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横浜スタジアムのスタンドが急勾配なのはどうして?

ココがキニナル!

ハマスタの観客席はなぜ勾配が急で間隔が狭いの?(トランプさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

法規をクリアしつつ客席数を確保するため、苦肉の策であの角度になった!

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ライター:田中 大輔

建ぺい率問題をクリアするための30度



ファンから賛否両論の意見をもらえたところで、球場を運営している株式会社横浜スタジアム 業務管理部の馬場氏に話を伺った。
まず、実際にハマスタの客席の傾斜はきついのか、と尋ねてみると、馬場氏はあるデータを見せてくれた。

 


30度はかなり急
 

これは観客席の断面図で、オレンジでマークされた「30度」は、観客席の最大傾斜角。比較のためご近所の神宮球場に問い合わせてみると、神宮は内野席前方が約13度で外野席はそれより少しきつい程度とのこと。内野後方は約28度と急だが、それでもハマスタには及ばない。

では、なぜ急角度に設計したのか。その理由について質問すると「建ぺい率の問題ですね」との答え。建ぺい率とは、敷地面積に対して建築物が占める割合のことだ。

一般の建物も建築基準法に沿っていろいろと取り決めがあるが、ハマスタは横浜公園の中に立てられているため、都市公園法という法律が関わってくる。この法律では、公園内に建てられる建造物の建ぺい率を規定していて、あれ以上大きくできない事情があるのだ。

その部分をクリアし、かつ集客数も考慮してできた今のスタジアムは、地上部分から外に反るように――つまり、おちょこ型に広がっている。これは建ぺい率が地上部分の面積で測られるためだ。
 


外側に広がる外壁(こちらは60度)。奥の照明等は敷地ギリギリにあるのも分かる


つまり平たく言うと、あれ以上大きくすると法律に引っ掛かるので、客席数を確保するために傾斜を強くしている、というわけだ。ちなみに、楽天が使用するKスタ宮城も同じ理由で観客席が少なかったりする。

客席を増やすならもっと上に伸ばしたら?とも思うが、ハマスタは公園の隅に建てられているため、これ以上広げると敷地からはみ出してしまうため不可能なのだ。

 


残念ながら馬場氏は撮影NGだった
 

そんな事情で急勾配になっているのだが、これまでに酔っ払った人が転んだくらいで、傾斜が原因となる大きな事故は起きたことがないそうだ。その理由として挙げられるのが、安全対策。

例えば、スタンド内での移動をなるべく減らすように、通路内の階段で各自の席へ最短でアクセスできるようになっていたり、R字型の手すりを多く設置したりと、当然ながら事故が起きないように工夫がなされている。

ちなみに、増設は無理と言われ続けてきたハマスタだが、都市公園法が改正され、建設可能な面積が5%増えた。これを受けて、具体的な計画はないものの、外野席の増設の可能性も生まれている(内野側は公園からはみ出すので×)。そのほかにも、外壁の斜辺の下部分に4メートルほどのスペースを確保して、売店を増設する案もあるそうだ。



取材を終えて



実は、この建ぺい率の話はベイスターズファンの間では知られた話。取材でも「建ぺい率でしょ」という人がいた。筆者も聞いたことがあったので、やはりという感じだった。

意外だったのは、これまで傾斜が原因になった事故が起きていなかったこと。安全対策の効果はもちろん、傾斜がきついことでかえって「気を付けよう」という意識が高いのではないだろうか。


―終わり―
 

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  • 外野席の増設も良いですが、プロ野球の本拠地で一番狭い球場なので可能ならばグラウンドを広くして欲しいですね。広くすれば投手もホームランをあまり気にせず楽に投げられるし。

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