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号泣しながら首都高を走った。 横浜愛満載の「横浜マラソン2018」レポート

ココがキニナル!

マラソン素人のライター・ツノオリが横浜マラソン2018でフルマラソンに挑戦! 42.195kmの道のりで感じた横浜愛をお伝えします

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2018年11月02日

ライター:はまれぽ編集部

ようこそ首都高へ・・・
 
特に大きな問題もなく折り返し地点の横浜南部市場を通過。
 


いよいよ未知の世界へと足を踏み入れる(撮/ツノ)


首都高へ入る前にストレッチをする人が多数(撮/ツノ)

 
ここまで足を止めている人やストレッチをする人は多くなかったが、首都高を前に気合を入れるランナーさんが目に付く。

まさかこの光景が序章だとは思いもしなかった。
 


ようこそ・・・(撮/ツノ)

 
上記の写真を機に、写真の数が急激に減った。

そう、27km地点を越えたあたりで突然足が動かなくなったのだ。今までに感じたことのない痛み、太ももからふくらはぎまで小型爆弾を埋め込まれ、足を地面につけるたびに1つずつ爆発していくような感じだ。
前半飛ばしすぎたためか、足の甲と足首にもズキズキとした痛みが襲う。

ストレッチを繰り返しながらなんとか2kmほど歩いてみたが改善する予感は皆無。どんなに頑張っても足が前に動かないし、限界をとっくに超えている痛みに「途中棄権」の4文字が頭の中をよぎる。
私よりも経験がありそうなランナーの皆さん達も次々とコースをそれてストレッチを始める様子を見て、これは本当に過酷なコースなのだとゾッとした。
 


粋な応援メッセージが励ましてくれるも、心は9割折れていた(撮/ツノ)

 
「あぁ、もうこれは『横浜マラソン2018、途中棄権したらどうなる?』って記事に転向するべ・・・」と気持ちを仕事モードに切り替える。
 


道路脇に捨てられていた紙コップに自分を重ねた(撮/ツノ)

 
「次の給水所まで行ったら終わりにしよう」と誰に言うともなく呟き、折れた心と足を引きずりながら歩く。
 
 
地獄に仏
 
次の給水所(第13給水所)まであと数メートルというところで突然、聞き慣れた音楽が響く。私の大好きな、映画『グレイテスト・ショーマン』の『This is me』だった。
そこで奇跡が起きた。

「嘘でしょ、足が動くんだけどぉぉぉ~・・・(涙)」

給水所のゴスペルパフォーマンスが一瞬にして足の痛みを消し去ってくれたのだ。涙が溢れて止まらなくなり、涙の量に比例して足の痛みも和らいでいく。ゴスペルのメンバーに見送られ、約29km地点から31km手前ぐらいまで号泣しながら歩いた。
 


佐川急便のお兄さんたちの頼もしい背中や(撮/ツノ)


本牧市民プールを撮影する余裕もできた(撮/ツノ)

 
音楽の力で心身ともに生き返ったツノオリは、約2時間かけて首都高を脱出することに成功。
 


首都高出口では半数のランナーが歩いていた(撮/ツノ)

 
非日常の世界を楽しむことができる、それは大いに結構だ。でもやっぱり、首都高速は車が走る場所であって人間が走る場所ではないと実感した。
 
 
我慢のB突堤
 
どこへ消えてしまったのか、先ほどの痛みが嘘のように走れる。このまま行けば何とかゴールできそうだと安堵したのもつかの間、まさかの試練が待ち受けていた。
 


我慢のB突堤

 
写真左は横浜港シンボルタワーを目指すランナーたち、右はすでにシンボルタワーを折り返してきたランナーたちだ。首都高並みに先が見えなくて、折り返し地点がはるか遠くに感じる。すぐ隣を走るランナーさんたちがうらやましくてしょうがない。

先にシンボルタワー付近で待ち構えていた編・小島によれば、ツノオリが到着する20分くらい前に第15給水所で崎陽軒の「昔ながらのシウマイ」がふるまわれていたそう。
 


いいなぁ~!!!

 
シウマイにはありつけなかったが、ようやっと折り返し地点にたどり着いた。
 


小島の顔を見てホッとして、ストレッチ

 
沿道ではちょくちょく飴やバナナ、ピクルスっぽいものなどを差し入れてくれる方々がいた。ラッキー給食も嬉しいけど、市民の皆さんの優しさに触れられる瞬間は何ものにも代え難い。
 


飴ちゃんいただきます! ありがとう!

 
給水所では一口おにぎりやバナナ、オレンジ、アンパンなどが用意してあったが、個人的にはそういった類のものを食べる余裕がなく、塩分タブレットや飴、干し梅などをポケットに詰め込んで定期的に口へ放り込んだ。そして、水がうまい!
 


スポーツドリンク→水の順で飲む

 
 
声援とハイタッチは一番のエネルギー!
 
37~38km地点までくると、 往路でも応援してくれていた人たちの顔が目に留まり、気付けば走り出していたツノオリ。
 


「あと5km切ってます!」


「ナイスラン!」


「頑張れ!」

 
声援とハイタッチラッシュでゴールまでのエネルギーをチャージ。小島が撮影した写真を見て驚いたのは、応援してくれていた人たちがハイタッチの後も笑顔で背中を見送ってくれていたこと。合わせた手から大きなパワーをいただいていたことに改めて感謝する。

また、ランナーさんからも「お、はまれぽ!いつも読んでるよ、頑張ってね!」「『はまれぽ』って何かのサイト?」と優しく声をかけていただいた。
 


「初めてでフルマラソンってすごいね、レポート楽しみにしてるよ!」

 
 
ラストスパート
 
残り3km地点までくると前方にマリンタワーが見えてきた。
 


ふたたび銀杏トラップ(撮/ツノ)

 
最後の給水パフォーマンスはチアダンス。コブクロの『君という名の翼』に乗せてチアの子たちが「頑張ってください!」と声をかけてくれる。
 


このあたりでまた涙が出てきた

 
「あと少し、あと少し」と自分に言い聞かせるように走る。よく知っている場所だからか、いつもは近く感じる距離が遠い。でも前に進むしかない!

横浜赤レンガ倉庫が見えてきたあたりで足に鈍痛が走る。残り1kmちょっと、ゴール間近ということもあってか観客の数も増えている。「ここまで来たんだから、あともうちょっと頑張って走って!」と力強い声援を受けるが、もう歩くだけでも精一杯。

でも、なんとかなんとか頑張って・・・。
 


5時間57分でゴールゲートをくぐりました!

 
ゴール前で待ち構えていた編・小南に「はい、一枚ください!」と言われるも、
 


「無理っす」

 
ゴールした流れで倒れるように座り込む人もいれば、感動で目に涙をためている人もいて、数分してゴールした実感が沸いてきた。

ゴールの先では飲み物やメダルを受け取る人々が列をなし、完走をじっくりと噛みしめる暇もなく混雑に巻き込まれる。
 


2018年大会の完走率は92.3%

 
海風に吹かれながら、「そういえば一度もトイレに行かなかったなぁ」「一口おにぎり食べとけば良かった」「今日は絶対にビールを飲む」などと頭の中で42.195kmを振り返る。ウェアに塩の跡がついているランナーさんの背中や外れたかけたテーピングを見て、胸がギュッとなった。
 


メダルはスタッフさんが首にかけてくれました

 
 
 
横浜マラソンを終えて
 
42.195kmの中で、トータル100人近くの方とハイタッチした。初心者の私が完走できたのは、間違いなく皆さんからの声援があったから。
 


応援の力は無限大です

 
「頑張れ!」
その言葉に何度救われただろう。社会の荒波に揉まれ少々人間不信だったのだが、もう一度人間を信じてみようと心に決めた。
“来年も参加したいか?”と聞かれたら即答はできないが、しっかりと体を作ってもう一度皆さんの声援を受けながら走ってみたいとは思う。

また7割ぐらいが男性ランナーだったが、実際に走ってみて横浜マラソンは女性にとっても優しい大会だと感じた。給水所も多く、ところどころに細やかな気配りもあって、何より市民の皆さんの応援が本当に素晴らしかった。
もしフルマラソンに興味があって参加しようかどうか迷っている人がいれば、万全に準備をした上で是非挑戦してほしい。
 


アイラブヨコハマ!

 
横浜マラソンを完走できたという達成感を胸に、これからも横浜の魅力を伝えられるよう仕事に励みたいと思います。
声援を送ってくれた皆さん、 横浜マラソン2018に参加されたランナーの皆さん、そして大会を支えてくれたスタッフの皆さん、本当にありがとうございました!
 
 
限界を突破した足のその後
 
走り終えた瞬間はアドレナリンがドバドバ出ていたせいか、そこまで痛みを感じなかったが、その日の夜は膝の間接が痛くてほとんど眠れなかった。
翌日は、膝の痛みに加えて太ももの筋肉痛と足首の痛みで階段の昇降ができない状態。寝ていても座っていても無痛で体を休めることは困難だった。

ほかにも深く息が吸えなかったり、日焼けで顔が真っ赤になったり、股や足の指と指の間、脇などもこすれて赤くなっていたのでオロナインを塗りたくる。個人的には唇の乾燥も気になった。

何とか歩けるまでに2日かかったが、翌日から仕事があったランナーさんもいただろう。そう思うと、やはりその場しのぎの準備では体に相当な負担がかかることを学んだ。

来年の「横浜マラソン2019」は、2019年11月10日の開催。挑戦を決めている方は、今から準備を始めても遅くない!
 


編・小島も16km走り回りました

 
ちなみに風呂上りのビールは最高に美味しかったです!(結局胸がいっぱいで飲みきれなかったけど)
 
 
ー終わりー
 
 

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  • 私もフルマラソンを走りました。読んでいたら様々な場面が思い出され、疲れや痛みですらよみがえってきました(笑)辛さや苦しさが声援で溶かされていくような感覚は走った人にしかわからないでしょう。少し時間が経つと、リベンジしてやろう!という気持ちになると思いますよ。

  • ラン、特にフルマラソンは心が解放され、自分との真に素直な対話が続きます。そんなところにThis is me. 号泣以外、どんな表現があるのでしょうか。くだらないコメントで渾身の素晴らしい記事を汚さないでもらいたい。

  • 号泣してたらとても走れないだろう。比喩の範疇を外れてると思う。言葉の使い方が不適切では?

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