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川崎の「温泉のない温泉通り」の正体は?

ココがキニナル!

JR川崎駅西口から幸警察署に至る道路は、温泉通りと呼ばれているようです。歩いてみると温泉は見当たらないのですが、温泉通りと名づけられた由来を調査して頂きたいです。(むろさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

「温泉通り」という名の道路があるのではなく、「温泉通り商店会」という商店街があった。その名の由来は、昔あった入浴施設「川崎温泉」が由来。

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ライター:福原 麻実

「温泉通り商店会」とは?(つづき)

 

昔は入浴施設があったのだろうか・・・?(写真はフリー素材)
 

商店街を端まで歩いて、すぐ近くにあったはんこ屋さんに尋ねると、取材はNGだったが「温泉通り」「温泉」いずれについても「よく分からないわ。電器屋さんが会長さんだから、そこで聞いて」と教えてくださった。すぐ近くにあった電器店で事情を説明したところ、残念ながら会長さんはご不在だった。

誰かに話を聞かないと、と歩き回っているうちに「温泉由来碑」なるものを発見した。

 

温泉はかつてここにあった、ということか
 

「温泉由来碑」にはこう記されている。
「この地に、川崎温泉があった。安岡長左衛門が妻節尾と、昭和二十二年春大黒湯を経営、昭和三十二年温泉を発掘。以後川崎温泉と改称、盛業したが時代の変遷により、平成五年廃業(一部抜粋)」。

しかしこの敷地に今あるのはマンション・・・って、あれ?

 

何かある
 

川崎スパマンション?
 

「スパ」という名のこのマンションと「温泉」には、跡地に建ったということ以外に何らかの関係があるのだろうか? 道路を渡り、おそば屋さんにお話を聞かせていただけないかとお願いしたものの「もう何十年も前のことだから」とのことで、こちらも取材を受けていただけなかった。1993(平成5)年ってそんなに前のことなのか・・・。

通りがかった年配の女性に事情を話すと「かなり昔のことみたいだけどね、そこの建物(マンション)が大きなお風呂屋さんだったと聞きましたよ」と話してくださった。雨の中ありがとうございました。

廃業から時間が経ってしまっているため、ご存じない方が多いのだろうが、「スパマンション」のあった場所に1993(平成5)年までは確かに「お風呂屋さん」と認識される温泉施設があったのだ。

 

「川崎温泉」のあった場所に今建っている「スパマンション」
 

川崎駅でノリの良い年配の男性に話しかけられ「突然ですけど、昔あった川崎温泉ってご存じですか?」と尋ねてみた。

すると「写真? 恥ずかしいからダメだよ。ワイフと孫以外には撮らせないから」と笑いつつ「本物の黒湯の温泉を(少し温度が低かったため)温めて使ってたんだっけな。それでね、風呂のひとつがね、天井が開くんだよ。それで露天みたいになるんだ」と教えてくださった。

 

当時をご存じの方に会えて良かった・・・
 



「温泉通り」の名前の由来とは



前述の通り、この「温泉通り商店会」にはオフィシャルな情報はないが、幸区役所の方を通じて、後日、会長さんからお話を伺うことができた。

 

会長さんが経営されている電器店
 

会長さんのお話によると、現在「スパマンション」が建てられている場所には、1993(平成5)年まで「川崎温泉」という入浴施設があった。その「川崎温泉」は2階建てで、1階に浴場、2階には舞台なども備えた長時間滞在できる休憩室も存在する、大規模な施設だったそうだ。「40年くらい前には送迎バスも出ていたんですよ」というのだから、当時はさぞにぎわっていたのだろう。

また、この通りの正式名称は「幸通り」になり、取材時にこの通りを通行する人に尋ねまわった結果「温泉通り」と認識している人は20人中1人であった。「温泉通り」という呼び方はあまりしないらしい。

 

営業当時の川崎温泉(提供:街の温泉めぐり)
 

「スパマンション」のオーナーは「川崎温泉」を経営していた方だそうだ。それで「スパマンション」という名なのか、と納得。

 

どんなところだったのだろう?(写真はフリー素材)
 

「温泉通り商店会」という名称については、商店会を結成するにあたり、加盟する36~37店舗の中で当時知名度があった「川崎温泉」を中核とし、その名を取って「温泉通り商店会」となったことが由来だという。

「温泉通り」という道路に面した商店街だからではなく、この地にあった「温泉」を中核に生まれた商店街だから「温泉通り商店会」という名前なのだ。

単純に「川崎温泉商店会」ではなく「温泉通り商店会」なところに、ちょっとセンスを感じる。



取材を終えて



「川崎温泉」を経営されていた「スパマンション」の現オーナーの方は、現在事情によりお会いできなかった。当時の「温泉」の姿を詳しくお聞きすることができず残念だ。

あと、1993(平成5)年の話をご存じの方が地域にほとんど見当たらなかったことに少し驚いた。1990年代前半って、そんなに昔のことになってしまったのか・・・ちょっぴり悲しくなった1982(昭和57)年生まれの筆者であった。

当時の川崎温泉を知る方などいらっしゃいましたら、感想などの投稿をお待ちしております。


―終わりー
 
 
取材協力
街の温泉めぐり
http://homepage1.nifty.com/machispa/
 
 

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  • このサイトにも情報ありますやんhttp://machispa.la.coocan.jp/html_kng_s/kawasaki_m.htm

  • 安岡さんの川崎温泉って、小さい頃から身近な銭湯だったから、私は今でも、あの通りを 温泉通り と、呼んでますよ。

  • 平成5年廃業と言うと、もう二昔前・・・自分の中ではまだまだ最近だと言う頭がありますが・・・せっかくなんだから、親不孝通りの長生館みたいに上はマンション、下に温泉が湧く銭湯で残して欲しかったですけどね。

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