安全性重視の岡村めぐり

　

めぐりやすいようにルートを赤ペンでチェック！

今回めぐるルートは以下のとおり。

（1）磯子駅→（2）天神前バス停→（3）岡村交番でゆずマップを入手→（4）小笠原文具店→（5）仲久保公園→（6）旧銭湯千代作館→（7）小林商店→（8）元5丁目ローソン→（9）笹掘りバス停→（10）磯子駅

小林さんが教えてくれた約2.3kmのコースをゆっくり歩いて40分でめぐっていく。
　

岡村交番前の交差点。道幅が狭い道路をバスが通る
　

小林さん推奨ルートは歩行者、自転車専用道路もある

バス通りは幅員が狭く歩いてまわるには注意が必要だ。極力通らなくてもいいよう、安全性を重視したルートである。
各スポットの様子は2011（平成23）年8月の記事「ゆずの岡村ムラムラブギウギに登場する所は今どうなっているの？」にも詳しく掲載されているのだが、今回筆者があらためて回ってみると最初に訪れた小笠原文具店のシャッターが閉まったままだった。
　

「（4）小笠原文具店は文具はなぜか奥にしまってあるよ♪」

近所の方にお話を伺うと、一昨年暮れにお母さんが亡くなり、残念ながらお店は閉店していたという。ほかのスポット様子は下記のとおり。
　

（5）住宅地の中にポツンとある仲久保公園
　

（6）銭湯の千代作はマンションに
　

（7）小林商店は5年前に閉店。お母さんは写真NGでしたがご健在です
　

（8）五丁目ローソンは歯科医院に

　

ゆずっこメニューをいただきます♪

岡村めぐりでお腹がぺこぺこ。〆はゆずっこメニューを展開しているとんかつ屋さん、1967（昭和42）年創業の美とんさくらい岡村店におじゃました。
　

天神前バス停目の前。ゆずの壁画がある岡村天満宮への地図も
　

壁にはゆずのサインも！

お話を伺ったのは堀内強美（つよみ）さん。堀内さんは会長としてゆずや若手ミュージシャンの応援はもちろん、岡村に来たゆずファンをサポートする「かぼすの会」を2009（平成21）年に立ち上げ、そのころにゆずっこメニューが誕生したそう。
　

食事をしない「ゆずっこ」のために「ゆずおしるこ」もラインアップ
　

ゆずかまやきチキンカツ定食（980円）定食はご飯、みそ汁、キャベツがおかわり自由！
　

チキンの中にはチーズがとろ～り♪

サクッと小気味よい食感の衣からふんわり柔らかいチキンに到達。
柚子の香りがするタレに付けるとさっぱりして相性抜群だ。

堀内さんが長年の研究を重ねて完成した「釜焼き」は余分な油がぬけるので、食後は全くもたれないし胸焼けなんてもってのほか。でも「オレはカツを食べたんだぞ」という満足感で満たされ岡村めぐりは終了。ごちそうさまでした。

取材を終えて

わたし、ライター・万田は今回が『はまれぽ』におけるデビュー戦。その記念すべき第一歩が、いきなり警察署への取材。不安だらけで眠れぬ夜をいくつ数えたものか・・・。

しかし、案ずるより産むがやすしきよし！　行く先々で多くの方々が温かく迎えていただきました。残念ながら、文字数の関係で記載できなかった部分も多々ありますが『ゆずマップ』には『ゆず』や『ゆずファン』への思いがたっぷりと詰まっていると確信。ゆずファンはもちろん、そうでない方もこの温かい街でゆずマップ片手に「岡村めぐり」してみてはいかがだろうか。
　

歩いてめぐるからこその出会いや発見がある

最後に、川崎警察署の小林さんからご紹介いただいた「ゆず」ではなくご本人が関わっているCDをいくつか。
　

ジャケットデザインはなんと小林さんが手がけている

エメロンシャンプーのCMをベースにした振り込め詐欺防止ソング『振り込まないで』とアニメ『タッチ』の歌をベースに、ひったくりを防止ソングとして作られた『街角デンジャラス』の2枚。

2014（平成26）年の神奈川県における振り込め詐欺被害額は42億3200万円。川崎警察署の生活安全課でCDを貸し出しているので、どんどん流してもらい少しでも被害を食い止めたいとおっしゃっていた。

いつか「ゆず」が小林さんとタッグを組んで犯罪防止ソングをリリース・・・なんて日が待ち遠しい。


―終わり―
　

美とんさくらい岡村店
住所／横浜市磯子区岡村2-11-4
電話番号／045-753-9090
営業時間／ランチ11：00～15：00、ディナー17：00～22：00（L・O 21：30）
定休日／年末年始のみ
URL／http://www.biton-sakurai.com/okamura.html