野毛に現れる台車を引いたお菓子屋さん? の正体は!?
ココがキニナル!
野毛界わいで、夜に台車を引きながらスイーツを売り歩く女性を見かけます。珍しいので是非取材して欲しいです。キニナル!(tokuさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
全国のお取り寄せグルメ販売会社の従業員で、夕方から販売し、取材時にはカレーパンも売っていた! 女性販売員はなかなか会えない?
ライター:はまれぽ編集部
どんな商品があるの?
商品は季節によってさまざま。「お取り寄せ」だけあって、価格は全般的に少しお高め。
だいたい、こんな感じ
人気商品は京都の大福3個入り(580円)で、北海道産のチーズケーキ(1050円)や生カステラ(660円~)を販売することもあり、これまで扱った商品は100種類に迫るという。売り上げも多い日には、販売員一人で数万円に上ることもあるのだとか。
売れ筋は大福やチーズケーキ
チョコケーキもあり!
ここでキニナルのは、路上販売とは切り離せない許可の問題。しかし、台車を引いて移動しながらの販売は「行商」にあたり、神奈川県には規制はないという。また、一定の場所に留まって販売を続けているのではないため、道路使用の許可も不要とそうだ。
ただ、食品を扱っているため、食品衛生法は順守しており、保冷などを含めて持ち運びには細心の注意を払っているという。
商品は保冷バッグや発泡スチロールに入れて販売
では、いつ、どこに行けば彼(彼女)らに会えるのか?
この日出会った男性販売員のお兄さんによると、「だいたい17時ごろから販売しています。野毛だったら『野毛小路』だけを行ったり来たりしています」とのこと。
キニナルにあった女性販売員については聞くと「県内全域が販売エリアだから、なかなか会えないかも」とのこと・・・。
そうなんですか・・・。
気を取り直して、本日のオススメを聞いたところ、「やはり」というか返ってきた答えは・・・
やっぱり・・・
カレーパン
ちなみに1本350円。スティック状になっていて食べやすく、味は「ちょっとピリ辛」だそう。
取材中にカレーパンを求める酔客の声を聞き、台車を引いたカレーパンマンは、のぼりをマントのようにひるがえし、野毛の街へ消えていった。
ちなみに味は? 編集長・吉田いわく・・・
「カレーパンだね」
取材を終えて
野毛の怪しい(?)スイーツ売りの正体は、都内に本社を持つ食品販売業者の、横浜にある代理店だった。
ただ、残念ながら女性販売員には遭遇できなかった。
「夜の野毛で台車を引いた路上販売」と聞けば、いかにも怪しげなイメージだが、ケースの中は美味しそうなものばかり。買う買わないは個人の好みだが、ほろ酔い気分でこういう人たちとの交流を楽しむのも野毛の楽しみ方の一つなのかも、と思った平日の夜でした。
―終わり―
bubukaさん
2014年04月12日 10時58分
笑顔があまりにも怖く宗教的なものかと思ってました(笑)