ランドマークタワー「みらい横丁」にオープンした「世界のビール博物館」ってどんなとこ?
ココがキニナル!
7月16日にドックヤードガーデンにオープン予定の「世界のビール博物館」がキニナリマス!ぜひ取材してください!!(くらんす@呼び捨て希望!さん、のーりおさん、よしあきさんさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
ランドマークタワー「みらい横丁」にオープンした「世界のビール博物館」は世界50ヶ国、250種類以上のビールを楽しめるレストランだった!
ライター:吉田 忍
7月16日(火)、横浜ランドマークタワー20周年にあたり、ドックヤードガーデンを取り巻く地下2階のレストランがすべて「みらい横丁」として一新された。
その中でキニナルも寄せられた注目度一番の「世界のビール博物館」は店名に「博物館」がついたレストラン。お店には世界50ヶ国、250種類以上のビールがそろっており、まさしく実際に味わえる「ビールの博物館」である。
入口には世界中のビール瓶が山のように積まれている
総支配人の志宮(しみや)さんに、お店のコンセプトや楽しみ方、おすすめのビールなどを伺った。
志宮さんは、JCBA公認ビアテイスターでビール好きが高じてドイツに住んでいたという強者
「世界のビール博物館は東京スカイツリータウン・ソラマチ、グランフロント大阪に続いて、神奈川県初出店となる3号店。世界50ヶ国、250種類以上のビールがそろい、自社直輸入の樽生ビールも17種類お楽しみいただけます」
ビールにはたくさんの種類があり、味もさまざま。ヨーロッパでは、ビールが日本よりももっと身近で、ビールを楽しむ文化がある。このお店では、味だけでなく、いろいろなビール文化を横浜の方々に楽しんでいただきたいとのこと。
ビールの種類
日本でビールといえば、「ラガー」と「ドライ」くらいしか知られていないが、実は醸造方法の違いなどによって、数多くのカテゴリーに分類されている。
せっかくこれだけたくさんの種類がそろっているので、ほんの少しだけビールの基礎知識があるとより楽しめるはず。そこで、大きく2つに分けられるビールの特徴についてご紹介。
【下面発酵ビール】
低温(5度前後)で発酵させたビール。酵母が下に沈む。「ピルスナー」「黒ビール」などがこのカテゴリーで、下面発酵ビールを一般に「ラガー」と呼んでいる。
エールに比べ、苦みが少なくアルコールも低めで飲みやすいものが多い。日本でビールと言えばこのタイプ。
ドックヤードガーデンをイメージした横浜店だけの「Yokohama」ラベル
上の画像のビールは、志宮さんおすすめのチェコのブルワリーから直輸入した「ピルスナー」。すっきりした飲みやすいビールだ。
【上面発酵ビール】
比較的高温(20度前後)で発酵させたビールで、発酵中に酵母が浮き上がることから「上面」という。総称的に「エール」と呼ぶ。「スタウト」「ポーター」「ヴァイツェン」などがこのカテゴリー。
苦みが強くビールらしいコクがある味で、アルコール度数が高めのものが多い。
ドイツ、ミュンヘンで人気NO.1。フランツィスカーナー・ヴァイスビア
上の画像は、大麦のほかに小麦を50%使用した上面発酵ビール。酵母を濾過(ろか)していないので濁りがある。バナナのようなフレーバーが特徴のフルーティな味わい。
以上は大ざっぱな分類だが、中にはビールの概念を覆すような味のものもある。普通のビールが苦手という方も、250種類の中にはきっとお気に入りの味があるはず。お店の方に好みを伝えて、おすすめをぜひ試していただきたい。
初めての味のビールに出会えるかも