新たな街の魅力に出会って。はま旅Vol.28「十日市場編」
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第28回は、住宅街のイメージが強い十日市場駅。そこには新たな町の魅力が生まれようとしていた。
ライター:ワカバヤシヒロアキ
JR横浜線の十日市場駅。
名前からは、賑やかな雰囲気も感じられるが、長津田と中山に挟まれたちょっとおとなしい駅だ。
到着したのは平日の午前11時過ぎ。最近のはまれぽでは、ノンジャンルに記事を担当し、得意分野が何なのか分からなくなったワカバヤシが十日市場をナビゲートする。
眠そうに見えるが実際、毎日こんな顔
インド料理のお店を発見
お昼間の到着ということで、取り敢えずランチができるお店を探すことに。
駅南側の広場を見る限り、良さげなお店が無い
駅前広場から、南側へ歩いてみると、ランチで賑わうインド料理屋さんを発見した。
GOA(ゴア)というインド料理のお店
店内に入ると、中は十日市場の奥様方でほぼ満席状態。
とりあえず一番オススメだというインドカレーのゴアランチ(890円)を注文した。
混み合っていた割に意外にも早く出てきた。さすがカレーだ。
数種類のカレーから一つ選ぶシステムなので、チキンカレーをセレクト
セットには、チキンのスープカレーにサフランライスがついてきた。
希望によってナンに変更することも可能だ。
がっつくように食べた
店長さんを含めてスタッフの方は全員インド人。かなり本格的なインドカレーだが、実に食べやすい。
変な癖もないので、誰でも気軽に食べられるはずだ。
ちなみに、店長さんに写真をお願いしてみたが断られてしまった。残念…。
十日市場の里山へ
カレー屋を出てさらに南へ歩くと、立派な日本家屋に遭遇した。
にいはる里山交流センターと呼ばれる場所だった
早速足を踏み入れると、迎えてくれたのは事務局長の原さん。
打合わせ中にも関わらず対応してくれた
ここは、古くからこの地域に住んでいた奥津家の人々から寄贈された施設。
旧奥津邸とも呼ばれ、今は里山を訪れた人のビジターセンターとして横浜市が管理運営している。
休憩所としても利用することも可能
現在、この隣に陶芸体験などができる工房を建設中だそうで、早ければ来春から利用できるとのこと。
「横浜と言うと港のイメージが強いが、緑に溢れる横浜も堪能してほしい」と原さんは話していた。
ならば、このまま森を覗いてみよう!