 瀬戸市美術館蔵


もともとは画家を志しており、愛知県立陶器学校(現在の愛知県立瀬戸窯業高等学校)の図案科に学んだ後に岐阜県多治見市に移住し、岐阜県陶磁器試験場(現在の岐阜県セラミックス研究所)に技師として勤め、図案の改良や陶磁器の材料・制作技術の研究に取り組みながら、作品を発表していった。
1937(昭和12)年にパリ万博に出品した作品のうち「指描沢潟文大皿」がグランプリを受賞。勢いにのっていたところではあったが戦争が起こり徴兵される。帰国後、独立を目指した加藤土師萌は1940(昭和15)年、日吉に移住し日吉窯を築いた。これには現在も横浜市戸塚区に本社を置く、大倉陶園の大倉和親氏の協力もあったそうだ。

土師萌が日吉に移り住んだ頃は今のような住宅街ではなく畑の続く何もない場所だった。家族を寂しい土地へ移住させるのが可愛そうに思ったと、本人も後で回顧している。その後、初めての個展を開催すると高い評価を受け、陶芸家として名を馳せた。そして、東京芸術大学の教授になり、1961(昭和36)年には人間国宝にも認定された。

港北区役所に聞いたが、加藤土師萌に関連する史跡などは残っていないという。日吉窯があったであろう場所を訪ね歩いてみたが、何か碑が残っているわけでもなく、ごく普通の住宅街になっていた。近所で聞いてみると日吉窯があったということを知っていらっしゃる人はいたが、それ以上のエピソードは拾えなかった。
 


この周辺にあったはずだが…何も残っていなかった


窯が築かれたのは70年以上も前だ。仕方ないのかもしれないが、港北区ゆかりの人間国宝である。もう少し何か残っていればと感じた。


濱田庄司ゆかりの場所を散策

濱田庄司は陶芸家として大成する一方、柳宗悦(やなぎ むねよし)や河井寛次郎らと、日常的な暮らしの中にある日用品に「用の美」を見出すという民芸運動にとても熱心であったことも知られている。東京都目黒区にある日本民藝館の2代目館長でもあった。

1894(明治27)年、橘樹郡高津村(現在の川崎市高津区)にあった母の実家で生まれ、1913(大正2)年、東京高等工業学校(現在の東京工業大学)窯業科に入学する。そこで窯業の基礎科学面を学んだ後、先輩であった河井寛次郎と共に京都市立陶芸試験場にて主に釉薬(ゆうやく)の研究を行う。そこからイギリス、沖縄県、そして自宅を改築した濱田庄司記念益子参考館のある栃木県益子町と移り住んだため、川崎市で作陶したわけではない。しかし、少年期を過ごした川崎市から生涯住民票を移さず、母の実家周辺に住む人たちとも交流があったようだ。

大山街道沿いにある大山街道ふるさと館の隣が濱田庄司の生家でケーキ屋店「ケーキ大和」だ。もとは和菓子店だったらしい。現在は建替え中で来年再オープンする予定だそうだが、建替えに入る前の店内には濱田庄司の作品が飾られていたという。
 


「ケーキ大和」の再オープンを待ちたい


濱田庄司の人柄を知ることができるエピソードは次のページ ≫

 
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