横浜市内のアットホームで美味しい洋食屋さんはどこ?「京急沿線」編
ココがキニナル!
横浜は洋食屋さんのイメージがあります。チェーン店ではなく、家族経営のアットホームな美味しい洋食屋さんを教えてください。(河童丸さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
京急沿線の「レストランすいれん」「洋食・津久志亭」「洗濯船」の3軒を紹介
ライター:クドー・シュンサク
シリーズ6回目を迎える横浜市内のアットホームで美味しい洋食屋さん特集。
今回は京急沿線のアットホームな3店を紹介。
まずは日ノ出町へ向かうことに。
創業65年超え「レストランすいれん」
京浜急行線日ノ出町駅から大岡川を渡り徒歩5分ほど、「レストランすいれん」さんに到着。
おじゃまします
アットホームな店内
65年以上前に、先代が民家を食堂に改造し25年ほど営業。後に1軒家を建て、現在まで40年間常連さんや地元の方々に愛され続けている「レストランすいれん」。
最も客入りが栄えた35年ほど前は従業員が50人もいたという。
「レストランすいれん」オーナーの澤田さん
とても落ち着いた口調で語る澤田さん。創業当時から変わらない味を65年以上守り続ける「レストランすいれん」のこだわりについては「何より、お客さんが満足できるものを提供しつづけること。オーソドックスな料理でも、質の良い素材を使いそれに見合う以上の味と価格でサービスすること」と話してくれた。
おすすめのランチメニューを伺う
「ウチはステーキにちょっとこだわってて。アメリカ産黒毛牛、アンガスビーフのステーキがおすすめです。あと、グラタンよかったら食べてみてください」とのこと。
到着を待つ
ボリュームのあるサラダから運ばれてきた
さっぱりとしたフレンチドレッシングのかかったサラダ。このさっぱり味がいつもながら食欲をかきたててくれる。
そんな中、グラタンとハンバーグが一度に味わえる贅沢なメニューが運ばれてきた。
ハンバーグとグラタンセット(1000円)
セットにはライスとパンプキンスープもつく。甘みと酸味のバランスが良いソースのかかったハンバーグは、パテがふんわりとやわらかく口の中でほろりとほどける仕上がり。ライスとの相性も抜群。ぐいぐいとライスがすすむ。パンプキンスープはかぼちゃの甘みと塩気の効いたしっかりとした味わい。ハンバーグのライトな口当たりとの相性がこれまた良い。
このグラタンがとんでもなく・・・
美味い。具はマカロニ・鶏肉がメイン。濃厚でコク深いベシャメルソースは口当たりがしっとりやわらかく、口の中いっぱいに旨みと香りが広がる。濃厚な味わいながら、後味はしつこくない。「もっと食べたいな」となる。グラタン、納得の美味。
すいれんスペシャルランチ(1500円)
「ジュワーッ」という音がたまらないステーキはサーロイン150グラム。セットにはライス・しじみの味噌汁・お新香がつく。ソースポッドに入った醤油ベースの特製ソースをかけていただく。香ばしい肉の脂の味と、噛めば噛むほど広がる肉の旨み。さっぱりとした醤油ベースのソースが旨みをさらに引き立てる。
この肉質でこのセット内容でこの価格というのは、ほかではあまり考えられないものだと澤田さんも自信の一品。ガツンと美味い、ライスと味噌汁にも合うステーキ。たまらんです。
デザートに「ポメロ」という柑橘類のフルーツもつく
充実のセット内容と納得の味。アットホームな雰囲気で味わえる、ちょっと贅沢なランチメニューでした。最後に、現在も澤田さんと一緒にお店を切り盛りしている、先代の奥様(義理のお母様)と記念撮影。
「レストランすいれん」さんごちそうさまでした