560円で米3合分の特盛海鮮丼が食べられる日吉の「魚臣」って?
ココがキニナル!
日吉駅の「魚臣」はランチの丼メニューが安くてボリュームがあって人気のようですが,メニューには書いていない「特盛」があり物凄い量だと聞きました.実際に食べてもらえませんか?(辛抱二郎さん)
はまれぽ調査結果!
通常510円のランチ丼に、たったの50円プラスで特盛に! ごはん3合の特盛ハーフ丼を約24分で美味しく完食!
ライター:平田 志帆
特盛を実食!
この日、安藤さんが用意してくれたのは「ハーフ丼」の特盛。ハーフとは、半量という意味ではない。ピザのハーフ&ハーフのようにネギトロ、マグロ、サーモンの中から好きな具材を2つ選ぶことができる人気のメニューだ。
半分ずつ味わえるのがうれしい
調理過程を見せてもらったが、そのごはんの量に圧倒される。普通の丼の2倍ほどはあるのではないか。
奥の黒い丼は通常サイズ。他店なら、これで大盛になりそうだ
「はい、特盛!」
威勢のいい安藤さんの声とともに、ドンっと重量感のある音を立ててテーブルに置かれた。
マグロとネギトロのハーフ丼・特盛560円(税抜き)。17時以降は680円(税抜き)になる
ICカード(スイカ)と比較してみる
普通の丼と比較。特盛の盛りっぷりが際立つ
180cm93kgの関本が持っても大きさが伝わらないので・・・
167cm○kgの筆者が持ってみる。ズシリと重い
米だけで約3合。それに具材たっぷりが乗り、セットの味噌汁もジャンボサイズだ。味噌汁のいりこだしと生海苔の香りが食欲をそそる。
やはり関本ではサイズが伝わらない・・・
指を広げないと持てないくらいの大きさ
こちらはランチの「旬の握り盛り合わせ」760円(税抜き)。安い!
筆者はランチの握りをいただきつつ、関本のチャレンジを見守る。
慶應の体育会系の学生だと、ペロリと平らげるらしい。
さあ、関本!
柔道、野球、そしてクラシックバレエを経験してきた元・スポーツマンの意地を見せてみろ!
勢いよくスタート!
「米が甘くてうまいです!」とごはんをかっこむ関本。
それもそのはず。安藤さんに聞いたところによると、使用している米は秋田産ひとめぼれ。お米屋さんが厳選した産地のものを使用しているという。
関本、体だけでなく舌も意外と肥えている。違いがわかる男だ。
ちなみに日吉店では、1日に70~80kgほどの米を消費する。慶應の学生の胃袋をしっかりと支えているのだ。
順調に箸を口に運ぶ関本だが、5分ほど経過した時点で異変が。
「減らないです・・・」
丼の底にたどり着く気配がない・・・
さすが、来るものを拒むような特盛だ。
しかし、関本は大食いの百戦錬磨。
米の甘みを楽しむ余裕を見せながら、箸をすすめる。
開始10分、ちょっと休憩
大食いにとっての難所となる15分、若干表情が怪しいが・・・
やっぱり美味しい!
そしてついに、最後の一口
約24分で完食!
関本は「今回の勝因は食べ応えのある“鮮魚”と、飽きのこない“酢飯”ですね。油物でこの量だったらかなり厳しかったです。あと、お味噌汁! お味噌汁がとにかく美味しくて胃にやさしい。通常の量でも大盛ぐらいありますが、夏バテ気味の方にもオススメだと思います!」とお腹も心も大満足だったようだ。
店内にキニナルものを発見
チャレンジを終え、お茶をすする関本と筆者。
ふと湯呑に目をやると、見覚えのあるイラストがあることに気づく。
釣りキチ三平!
1970年代~80年代にかけて人気を博した、釣りをテーマにした漫画だ。なんとオーナーの吉崎さんと作者の矢口高雄(やぐち・たかお)さんは友人同士だそう。
吉崎さんが「店のロゴつくってくれない?」と依頼したところ、イラストまで描いてくれたという。ちなみに作品中に鮎川魚紳(あゆかわ・ぎょしん)というキャラクターが登場するが、魚臣とは無関係。画数や響きで決めた店名だ。
店内はもちろん・・・
店外にも三平が!
来店した際には、ぜひこちらもチェックしてほしい。
取材を終えて
魚臣の魅力は、ボリュームもさることながらそのコストパフォーマンス。
特盛が560円(税抜き)というのは破格ではないだろうか。
この特盛、慶應の学生以外ももちろん注文できる。
ただし、あくまで「食べ盛りの学生さんを応援したい」という店舗の好意で行っていること。
お残しは絶対にNGでお願いしたい。
―終わり―
<店舗情報>
江戸前回転寿司ぎょしん日吉店
住所/神奈川県横浜市港北区日吉本町1-2-12
電話/045-564-3480
営業時間/11:30〜22:00
定休日/無休
マッサンさん
2016年08月14日 13時12分
ギョ(魚)、ギョ(魚)、ギョ(魚)!ですね。安い。特盛のどんぶりは醤油をやや多めにぶっかけてガリをてんこ盛りで食べたいな。オーナーが釣りキチ三平の作者とお友だちで湯呑み茶碗にロゴ?なんともまあ贅沢な運の良いお店だこと。