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ツガルさん、たくさんの思い出をありがとう! そして、安らかに

ココがキニナル!

野毛山動物園のツガルさんが亡くなられたそうです。どういった経緯で野毛山に来たのか等、調査してください。(南区のはまりんさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

1982年に青森から来園したツガルさんは、31年という長い間、数多くの人に愛された。献花台には、すでにたくさんの花束が捧げられていた。

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ライター:はまれぽ編集部

それぞれが語るツガルさんとの思い出



ツガルさんの展示場の前に設置された献花台には、すでにたくさんの花が捧げられていた。
 


献花台にすでにたくさんの花が(25日正午ごろ)
 

その横には、リンゴや黒砂糖
 

そしてツガルさんへのメッセージが書き込まれたノートが

 
熱心にメッセージを書き込んでいたのは、東京からやってきたという島美佳子さん。 
 


島さんと息子さん

 
当時、野毛山動物園周辺に住んでいたという島さん。幼稚園の写生大会でツガルさんを描いたという。
「色んな動物がいるなかで、なぜかツガルさんを選んだんですよね。昨年行われたバースデーパーティーのニュースを見て、そのことを思い出したんです。子どもを連れて行かなきゃと思っていた矢先、亡くなったというニュースを知って・・・。本当に残念です」

ツガルさんが同園に来たときからずっと、定期的に通っている山田まさ子さん。
いつもツガルさんから元気をもらっていたそうだ。
 


「たくさん泣いちゃったので」という理由で、山田さんは後ろ姿だけ撮影させていただいた

 
「名前を呼ぶと、まっすぐな目でじっと見てくれたんですよ。いつも、そうやって30分ほど“お話”して、ツガルちゃんから元気を貰っていました。ここ最近は忙しくて来られなかったんです。突然のことでビックリしました」
 
展示場の前に掲げられた写真をじっと眺めていたのは、瓦井康友さん、恵美さんご夫妻。
24日のニュースでツガルさんの死を知って、駆けつけたという。
 


瓦井ご夫妻

 
「まだ結婚する前・・・5年前くらいから、ツガルさん目当てに2人で通っていました。ツガルさんがいなくなってしまって、とても寂しいです。長い間、本当にありがとう。おつかれさまでした」

ほかにも、お花をもってくる人、思わず涙を流す人など、たくさんの人が献花台の前でツガルさんを偲んでいた。
 


ツガルさんの死を知らなかった人も、献花台を見て驚きながら立ち止まっていた




取材を終えて



人間にして120歳。大往生を迎えたツガルさん。
野毛山動物園で見られなくなってしまうのは寂しいが、賢くて愛らしいツガルさんとの思い出は決して消えることはない。
 


メッセージとともに捧げられたツガルさんの大好物、リンゴ
 

物販ではツガルさんグッズも販売

 
なお、献花台とメッセージノートは6月20日(金)まで設置される。また、近日中に追悼式も行われる予定。
 


ツガルさん、長い間本当にありがとう!



—終わり—
 
 

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  • ツガルさんは幼少期、破綻した観光牧場から両親は引き取られたものの、子供が生まれていることが引き取り先に知らされておらず、手違いから1頭だけ取り残され、7歳くらいまで野良状態で近所の人に食べ物をもらって生き延びてきたと以前新聞で読んだ記憶があります。できればこの事にももう少し触れてもらえたらなお良かったかと。苦労しながらも長生きしてくれたツガルさん、ほんとうにありがとう!

  • ツガルさん、どうぞ、安らかに、お休みください。31年間、お疲れ様でした。

  • ツガルさんを見に行ったのは確か2~3年以内(?)ご長寿のラクダがいるっていうので是非見たくて行ったのです…ツガルさんに「また、会いに来るからね!」って。。。それが最初で最後となってしまったなんて悲しいよ~はぁ、この記事見たら泣けました(T_T)

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