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横浜初! みなとみらいと羽田空港を結ぶ水上のバスの定期航路が開通! そこから見える絶景とは?

ココがキニナル!

2014年7月20日から「羽田空港船着場」と横浜みなとみらいおよびお台場海浜公園間の水上のバスの定期航路が開通するそうです。京浜運河から横浜ぷかり桟橋までの航路が気になります(くてくてさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

毎週日曜日、ぷかり桟橋(午前10時30分発)と羽田空港発着場(午後4時45分発)の1往復運行。料金2500円。海上から眺める工場群など見どころ満載

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ライター:山口 愛愛

羽だけではない、船もある! 新しい海の道



関東の空の玄関口、羽田空港。横浜近郊在住であれば、飛行機といえば「羽田」のイメージ。「東京国際空港」の正式名称を忘れてしまうくらい、「羽田空港」に馴染みがあるのではないだろうか。
羽田空港まで、もしくは羽田空港からの移動手段は、京浜急行線、東京モノレール羽田空港線、バスやタクシーなどがあるが、陸路以外にも道がある。そう、海にある経路、船だ。
 


口コミで利用者が増えているようだ

 
観光交流や振興、防災利用などを目的として水上交通を活発化するために、2011(平成23)年7月「羽田空港船着場」が整備された。
今では水上の路線が増え、芝浦、浅草などまでの水上タクシー(リムジンボード)や東京湾の遊覧クルージングなども多数ある。
2014(平成26)年7月に羽田~お台場海浜公園間とともに、横浜みなとみらい(ぷかり桟橋)間を結ぶ定期航路が開通した。これは、ハマっ子、横浜好きにとっては吉報だ。
 


「横浜ぷかり桟橋」発着便が開通

 
定期航路便を運航する船舶会社を調べてみると、京浜地区の工場夜景ツアーなども手掛けている株式会社ケーエムシーコーポレーション(資本金:5000万円、従業員数17人)であった。横浜市鶴見区大黒町に本社を構えている。

広報の山内さんにお話を聞くと、「今後も増える旅客の動向をにらみ、定期航路開通を決定しました。
2020年の東京オリンピックパラリンピック開催を目標に定期航路を毎日運航する予定です。そのためには今年から運航を開始し、目標年度に向けた準備をする必要がありました」とのこと。

定期航路便は毎週日曜日に1往復の運行で、ぷかり桟橋発 午前10時30分(羽田空港船着場着正午)と羽田空港船着場発 午後4時45分(ぷかり桟橋着 午後6時15分)のみ。京浜運河も通るルートだという。

羽田空港やみなとみらいのホテルなどと集客の促進を検討し、昼間に一筆書きで運航できるタイムスケジュールを組んだそうだ。
ということは、「工場萌え」の聖地である京浜工業地帯を船上から堪能できそうだ。
 


運航スケジュールは看板やホームページで確認を

 
ここでキニナルのは定期航路便といいながらも、日曜日に1本のみの運航という点。交通網というよりは、観光目的の要素が強いのではないだろうか。
ルートについての詳細を尋ねると、「船上で楽しめる、目玉のポイントがあるんですよ」と山内さん。
どうやら遊覧船としての楽しみがあるようだ。これは体感してみるしかない。編集部・宮城とともに羽田空港発着場に向かった。



船上からジェット機、工場夕景を眺める特等席!



羽田空港国際線旅客ターミナルビルから、定期航路の発着時間に合わせてバスも出ているが、徒歩10分で、羽田空港船着場着に到着。
 


テラスもあり、待合室は快適
 

乗船する船が桟橋に近付いてきた


予約制ではなく、乗船前に発着場でお支払い。大人2500円、子ども(3歳以上12歳未満)1250円、3歳未満は無料だ。
 


80人乗りの「リザーブⅠ」でクルーズ

 
今回のクルーズを案内してくれるのは五味船長。船長は常に2人乗船し、1人が主にお客さんの対応をするとのこと。時間が迫り、いよいよ、出航!