横浜市外からやってきた!逆輸入系・家系ラーメン店を探せ!!~横浜の家系ラーメン全店制覇への道 番外編・壱
ココがキニナル!
「家系ラーメン全店制覇への道」 今回お送りするのは番外編として、横浜市外から横浜にやってきた家系ラーメン店「きたくり家」「武虎家」「町田商店横浜店」の3店舗を一挙レポート!!
ライター:はまれぽ編集部
あの名店が横浜に進出!! 「町田商店・横浜店」
最後に向かったのは横浜駅きた西口から徒歩8分ほどにある「町田商店・横浜店」。名前を見てピンときた方も多いかと思うが、同店は東京都町田市に本店を構える「町田商店」の系列店。また、この系列には以前紹介した「綱島商店」がある。
さて店に入ろうか・・・と思った瞬間、店頭のちょうちんから見たことのある姿が。編集部・長谷川だ。どうやら以前食べた家系ラーメンの味が忘れられずに、今回の調査を尾行して回りこんできたらしい。
店の前で待ち構えていた長谷川。探偵になればいいのに
話を伺ったのは吉田直樹店長。同店のオーナーは磯子にある壱六家出身。独立後、2008(平成20)年1月に東京都町田市に「町田商店」を開店し、2013(平成25)年1月に「町田商店」ブランド2号店として同地にオープン。
家系ラーメン店は一日の売り上げが平均150杯といわれているが、同店の売り上げは一日に700杯というモンスター級の人気店ということがうかがえる。
元・格闘家の吉田店長。タカのポーズでキメ
使用している麺は「きたくり家」と同じブランドの増田製麺だが、その中でも中太麺を使用。これはどっしり濃厚スープとの絡みを考慮した結果、この麺になったのだそう。
店内は店員たちの元気な声が絶えず響いていた
レトロかつ雰囲気の良い看板
同店の特徴といえば綱島商店ゆずりの濃厚スープにある。しょう油のエッジ、チー油の甘さ、とんこつスープの濃厚さのバランスを考慮して創り上げたというこのラーメン。はたして、家系ラーメンとしてのクオリティは!?
見た目もMAX! 「ラーメン・MAX盛り」(880円)
それではいただきます・・・と箸を持とうとしたその節、「これは私のですー!」「最初に食べるのは先輩だろ!」と目の前から争い声が。
一杯のラーメンを取り合う両者。何してはるんですか・・・
結局、最初に食べる権利を勝ち取った長谷川
「これこれ! この濃厚さ! こういうのが食べたかったんです!」
あっけにとられるマーコ氏を横目に、愛おしそうに家系ラーメンをすする長谷川。マーコ氏の目じりにうっすら水滴が溜まっていたのはここだけの話。さて、今回最後の調査結果だ。
濃いのが好きなんです!
>家系マイスター・マーコ氏
綱島商店と基本ベースは同じながら、スープの濃度もしくは麺が異なるためか、若干“しゅう油の立ち”がこちらのほうが強い。しかしながら、高い次元での話であり、家系としてのレベルが高いことには変わりない。
>編集部・千葉
町田商店の横浜バージョン! 以前プライベートで本店に行ったことがあるけど、この系列店はクオリティが高いと思う。濃厚だけどバランスもしっかりしていて、麺との絡みも抜群。
>編集部・長谷川
(綱島商店と比べて)ちょっとしょう油が強いけど、バランスがよくて家系初心者の私でもぺろっとイケちゃいます。ライスが欲しくなっちゃいますね!
既食メニュー:ラーメンMAX盛り(880円)
ネタ度:★★☆☆☆(星2つ)
取材を終えて
今回は番外編として、横浜市外からやってきた家系ラーメン店3店舗を紹介してきた。次回からはまた通常に戻り、さまざまな切り口から特徴のある家系ラーメン店を紹介していく。
はたして次回はどんな店が登場するのか。乞うご期待!!
―次回に続く―
<取材協力>
神奈川のラーメンを盛り上げよう!会
http://kanagawa-ramen.net/
マーコの辛口ラーメンチェック
http://ma-ko64.com/