悲願の優勝を狙う横浜DeNAベイスターズに元・巨人の開幕投手、東野峻選手が加入!
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オリックス・バファローズから戦力外通告を受けた元・読売ジャイアンツの開幕投手、東野峻選手が横浜DeNAベイスターズに加入! 入団会見の様子をレポート!
ライター:はまれぽ編集部
戦力外通告からの逆襲
2年連続で5位に終わったものの、来季は優勝を目指す横浜DeNAベイスターズに新たな戦力が加わった。
今季、オリックス・バファローズから戦力外通告を受けた元・読売ジャイアンツの東野峻(とうの・しゅん)投手との契約が合意したことを受け19日(水)、横浜市内の球団事務所で入団会見が行われた。
会見には球団の高田繁(たかだ・しげる)GMも同席。東野投手は「チームの力になれることをやっていきたい」と抱負を語った。1年契約で、年棒は1200万円(金額は推定)。背番号は「00」。
高田GMとともに会見に臨む東野投手(右)
茨城県出身で、2004(平成16)年に県立鉾田(ほこた)第一高校からドラフト7位で読売ジャイアンツに入団した東野投手。2011(平成23)年には開幕投手を務めるも、翌年にオリックス・バファローズにトレード移籍。その後は2年間で1勝に終わり、2014(平成26)10月28日(火)に戦力外通告を受けた。
東野投手は戦力外通告を受けてから、この日までの心境を「戦力外通告は初めての経験で不安だった」と吐露した。
質問に丁寧に答える東野投手
戦力外通告から契約まで、不安だらけの1ヶ月の間に「8年ぶりに1軍登板がなく、ユニホームを脱ぐことも考えた。でも、自分は野球しかしてこなかった。家族も増えるし(12月に第3子が生まれる予定)、自分が頑張って支えなければならないと思った」という苦悩や葛藤があったことも明らかにした。
また、野球を続けようと思った背景には元同僚や家族が支えになっていたという。
「(読売ジャイアンツ)内海(哲也)さんからは『開幕投手を争ったライバルがいなくなるのは寂しい。まだやれる』と励ましてもらった。妻からは『好きなことをやりなさい』と背中を押してもらった」と振り返った。
振り返り、少し言葉につまる東野投手
東野投手を獲得した理由について、高田GMは「彼はまだ28歳という、野球選手として一番脂ののった時期。真っ直ぐの球威も、スライダーのキレも、腕を振って打者に向かって行く姿勢も間違いなく戦力になる。環境が変わって、新しい気持ちで働いてくれると思う」と期待を寄せた。
「戦力になってくれる」と期待を寄せる高田GM
3年ぶりのセ・リーグ復帰となり、古巣との対決にも期待がかかるが、一番対戦したい相手を聞かれると「バッテリーとして(投球を)受けてくれていた阿部(慎之助)捕手。リーグを代表するバッターだし、ぜひ押さえたい」と、早くも闘志を燃やしていた。
チームの印象については「ファンがものすごく熱い。対戦相手として苦手なチームだった」と話した。指揮官である中畑清監督については「常に明るく、チームを盛り上げてくれるイメージ。自分も早く輪に入りたい」と話していた。
早速ユニホームにそでを通す東野投手
改めて抱負を問われた東野投手は「一度戦力外になり、新しいスタートという意味では『00』という良い背番号をもらった。先発、中継ぎにこだわらず優勝を目指すなかで、チームの力になりたい」と話した。
取材を終えて
来季4年目を迎える中畑政権にまた一人、大きな戦力が加わった。ホーム最終戦で満員のファンの前に誓った「優勝」という大きな目標に向かって、突き進んでほしい。
―終わり―
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浜のじぃさんさん
2015年03月28日 09時14分
今春、沖縄のキャンプ応援に東野選手にサインをもらいながら「今年は頑張れよ」と声を掛けたら素直に「はい!」返事がありました。今年はやってくれるでしょう。開幕一軍!?
sasadonさん
2014年11月20日 17時20分
いずれにしろ今季活躍できなかっら引退ですね。
まるまるさん
2014年11月19日 18時57分
何故にジャイアンツを戦力外になったのかが記されていない。肘の怪我なのか、、、。