ガールズバーのようなカレー店? 福富町「エイトセンター」にある謎の店「じゃんかれ!」に突撃取材!
ココがキニナル!
福富町の「エイトセンター」にカレーショップ「じゃんかれ!」がオープン。チラシを見るとガールズバーのようなノリで、ランチに出向いたが一度も入店できず。ぜひ取材を!(横濱マリーさん)
はまれぽ調査結果!
「じゃんかれ!」はジャンクフードとしてのカレーを提供するお店だった。取材時はランチ営業を中止していたが、近く再開を予定している。
ライター:はまれぽ編集部
個性派料理が食欲を刺激する!!
「これ美味いね」というみなさんの感想が店内に響く中、筆者の前にもカレーが!
豚バラ生姜焼き(250円)とエビ(200円)、ノリ(5枚/50円)をトッピング
トッピングやサイドメニューは豊富
カレーの香りはいつも筆者を狂わせる・・・いただきます!!
これを口いっぱいにほおばると・・・
油の旨みとカレーの風味、野菜のシャキシャキ感が心地いい。たしかに普通のカレーではない、だが間違いなく美味しいカレーだ。
このソーセージがまた絶品
味、コスト、ボリュームなど考えて何十種類ものソーセージを試した結果、選ばれたのがこちら。どこのソーセージを使っているかは企業秘密とのことだが、美味ければそれでいい!
ソーセージは単品でも注文できる(250円)。カレーを食べ終わったお客さんの中にはソーセージだけを追加で注文している方もいたほどだ。
筆者も即完食!
ちなみにカレーにもっと辛味が欲しいという方にはオーナーが悶絶した「サタンズブラッド」という名のホットソースも用意されている。
直訳だと魔王の血。スプーン一杯で200円
購入時、お店の人に「サイン」をするように言われた。それは「このサタンズブラッドを食べてどのようなことになろうと自己責任で」という意味のサインだったそうだ。まさに悪魔の契約である。
同店にもサインノートがある
試しにサインをして一口いただいてみた。
一口というか一滴
口に入れた瞬間分かる。あ、これだめなヤツね、と。辛い、いや痛い! 舌とのどが焼けるようだ。
ペットボトルの水を一本まるまる飲み干しても痛みが治まらない。
オーナーは最初チップスにたっぷりつけて食べて汗が止まらなくなり、その汗が目に入って一時的に目が開けられないほどの痛みに襲われたそうだ。確かにサインが必要なのもうなずける。
しばらく悶絶した後、店長から「新メニューあるんですけど、どうですか」といううれしい誘いが。
かつて「カレーは飲み物だ」と言った人物がいる。その通りだと筆者も思う。二つ返事で「ぜひいただきます」と伝えた。
まず用意してくれたのは神スキごはん(700円)。茶碗が二つ並んだような容器にご飯と生卵が入っている。
そして目の前の鉄板で牛肉と野菜を焼き始める
オリジナルで作られたすき焼きのタレをつけて焼き上げるので、タレが焦げる香ばしい匂いが一気に立ち込めた。そうして焼きあがった食材を・・・
そのまま直接入れてくれる
食べるペースにあわせて次々にお肉とエリンギ、タマネギなどを入れてくれる。椀子ソバのすき焼きバージョンみたい。
甘辛いタレに浸かった肉ほどご飯にあうものはないのでは?
あっという間にご飯はなくなったが、タレが染み込んだ生卵はまだ残っている。すると「ご飯おかわりいきますか」と元貴店長。一杯分ご飯のお代わりがついてくるのだ。
味付けノリつきで、玉子かけご飯にしていただきます!
肉や野菜、そしてタレの味が染み込んだ玉子にショウユは必要ない。甘辛い玉子かけご飯は絶品だった!
さすがに満腹になってきたがここで「実はこれからはスイーツも出していこうと考えているんです。もし良かったらどうですか?」とまたしてもうれしい誘い。
かつて「甘いものは別腹」と言った人物がいる。断る理由などない。
こちらはキャンディートースト(600円)
バターで表面をカリッと焦がし、その上にアイスとシロップをかける。さらにその上に・・・
コーラをドバドバ!
今までに見たことのないビジュアル。期待と不安を抱きながらナイフとフォークでいただく。
恐る恐る口に入れると・・・
なんだろう。極限までコーラを含んだトーストとアイスが口の中で混ざり合う不思議な感覚。甘いけど意外にサッパリしている。うん、美味しいよ、これ。
そしてこのキャンディートーストにはR20(20歳未満禁止)バージョンも存在する。
バターで同様に表面を焦がして、そこにラム酒をたっぷりかけ、ウォッカのスピリタスで・・・
ファイヤー! いい感じに表面に焦げ目がついて・・・
大人の味!
ラムの風味とバターの香ばしさ、アイスの甘み、それらが三位一体となって襲い掛かってくる。こっちの方が個人的には好み。
ごちそうさまでした!
そうこうしているうちに、夜は深まり店内がよりいっそう盛り上がってきた。
膨らんだお腹と、痛みの残る舌、満たされた心で筆者は同店を後にすることに。
出会いもあるかもね
エイトセンターにキニナルお店がまたひとつ誕生した。
取材を終えて
カレー、すき焼き、スイーツ、そのどれもが個性的で美味だった。
場所が分かりづらい、入りづらいということもあるかもしれないが、一度入れば居心地の良い空間でジャンクな料理を楽しめるだろう。
ジャンクはガラクタという意味がある。しかし「じゃんかれ!」にはガラクタなどひとつもなかった。
―終わり―
じゃんかれ!
住所/横浜市中区長者町8-136-8 横浜エイトセンタービル1階
電話/非公開
定休日/日曜日
営業時間/17:00~23:00(LO 22:30)
URL/ http://junkgroupjapan.wix.com/jyankare
店頭にあるアンケートに記入して店員さんに渡すとお得なサービスが! 詳しくはお店でお尋ねください!!
デス男さん
2020年02月23日 05時04分
じゃんかれ!は、エイトセンタービルから戸部あたりに移転したそうですよ。
駅馬車さん
2015年11月03日 14時10分
カレー屋さんというよりも、ノリが良いカウンターバーでカレーを出しているような感じかな?もうちょっと晩くまで営業してくれると飲みに行きやすいんだけどなぁ。
かにゃさん
2015年11月03日 13時05分
結局「ガールズバーのようなノリ」は無かったということでしょうか?