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地域密着型のプロレス団体「三浦プロレス」が近々旗揚げされます。密着取材お願いします。(山下公園のカモメさん)

はまれぽ調査結果!

三浦プロレスは、三浦市の歴史や特産品をモチーフにしたキャラクターのプロレスラーが大活躍する地域密着型の楽しいプロレスだった

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2017年09月12日

ライター:やまだ ひさえ

三浦プロレスの旗揚げが神奈川新聞に報じられたのは2016(平成28)年6月30日のこと。

なぜ、神奈川県内の市部では唯一「消滅可能性都市」であり、衰退が懸念されている三浦市での旗揚げとなったのか、そのいきさつを探ってみた。
 


三崎港に面した商店にはポスターが張られていた
 

 
 

三浦プロレスの誕生の経緯

三浦プロレスは、MCでDJでもある高橋裕一郎(たかはし・ゆういちろう)さんと、プロレスラーでありプロのミュージシャンでもある矢口壹狼(やぐち・いちろう)さんが、10年以上前に旗揚げした「沼津プロレス」が母体になっている。
 


高橋さん(左)と矢口さん
 

旗揚げの詳細について、沼津プロレスと三浦プロレスを運営する株式会社ココロ・ワークス代表取締役でマネージャーでもある高村香津代(たかむら・かづよ)さんに伺った。
 


マネージャーを務める高村さん
 

2004(平成16)年、高橋さんが担当していたラジオ番組に矢口さんがミュージシャンとしてゲスト出演。交流を深めるなかで「プロレスと音楽を融合させたイベントをやろう」という話が持ち上がった。

その後、高橋さんは「エフエムぬまづ株式会社」が運営するコミュニティエフエム「COAST-FM(コーストエフエム)」で「格闘ラジオゴングで飛び出せ」をスタート。その中で沼津プロレスの構想が形を成していき、2005(平成17)年度の「沼津ビジネスプランコンテスト」で優秀賞を受賞。手にした賞金10万円を準備金にし、2006(平成18)年9月10日、「地域密着お茶の間プロレス・沼津プロレス」を旗揚げした。
 


600名近い観客を動員しての旗揚げ興行だった(沼津プロレスHPより)
 

沼津プロレスのコンセプトは、「地域密着型の町おこしプロレス」。目指したのは地元に根付いた大衆娯楽としてのプロレスの復活だ。

あくまでも沼津にこだわる2人は、「お魚戦士ヒラキング」、沼津市のミカン栽培面積の5割を占める「寿太郎(じゅたろう)みかん」の化身である「みかん戦士寿太郎プレミアムゴールド」、愛鷹山(あしたかやま)山麓の茶園からやってきたヒーロー「お茶戦士カテキング」など、地元にちなんだリングネームを採用。マスクやコスチュームをそれに合わせたものにするなど、地域性にこだわった。
 


タッグトーナメント優勝経験を持つお魚戦士ヒラキング(同)
 

「寿太郎みかん」の正式名称は「寿太郎温州」。とても甘いミカン(同)
 

お茶戦士カテキング(同)。必殺技は「ヘソで茶を沸かすバックドロップ」
 

沼津名産愛鷹(あしたか)牛の化身、牛神ザ・グレート・アシタカ(同)
 

沼津での成功をきっかけに「富士宮プロレス」「大島復興プロレス」「伊豆の国プロレス」などを旗揚げしていった高橋さんと矢口さんが、次の旗揚げ地として選んだのが「三崎・城ヶ島夏まつり」が開催される三崎だった。
 


祭りのメイン会場となる三崎港産直センター「うらり」
 

三崎・城ヶ島夏まつりは、2012(平成24)年、三崎を訪れる観光客らへの感謝を込めて始まったイベント。当初は「サマーフェスティバル」と言われていたものが、2016(平成28)年に城ヶ島地域が加わったことで現在の名前になった。
 


「うらり」には三浦の名産が勢ぞろい
 

ステージイベントもある
 

夜もにぎやかだ
 

「祭りの目玉イベントとして継続可能な町おこしプロレスを開催しませんか」と矢口さんたちが三浦プロレスの旗揚げを持ちかけたのが、不動産コンサルティング「シー・エフ・ネッツ」の倉橋隆行(くらはし・たかゆき)さんだった。

三崎の街にほれ込んだ倉橋さんは祭りの仕掛け人の1人であり、市内に転居後、酒宿「山田商店」、マグロと地魚料理の店「三崎港蔵」など古き良き三崎の佇まいを生かしたさまざまな事業を展開している。
 


三浦プロレス旗揚げ発表当時の矢口さんと倉橋さん(中)(CFネッツHPより)
 

三浦市活性化のための地域密着ご当地プロレスであり、地域の魅力を再発見し、創造と元気づくりを行なえるエンターテイメントを目指し旗揚げされたのが三浦プロレスだ。
 


三浦色満載の2017年版HPトップ(三浦プロレスHPより)
 

リングにあがるレスラーは、三浦市の特産品や歴史的な物語を題材にしたマスクマンたちだ。

三浦プロレスの人気ナンバーワンヒーロー「ザ・本マグロック」、倉橋さんが市内で最初に手掛けた遊ヶ崎(あそびがさき)リゾート出身の「遊ヶ崎マッスル」、三浦市の特産品から誕生した「レディDAIKON」、小学生からデザインを公募した「スイカーマンX」、小桜(こざくら)姫伝説をモチーフにした「プリンセス小桜」など、市民に馴染みのものばかりだ。
 


三浦らしさにこだわっている (同)
 

 
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