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横浜に世界一のバーテンダーがいる!?

ココがキニナル!

横浜のバーテンダーが世界大会で優勝したそうですが、どんな人で、どんなカクテルなのでしょう?(いぶちん☆さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

吉田町にある「Bar Noble」の山田 高史さんが、バーテンダー世界大会で「グレートサンライズ」というカクテルで優勝し、世界一になりました!!

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ライター:吉田 忍

横浜のバーテンダーが復興をテーマにしたカクテルで世界一

11月8・9日、ポーランド、ワルシャワでIBA(インターナショナル・バーテンダー・アソシエーション)が主催する第60回W.C.C(世界カクテル大会)が開催された。

日本代表として参加したのは、横浜、吉田町で「Bar Noble」という店を構える山田高史さん、35歳。
 


優勝カップと共に笑顔の山田高史さん


山田さんは、「ファンシー部門」で部門優勝し、各部門の優勝者が集まり行われた「スーパーファイナル」でも1位となり、総合優勝。
また、ベストテクニカル賞、ベストネーミング賞も獲得。
総合優勝は、日本人として4人目の快挙。

自分とはまったく関係ないのだけれど、横浜の人が世界一になったと聞くと、なぜかうれしい。
世界一のカクテルを味わってみたいのはもちろんだが、世界一になるということは並大抵のことではない。生き方やポリシーを伺うことはきっと役に立つはず。
そう思って「Bar Noble」へ伺った。
 


VALS吉田町1FにあるBar Noble




どのような大会だったのか?

今回は56カ国から代表が集まり、クラシック部門(カクテル自体を競う)と、フレア部門(アクロバティックな技を競う)に各国より、ほぼ各1名が代表として参加。総勢107名で大会が行われた。

クラシック部門は、「プレディナー(食前酒)」「アフターディナー(食後酒)」「ファンシー(いつ飲んでもよいカクテル)」「ロング(長い時間をかけて飲むカクテル)」「ショート(短い時間で飲むカクテル)」の5部門に分かれており、山田さんはファンシー部門で優勝。

クラシック5部門にフレア部門の優勝者を含め、6人でのスーパーファイナルが行われ、特に「味覚」が審査され、総合優勝が決まる。そこでも山田さんの「グレートサンライズ」が選ばれ、世界一に。

日本代表となるには、まずNBA(日本バーテンダーアソシエーション)の大会で優勝しなければならない。山田さんによると日本のレベルはとても高く、厳しい大会だとのこと。

昨年、日本チャンピオンとなった山田さんは、やはり昨年10月にマカオで行われた「アジアン チャンピオンシップ」でも優勝されている。
 


店内に飾られているものすごい数のトロフィーやメダル




どんなカクテルなのか?

11月の大会に向けて、どんなカクテルにするかを考え始めたころ、3.11の大震災が発生した。いろいろな方々が復興に努力されている姿を見て、バーテンダーとして何かできないかと考えたという山田さん。
日の出。日本全国が再び素晴らしい日の出を見ることができるように願いを込めたカクテルにしようと決心した。
 


名前は「グレートサンライズ」偉大なる日の出。ベストネーミング賞となった


カクテルの淡いオレンジ色は朝焼けを表現。桜の花の形にカットしたリンゴと日の丸をイメージしたサクランボをグラスに飾りつけてある。

フルーツを素早く、そして美しくカットしてデコレーションするのも重要な技。コンテストでは、予備を含め6杯のグレートサンライズを15分で作らなければならなかった。
 


素晴らしい日の出が日本全体を照らしてくれるようにとの願いがこもっている


マンゴージュースにパッションフルーツの香りが心地よく鼻腔を通り抜ける。
コクのある甘いカクテルだけれど、アルコールとスパークリングウォーターがさわやかな後味を残す。

とても世界一の味をうまく表現できていないけれど、官能的で華やかな味。
とても美味しい。

このコンテストには、IBAから指定された、使わなければならない材料がある。
今回は、「マットーニ スパークリングウォーター」という日本未入荷の炭酸水。

入手も大変だったが、その扱いにも苦労されたという。

お酒やジュースは味のかけ算だけれど、スパークリングウォーターは炭酸水なので味を薄めてしまう。
つまりマイナスの要素だから難しいとのこと。