見たらしあわせになれる!? 京急イエローハッピートレイン誕生の経緯を徹底取材!
ココがキニナル!
5月から運行を開始した京急イエローハッピートレインの運行に至るまでの経緯を教えて。違う色の候補はあった?/頻度は?(nobbysさん/miyukidさん/はんちゃんさん/きよたんさん)
はまれぽ調査結果!
京急イエローハッピートレインは黄色い保守車両を見たら「幸せになれる」という鉄道ファンの噂から運行開始。今後ほかの色の電車が走行するかは未定!
ライター:松宮 史佳
「京急イエローハッピートレイン」はいつ見られるの!?
京急の在籍車両は796両(7月末現在)。そのうち、 “ハッピートレイン”の車両はわずか8両。また、128編成(車両を組成したもの)のうち、わずか1編成しかなく、ざっと計算すると、“ハッピートレイン”が在籍車両に占める割合は「1%」と激レアなのだ!
“ハッピートレイン”を見ると、「ホームで歓声が上がる」「子どもたちが手を振る」など、沿線利用者や鉄道を愛する人々からも大好評!
“ハッピートレイン”は早くも人気者に!
が、しかし! 「いつ走るのかわからないのでは・・・」と思い、飯島さんに聞いてみると、前日または当日の運行スケジュールは運行日前日の14時以降に「京急ご案内センター」で聞くことができる、と教えてくれる。これはありがたい! 1日に「京急イエローハッピートレイン」が走る本数は日により異なるが、多い時で12~15本ほど。運行区間は品川駅から三崎口駅がメイン。
横浜駅の下りホームで「ハッピートレインを撮影しに来た」という親子連れに遭遇
前日に「京急ご案内センター」に問い合わせし、「運行スケジュールをチェックした」とのこと。
と、ここで“ハッピートレイン”は「西武鉄道の電車と似ているが、何か関係があるの?」という松宮の知人による質問を尋ねる。すると、多くの鉄道ファンから同様の声が上がったため、“これも何かの縁”と京急から西武鉄道にラブコールを送り、コラボが決定!
2つの電車を見比べてみると・・・確かに似てる!
京急が“ハッピー(しあわせ)”ならば西武鉄道は“ラッキー(幸運)”! と、いうことで西武鉄道の9000系車両に京急のシンボルカラー・赤を塗装して白いラインを入れ、縁起のよい「紅白」をイメージ。「幸運の赤い電車」として7月19日より運行が開始された。
「京急×西武鉄道」のユニークなコラボ!
イベントも開催中(8月31日まで)
京急&西武線沿線での「ハッピー&ラッキーなスポット」とエピソードを募集する、とのこと。
・・・“ハッピー”や“ラッキー”、日本伝統の“紅白”など、「とにかくめでたい感じ」
「“しあわせ”は思わぬところにも広がっている」と確信した松宮。
今後のイベントは!?
続いてほかのキニナル投稿にある5月25日に行われた「京急ファミリー鉄道フェスタ2014」について伺うことに。同イベントは「株式会社京急ファインテック久里浜事業所」にて開催された“京急車両工場を年に一度公開する”というもの。1万人以上が参加し、大きなにぎわいをみせた。
当日は家族で車掌さんの役割を学ぶ「京急車掌さん学校」や花で京急のイメージキャラクター“けいきゅん”をつくる参加型のイベントなどが開催され、多くの人々が楽しんだという。
花でけいきゅんをつくる参加者
きれいな花々でつくられた“けいきゅん”がかわいい!
イベントでは保存車両の車内提示や「京急イエローハッピートレイン」など、新塗装の車両が登場。
“黄・青・赤”の3色カラーが並ぶと華やか!
(写真は左から)新1000形「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」・600形「KEIKYU BLUE SKY TRAIN ANA塗装」・2100形。
京急のイベントは独自性があり、とっても興味深い! 「今後のイベント」について聞いてみる。近々だが、8月23日にニッポン放送ラジオ番組「“大谷ノブ彦キキマス!”とのコラボイベントが三浦海岸で開催される」と飯島さん。イベントでは、京急川崎駅から三浦海岸駅まで臨時電車『京急「キキマス!」トレイン』を運行。海の家でもイベントを開催するというので見逃せない!
ニッポン放送ラジオ番組「大谷ノブ彦キキマス!」とのコラボイベントを開催
8月30日にはなんと! 20歳から40代までの独身男女300人が集う婚活イベント「しあわせの黄色い電車『京急』でTHE 鉄コン! in横須賀」を開催。3月に開催した時には男女200人が参加した。だが、大好評だったため、今回は「300人が参加する予定」で“すでに満員”という盛況ぶり!
・・・鉄コンがどんなイベントなのか!? ものすごく“キニナル!”
運行開始から約3ヶ月。すでに多くの人々にしあわせを運んでいる「京急イエローハッピートレイン」。しかし、運行は「3年間の期間限定」。なので、期間内に見ておきたい!
取材を終えて
以前、取材中に偶然「京急イエローハッピートレイン」を見ることができ、大興奮した。その時はまさか、自分が取材できるとは思ってもいなかった。だが、取材することができ、とてもうれしい。
京急というと“赤”。そのため、“ハッピートレイン”を見た時はその異質な姿にとても驚いた。だが、以前から走行している「黄色い電動貨車が発想のきっかけ」と知り、突如生まれたのではなく、「京急の歴史を受け継いだものなのかもしれない」と思った!
みんなに笑顔を運ぶ「京急イエローハッピートレイン」また見たい!
―終わり―
くるくるさん
2018年02月07日 19時54分
ハッピートレイン、ワクワクしますね。実は私、静岡出身でして、伊豆箱根鉄道でもハッピーイエローの電車が走ってます。詳しくはわかりませんが、西武鉄道さんと関係があるらしく、目撃すると幸せになれると言われてます。
能鉄拳台さん
2018年02月07日 12時53分
赤に黄色に青。何処かのいかがわしい宗教団体みたい。
デス男さん
2017年12月20日 07時24分
えっ、未だにアレをハッピーだなんて思っているヤツがいるのかよ。本当に平和ボケしたな日本は…オレはあのクレージーイエロートレインを見る度にブルーな気分になる。あの電車に乗ったら、松沢病院に行くんじゃねぇかと不安になる。