横浜市営地下鉄での傘の忘れ物はどのくらいあるの!?
ココがキニナル!
梅雨の時期だと、電車の中に傘の忘れ物が結構ありますよね? そこで、横浜市内を走る電車で、傘の忘れ物は1日当たりどれ位になるのかを調査お願いします(彩雲さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
横浜市営地下鉄内で傘の忘れ物の年間の平均は1日約25本、梅雨の時期には約50本ほどになる!
ライター:はまれぽ編集部
傘と忘れ物たちを訪ねて湘南台へ
中丸さんにお話を伺ったあと、その足で保管場所があるという湘南台駅まである忘れ物たちに会いにいくことに。
高島町から湘南台へ移動中、忘れ物がないか無意識に車内を見まわしてしまう。快晴なだけに傘を持っている人も見当たらない。暖かい車内でうとうとしながら約30分。湘南台駅に到着。
市営地下鉄の終点、湘南台
改札を出て、すぐの事務室を訪ねると、駅員の皆さんが元気に迎えてくださった。
快く対応してくださった湘南台駅駅員の須田さん(左)と根本さん
梅雨の時期の傘の忘れ物件数について訪ねると、6、7月だと平均1日50本近くあるそうだ。やはり、パソコンに入力する前には、これだけの量があるのか。
降り始めるとすぐ傘の忘れ物が出てきて、「一度事務室で乾かしてから保管するので、梅雨の時期は事務室に傘の花が咲くんです」とユーモアたっぷりに話す須田さん。
傘の花が咲く事務室を想像しながら、傘が保管されている倉庫をみせてもらうことに。
事務室を出て、改札を過ぎて少し歩くと、駅員さんたちの仮眠室がある。その廊下の奥に倉庫はあった。
おお! たくさんの傘たち
ここにあるのは、1年で集まった約800本の傘たち。
1束20本に束ねられている
まだ、使えそうな傘は局内のイベントなどで100円で販売しているが、それ以外の汚れたり、壊れたりしている傘たちは1年に1回、産廃処分している。「最近は傘の値段が安くなっているので、簡単に忘れてしまうのでしょう」と須田さん。
実際、高そうな傘に関しては問い合わせもあるそうだが、ビニール傘の忘れ物の問い合わせは少ない。しかし問い合わせがあるだけ、まだまだ捨てた世の中じゃないなと思ってしまう。
事務室に戻り、傘とは別の忘れ物が保管してある部屋を見せてもらう。
ここにもいた、傘たち。きちんと数日分ごとにまとめられている。
梅雨の時期だと、ここから溢れだすそうだ
季節の変わり目に多い上着やマフラーの忘れ物
おっと、これは、クッション?
あらあら・・・アンプまである
これは、大変だ・・・赤ちゃんが困ってしまう
貴金属に関してはきちんと1週間に1回警察に届けるまで、鍵つきの金庫に保管されていた。
ちなみに忘れ物についての問い合わせ件数は1日30件ほど。
最近の忘れ物で多いのは、スマートフォン。携帯よりサイズが大きくなったので、ポケットに入らず座席に置いたまま忘れてしまうことが多いという。
最近、よく忘れられるスマートフォンたち※写真はイメージです
最後に、忘れ物が多い時間帯について訪ねると、「週末や、給料日あとの夜、月末、年末などの終電は忘れ物が倍増します。本人だけが消えて、正体がわからないカバンなどがよく出てきます」と須田さんは最後まで明るく元気に対応してくれた。
取材を終えて
梅雨の時期6、7月の傘の1日の忘れ物の数は約50本近く、そのうち登録されているのは、25本。半分近くの人が取りに来るということだろう。
忘れ物をした際は、地下鉄各駅にお問い合わせをすると対応してくれる。
忘れた! と思ったら、一度問合わせしてみてはいかがだろうか?
<横浜市交通局 忘れ物のお問い合わせ>
http://www.city.yokohama.lg.jp/koutuu/guide/
忘れたことは仕方がないが、その後どうするかで忘れ物のたちの行方も変わってくるのではないだろうか。
みなさんはいかがだろうか? 傘を忘れたら、あきらめますか? それとも取りにいきますか?
筆者が訪れた日の忘れ物たち
―終わり―
はまっこさん
2013年03月30日 15時15分
以前区民まつりで傘を見ましたが、どれも錆が出てました。干しているみたいですが、まとめて保管しておくと錆が移ってくるのでしょうか。
雲葉 @since1992さん
2013年03月30日 12時48分
私の勤め先のスーパーでは雨になると傘が飛ぶように売れます。電車で忘れてきて買い直す人も多いのでしょうか。100円のなんぞ置いてないので小さくない出費とは思いますが。もちろんというか買ったものを忘れていく人もいらっしゃいます。特にカゴを、袋詰めする台に置きっぱなしにする人は確率が高いです。お気をつけを。