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センター南東急SC内、「場違い」な謎の石像がいる洋食店「鶴と亀」に突撃!

ココがキニナル!

センター南の東急SCにある洋食屋さん「鶴と亀」、メニュー陳列棚に、謎の和風石造?が。福助人形に似てます。場違いすぎますし、微妙に邪魔です。あの石造は何? (オオバさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

骨董好きの社長が買ってきた福助の石像で名前は福ちゃん。千客万来を唱えて、お客さんを呼び込んでもらうべく店先に置かれている

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ライター:クドー・シュンサク

場違いでも微妙に邪魔でも福ちゃんなワケ



福助でありました、この石像。叶福助であり、福ちゃんでありました。
 


それでは
 

店内で
 

お話をお伺い


15年前、こちらのお店にやってきたという新井さん。現「日本の洋食 鶴と亀」の前身である洋食屋のころから厨房を守り、店を切り盛り。その当時から福ちゃんは店の前にいたという。

福ちゃんは、「鶴と亀」を運営する際(きわ)コーポレーション株式会社(資本金:5億4106万円、従業員数1365人)の代表取締役、中島武さんの「骨董好き」という趣味のもと、それぞれの運営店舗に置かれているさまざまな石像やオブジェの一つなんだそう。
 


「鶴と亀」の前身は「鶴亀グリルキッチン」という屋号で10年間営業


今から約5年前に現在の「鶴と亀」に屋号を変え、引き戸のレトロな洋食屋の風情からカジュアルで親しみやすい雰囲気に変わったという。
新井さんはグループ内のほかの店舗で勤務することになった後、3年前にここへ戻ってきた。その時に石像がまだあることに少々感動したという。そしてこう言ったようです。
 


「あっ、福ちゃんだっ」


店の屋号も雰囲気も変わったが、開店当時から店の繁盛を祈願した石像の福ちゃんは、社長をはじめとするスタッフが皆「福ちゃんはこのまま」と、口をそろえたという。
店名の「鶴と亀」は日本の縁起物で親しみやすいという理由と「千年万年」にかけた「千客万来」を福ちゃんに祈願し、現在の繁盛店になるまでを築いた。
 


「福ちゃんが昨日いなくなっててですね・・・」


取材前日の朝、いつも店の前にいる福ちゃんが朝来るといなかったと話す新井さん。
単に、ショーケースの中にいただけだったが、新井さんは福ちゃんがいつもの場所にいないと相当「焦った」という。それほど、「鶴と亀」には福ちゃんはなくてはならない存在であり、新井さんはショーケース福ちゃんより店先福ちゃん派と続けた。
 


鶴と亀の味をいただくことに
 

調理をする新井さんから興味深い話を聞いた


店内。テーブルにチェックの格子柄のクロスが。よくある洋食屋のスタイル。しかしそれが緑で施しているのはなぜか。
亀の甲羅をイメージしているらしい。
 


甲羅です


店内の壁がうっすら緑色なのも「ミドリガメなんてイメージしてみた緑です」
 


こだわり。そして鶴と亀の料理にもこだわり


規模が大きな会社が運営しているので出来合いに手を加えた料理だと思われがちだが、ハンバーグは一から手ごね。デミグラスソースもカレーもすべて手作りのスタイル。
新井さんが一手に仕込みからすべてのレシピと調理を手掛ける。
 


ますは名物デミグラスハンバーグ(ごはん・みそ汁付 1177円/税込)


手ごねで一から作られたハンバーク。肉の食べごたえとジューシーな肉汁、そして甘く香ばしいデミグラスソースは一口で「なつかしい、美味い」となる昔ながらの日本の洋食の味。茶碗のごはんとみそ汁によく合う、最後まで食べ飽きない日本人の口に合うハンバーグ。美味いです。
 


そして人気メニューのチーズチキンカツセット(1058円/税込)


1枚肉の鶏の胸肉を2枚に開き、パン粉は軽く一度づけし、サクッと食べやすい仕上がりに。そこへデミグラスソースと2種のチーズを白ワインでソースにしたものをたっぷり。
その下にはナポリタンがたっぷり、そしてその横にはピラフが1人前というボリュームがありすぎる一品。

美味しくてお得な、贅沢セットです。手作りの洋食は、やはり美味い。
 


ねぇ、福ちゃん


家族連れの方々のお子様に、よく福ちゃんは抱きつかれるそうです。
それが奏して、入店する家族も多いとのこと。



取材を終えて



石なので、ちょっと顔はこわかった福ちゃん。
微妙に邪魔かどうかは、新井さんが笑っていました。


―終わり―


鶴と亀 港北東急百貨店
住所/横浜市都筑区茅ヶ崎中央5-1 港北TOKYU ショッピングセンター5F
電話/045-944-5010
営業時間/11:00~22:00
定休日/不定休(施設に準ずる)
 

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  • フクちゃんは「鶴と亀」の看板的役割を担(にな)ってますよ。

  • 本当に福助人形だったのですね。無着色の石造だと、何か違う雰囲気にも思えたのですが・・・それにしても、「福ちゃん」の名前のインパクトは絶大ですね。今後、別の福助人形を見ても、「福ちゃん」と呼んじゃいそうです。店長さんの「福ちゃん」への愛が良く分かる、とても楽しい記事でした。どうもありがとうございました。

  • このフロアで数年働いていたのに福ちゃんの存在に気づかなかった!調理スタッフが足りないのか、土日は入店制限かかってますよね!ご苦労さまです!

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