京急電鉄が4駅の駅名変更を発表!2020年3月から「仲木戸」が「京急東神奈川」に!
ココがキニナル!
産業道路駅(大師線)、花月園前駅(京急本線)、仲木戸駅(京急本線)、新逗子駅(逗子線)の4駅が2020年3月より駅名変更すると京急電鉄が発表!速報です!(はまれぽ編集部)
ライター:はまれぽ編集部
2019(平成31)年1月25日、京浜急行電鉄株式会社が、2020年3月より4駅の駅名変更をすると発表した。
対象となる駅は、産業道路駅(大師線)、花月園前駅(京急本線)、仲木戸駅(京急本線)、新逗子駅(逗子線)の4駅。
産業道路駅→大師橋駅
川崎市川崎区大師河原にある、大師線の産業道路駅は「大師橋(だいしばし)駅」に変更。
1日の平均乗降客数は1万523人
開設日は1944(昭和19)年6月1日。選定理由は、「京浜急行大師線連続立体交差事業における駅の地下化を機に、川崎市と大田区を結ぶ架け橋で、地元シンボルのひとつでもある『大師橋』に変更し、新しい街づくりのさらなる契機とする」とのこと。
京浜急行大師線連続立体交差事業については、近日中にはまれぽでも紹介する予定!
花月園前駅→花月総持寺駅
鶴見区生麦にある、京急本線の花月園前駅は「花月総持寺(かげつそうじじ)駅」に変更。
1日の平均乗降客数は6801人
開設日は1914(大正3)年4月12日。選定理由は、「『花月園』はかつて東洋一の遊園地として、その後は競輪場として賑わいを見せたが、2010年に競輪場が閉場し、現在は新たな街づくりが計画されている。その一環として、駅から徒歩7分の場所にあり、曹洞宗大本山として全国に知られている『總持寺』を駅名に入れ、地域活性化に繋げる」とのこと。
正式表記は「總持寺」だが、駅名は通用字体の「総」を用いるそうだ。
仲木戸駅→京急東神奈川駅
神奈川区東神奈川にある、京急本線の仲木戸駅は「京急東神奈川(けいきゅうひがしかながわ)駅」に変更。
1日の平均乗降客数は2万2996人
開設日は1905(明治38)年12月24日。選定理由は、「東日本旅客鉄道株式会社の東神奈川駅と隣接していながら、駅名が異なることで乗り換え可能な駅としてお客さまから十分に認知されていないことから、『京急』を冠したうえで同駅名とし、乗り間違いを防ぎつつ利便性を高める」とのこと。
新逗子駅→逗子・葉山駅
逗子線の新逗子駅は「逗子・葉山(ずし・はやま)駅」に変更。
1日の平均乗降客数は2万5315人
開設日は1985(昭和60)年3月2日。選定理由は、「ブランド力のある逗子と葉山を合わせた駅名に変更することで、三浦半島の更なるイメージ向上と定住人口・交流人口増により、地域活性化を図る。また、羽田空港からの直行電車の終端駅のため、行き先として駅名が表示されることにより、多くのお客さまに保養地、景勝地である葉山へのアクセスポイントでもあることを広く認知していただく」とのこと。
創立120周年事業として、沿線地域の活性化に繋げることを目的に決定したもので、町名・地域シンボル・利用者の利便性などを総合的に判断。
2018(平成30)年9月23日から10月10日まで、京急電鉄が小中学生を対象に行った「わがまち駅名募集」の意見も参考にして決定したそうだ。
「わがまち駅名募集」では、沿線の小中学生から応募総数1119件の声が届いた。駅名変更を実施しない駅においても多くの応募があり、誘客促進に繋がると判断したものについては駅名変更と同時期に「副駅名標」として駅看板の一部に表記される。(※「副駅名標」とは、公共性・公益性の高い施設や、名所旧跡等の認知度向上および、利用者の混乱を回避すること等を目的に、京急電鉄が駅看板の一部に無償で表記するもの)
「副駅名標」一覧
鮫洲(さめず)駅(KK05)→鮫洲運転免許試験場
大森海岸駅(KK07)→しながわ水族館
産業道路駅(KK25)→旧駅名 産業道路
京急鶴見駅(KK29)→大本山總持寺
花月園前駅(KK30)→旧駅名 花月園前
仲木戸駅(KK35)→旧駅名 仲木戸
日ノ出町駅(KK39)→野毛山動物園
新逗子駅(KK53)→旧駅名 新逗子
追浜駅(KK54)→横須賀スタジアム
汐入駅(KK58)→横須賀芸術劇場
はまれぽのTwitterでこの最新情報を投稿したところ、近年まれにみる速さで拡散された。駅名変更の注目度の高さが感じられる。
特に仲木戸駅に対してのコメントが多く、「仲木戸駅の名称が変わるのか。それにしても、京急東神奈川駅は長いなぁ」「沿線に住んでる方々には戸惑いがあるだろうなぁ。仲木戸はマイナー感があって好きだった」「京急東神奈川って衝撃的!」「OL時代に通ってた仲木戸が京急東神奈川になるんだ」「場所がわかりやすい変更、いいね!」など、さまざまな声が寄せられた。
駅名が変わることで戸惑う人もいるかもしれないが、新駅名称になることで街の活性化に繋がることは嬉しいことだ。今後は看板や路線図の切り替えなど、2020年3月に向けて動いていくはず。今後の展開にも注目していきたい!
ー終わりー
- 前へ
- 1
- 次へ
快調さん
2019年01月28日 11時48分
カップルさんが『東神奈川で待ち合わせね』って約束して、片方が京急の方で待ってて『んもうっ!』ってなるんでしょうねぇ(^-^;
よこはまいちばんさん
2019年01月28日 00時50分
「花月総持寺」と「京急鶴見(大本山総持寺)」って絶対に紛らわしいでしょ?そして無理やりなのが「逗子・葉山」。知名度の高い・高級感のある葉山の地名をどうしても入れたかったのかも知れないが、更にバスに乗り換えなければならないし。個人的には「京急逗子」が妥当だとしか思えない。せめて「京急逗子(葉山口)」程度なんだが・・・副駅名だと行先表示に出なくては意味ないと、羽田空港発の列車行先名に欲しいと無理やりのようですからネ。駅は鉄道会社のモノだろうが、公共性優先に立地地名をもっと大事にして欲しいところです。
いぬの鼻毛さん
2019年01月26日 17時05分
仲木戸駅の京急東神奈川は覚悟してました。東神奈川がJR仲木戸にはならないもんね。