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2015年、オーケーがみなとみらいに出店!

ココがキニナル!

MM21地区にオーケーが本社を移転し、2015年には店舗面積6000平方メートル規模の新店を設ける方針が発表されています。今後の市内への出店計画など取材してください。(恋はタマネギさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

オーケーの店舗と本社ができるのは、みなとみらい21地区の59街区。今後、横浜市内への出店は、国道16号の東側に年間3~4店舗のペースで出店予定。

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ライター:吉澤 由美子

スーパーマーケットのオーケーがみなとみらい21地区に店舗を出し、本社を移転する。店舗と本社が一体となったビルの竣工は2015年8月予定なので、オープンするまで約2年半。

そこで、みなとみらいにできるオーケー新店舗や本社の移転、横浜への出店計画、そして今後の展望などについて、オーケー本社でお話を伺った。
 
 
 

オーケーはどんなスーパー?


 
オーケーのキャッチコピーは『高品質・Everyday Low Price』。オーケーでは特売日というものはなく、毎日が特売。競合店の売値を調査し、地域一番の安値をつけている。

人口着色料を使った商品は原則として取り扱わない。代替え品のない場合などやむを得ず販売する場合には、人口着色料を使用した商品であることを明記している。

添加物についても問題があるとされるものを取り扱わないようにしており、また自社で食品放射能測定システムを3基所有して牛肉と豚肉の放射能検査を行っているなど安全、安心に対する意識が高いスーパーマーケットだ。
 


京浜急行「雑色」駅前にあるオーケー「サガン店」の上階が本社

 
また、冷凍に関しては、バックヤード、売り場ともに最新の冷凍技術であるCASを導入した。細胞を壊さず凍結できるもので、風味を損なわず、解凍した時にドリップが出ない冷凍方法だ。小売店ではオーケーが初めて導入した。

そして、お店の棚を見ていて不思議に思うのは、3%値引きシール。値引き率としてはかなり微妙。
しかし、これは賞味期限、消費期限までまだ間のあるもので、それより新しいものが入荷した場合につけるもの。他にもオーケーには、消費税表示方法や、袋の有料化、全店の照明をLEDに付け替えるなどを行っており、かなり特長あるスーパーマーケットだ。

こうした品質の高さ、安心・安全な食材、低価格ということから、日経新聞が2012年3月に行った顧客満足度調査ではオーケーがスーパーマーケット部門1位に輝いた。

買い物金額の3%値引きを受けられるオーケークラブ会員は、昨年の3月で約260万人になっている。
  
  
 

みなとみらい21地区59街区の開発内容


 
開発事業予定者を公募していたMM21地区59街区。平成24年度第2期の募集に1件の提案があり、審査の結果、提案者である「オーアンドオーMM59グループ」を事業予定者に決定した。
 


みなとみらい橋のたもとにある59街区※横浜市資料

 
「オーアンドオーMM59グループ」は、大手スーパーマーケットのオーケー、不動産会社の岡田ビル、大成建設横浜支店の三者で、59街区にビル3棟を建設する。

59街区は1.6ヘクタール(1万6000平方メートル) 。キング軸にある高島中央公園が1.4ヘクタール、この夏オープンする34街区ビルが1.8ヘクタールなので、かなりの広さだ。そのうち、0.7ヘクタールをオーケーが取得し、地下1階地上9階建てのビルを建設。2~3階は店舗、1・4・5階に駐車場、6~9階を事務所(本社)とする。竣工予定は、2015年8月。

残りの0.9ヘクタールは岡田ビルが取得。地下1階地上18階のホテルと、地上28階のタワーマンションを建て、2棟の1~2階をつなぎ、その部分を商業施設にする予定。
  


青い枠線がオーケー予定地※横浜市資料


59街区は、マリノスタウンのすぐ隣。比較的開発の遅れていた地域であり、商業施設の少なかった場所だ。ポートサイドやコットンハーバーなどのタワーマンション群からも近く、かなりの集客が見込めそうだ。
 


南側から見たイメージパース(実際のものと異なる可能性があります)※横浜市資料

 
2年半後にオーケーがオープンすると、みなとみらい21地区は格段に暮らしやすい街になる。