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JR新横浜駅篠原口の再開発計画に迫る!

JR新横浜駅篠原口の再開発計画に迫る!

ココがキニナル!

新横浜駅篠原口はなぜ開発されないのでしょうか。駅前にアパートが立ち並び、売店はコンビニだけ。空き地や倉庫や廃材置き場があり、道も入り組んでいて狭く人通りも少ない。(よこはまうまれさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

現地を訪れるとまさにご指摘の通りの状況だ。だが、実は今年(2023年)2月1日、横浜市都市整備局は「新横浜駅篠原口のまちづくり計画(案)」を発表した。その具体的な内容と動向を探る。

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ライター:結城靖博


新幹線の乗り場に直結する新横浜駅北口は、複合商業施設「キュービックプラザ新横浜」と一体化し、大いににぎわっている。


JR新横浜駅北口側の様子



駅前を常に交通量の多い環状2号線が通り、周辺には大型ビルが林立する


そして北口を出た先には、横浜アリーナや日産スタジアムがある。


だが、この「キュービックプラザ新横浜」の裏側はどうなっているかというと…





JR新横浜駅篠原口の現状をチェック!







北口側1階に篠原口への連絡通路がある



進んでいくうちに北口とは異質な昭和の香り漂う店舗などが目に入り



やがてこの地下通路へ通じる階段を下りていくと



そこは異次元へとつながるタイムトンネルのようだった



そして階段を上ると



地上に出て目の前に現れたのは、このような光景だった


駅前の多くの空間を占める市営駐輪場が印象的だ。そして、周囲にある比較的大きなビルは、上の写真右側のトヨタレンタカーが入るビルと、


そこから少し離れた右手に建つこの建物ぐらいだ


ちなみにここには、世界的な香料メーカーの日本法人「ジボダン ジャパン」が入っている。


駐輪場側から新横浜駅篠原口を見たところ



さらに駅舎に寄ってみる


渋い! この階段を上ると、JR横浜線の乗り場に通じる改札口に至る。


逆にぐっと引いて駅舎全体をとらえる


まあしかし、ある意味普通の駅だ。だいたい、駅前にこれほど大きな駐輪場があるのは便利ではないか。

むしろ、新幹線の駅ができ、横浜アリーナができ、日産スタジアムができ…と、北口がどんどん肥大化していったがゆえに、極端に篠原口が寂しく見えるともいえる。

とはいえやはり、とても同じ駅とは思えないという印象はぬぐえない。

上の写真のすぐ左手には、


セブンイレブンがある


その後周辺を歩いて確認したところでは、このほかにファミリーマートが2店舗あるだけで、「よこはまうまれ」さんのご指摘通り、コンビニ以外に小売店はない。


さらにまたご指摘通り、2階建てのアパート群(いずれも古い造りではない)が多く



狭隘な道が入り組んでいる場所も目立つ


ただ、筆者が実際に歩いた限りでは、篠原口周辺は「空き地」というよりは「大規模な駐車場」がやたらと多い、という印象が強かった。


篠原口周辺の典型的な大規模駐車場の光景


上の写真の場所だけではなく、ぐるりと駅前の住宅地を巡っていると、あちらもこちらも駐車場だらけだ。しかもその大半が広大な敷地である。

篠原口周辺の土地は、2階建てアパート群と大規模駐車場で相当な面積を占めているのではないだろうか。そんな感想を持った現地取材だった。




横浜市都市整備局が再開発計画案を発表!





このような新横浜駅篠原口について調べていくと、横浜市のホームページにおいて、同地の再開発計画案が今年(2023年)2月1日付で公表されたことを知ることとなった。

ホームページ上で、その計画案の詳細が市民に向けて提示されているので、まずはそれを見ていこう。

今回、横浜市が提案した再開発計画は、大きく分けると、篠原口周辺の「道路環境の整備」と「市街地再開発」からなる。

「今回」と書いたの、実は以前から同地区の再開発計画は、長年にわたってたびたび立案されてきたからだ。

そもそも1997(平成9)年に、土地区画整理事業の計画が決定された。だが、2010(平成22)年にその事業計画が廃止され、「新横浜駅南部地区の横浜市の新たなまちづくりの考え方(案)」が公表される。しかし、その計画も進展のないまま今日に至っている。

そこで再びこれまでの事業計画を廃止し、新たに提案されたのが「新横浜駅篠原口のまちづくり計画(案)」なのだった。




道路環境整備の具体的な内容





道路環境整備の具体案は、大きく2つに分けられる。1つは、「新横浜篠原線」の線形・幅員の変更整備だ。


(横浜市ホームページより転載)


新横浜篠原線の整備については、今回の駅前再開発エリアと、その外に位置する、南下すれば岸根公園へ至る道路とに分けて考えられている。


現在の新横浜篠原線


新横浜と岸根方面をつなぐ主要道路だが、歩道もなく道幅もそれほど広くはない。

再開発エリア外(上の写真)は現在の線形をできるだけ活かし線幅を拡張し、駅前の再開発エリア内は再開発事業にあわせて、駅前へストレートに到達するよう線形を変更する計画だ。

もう1つの道路環境の改善が、JRの線路沿いにある「菊名245号線」と「菊名70号線」の拡幅整備だ。


(横浜市ホームページより転載)



篠原口から横浜方面へ高架に沿って歩いていくと



まもなくファミリーマートを右手に見る高架下ガードに突き当たる


このファミリーマートが、3つあるコンビニのうちの1つなのだが、それはともかく、この場所が拡幅整備をぜひとも要する場所なのだ。

上の写真ではわかりづらいかもしれないので、反対側から見てみる。


反対側から見た光景


写真の真ん中に高架を支える柱がある。道路はその左側だけだ。柱の右側はファミリーマートの駐車場で、見ての通り道路は車が1台通るのがやっとの道幅である。


いっぽう品川方面の溝の口跨線橋を渡った先にある「菊名70号線」の様子を見てみると



跨線橋を下りきった先に見える信号の向こうが拡幅整備予定エリアだ


ちなみに上の写真左手にあるファミリーマートが篠原口周辺の3つ目のコンビニなのだが、それはさておき…


おおっ、やっぱり狭い!


現在の新横浜篠原線の延長線上にありながら、ここもどう見ても車1台分しか通れないではないか。

なるほど。確かにこれは「どげんかせにゃいかん」と実感する2ヶ所だった。




市街地再開発の具体的な内容





かたや、市街地再開発計画案のほうはどうか?

今回、都市整備局から提示された案は、次の4つのブロックによって構成されている。


(横浜市ホームページより転載)


3つの街区と1つの公共空間。

そのうちの「広場 駐輪場 地下調整池」は、ざっくり今駐輪場が広がる周辺だ。


想定される「広場 駐輪場 地下調整池」エリアの現在の光景


また、「1街区 高層業務商業棟」は、駅側からトヨタレンタカーやジボダンジャパンのビルがある方向を眺めた周辺のようだ。


この辺りからの景色が高層ビル群になるのだろうか


さらにその奥に「2街区 高層集合住宅棟」エリアができるという。


そこは今、まさにアパートと大規模駐車場だらけの場所だ


そして「3街区 中低層集合住宅棟」エリアを見渡すと、


う~ん、やはりこの辺りも今はアパートと駐車場が目立つ


果たして今後どうなるのだろう。

筆者の印象としては、2街区の高層集合住宅棟エリアが、計画通りならもっとも大きく姿を変えそうに思うのだが…。




横浜市都市整備局に問う!





2月1日に計画案を公開した後、横浜市は市民からの意見募集を行い、締め切りは3月末日だった。その経過を配慮したうえで、筆者は4月上旬に横浜市都市整備局に、市民からの意見結果も踏まえた現状について問い合わせをした。

都市整備局からの回答要旨は以下の通りだ。

意見募集については、メールなどを通して100件程度いただいたとのこと。現在はその内容を取りまとめ中であり、今後ホームページなどで公表していくという。

また、今後の進展についても尋ねたが、現時点では示しがたいものの、まずは数年中に今回の「まちづく計画案」を基に都市計画決定につなげていきたい、とのことだった。





取材を終えて





確かに、現時点ではまだ初期的な提案が市側から出されたばかりの状況だ。

これから、さまざまな関係者との協議を踏まえて、計画が最終決定し、そこから事業の着手が始まり、建物の建設や道路整備など時を要する行程を経て、ようやく完了するのだろう。

ということは、いったいいつ終わるのか、今のところはまだわからないと言っていい。

しかし今回の計画案では、今後の計画の進め方について、地域住民の意見を重視して策定していくことが強調されている。いつかきっと篠原口側のエリアに、多くの住民の意見が反映された「地域住民にやさしいまち」が誕生することを期待したい。



―終わり―

取材協力

横浜市都市整備局都心再生部都心再生課
住所/横浜市中区本町6-50-10
電話/045-671-3858
tb-tosai@city.yokohama.jp


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  • いやさ、10ヶ月前の記事が最新というのは、9段の私のとっては悲しいね。

  • 北は昔は西武からJR東海へ、南は東急・JR東日本が主体。

  • 開発はゼネコンにお金回す事業にしか思えない開発しても発展はないと思います

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