みなとみらいレポート第2回・新高島駅周辺の「空き地」は何になる?
ココがキニナル!
完成に近づいていくみなとみらい21。どんな街になっていくのかキニナル!(はまれぽ編集部のキニナル)
ライター:はまれぽ編集部
巨大な音楽専用アリーナが誕生
次に目指すのは、「大規模アリーナ」が建設予定の場所。
臨港パーク入り口の交差点まで戻り、新高島駅方向に曲がると、すぐに見えるのがみなとみらいの台所といっても過言ではない、「オーケーみなとみらい」。
この周辺には高層マンションも増えているため、毎日買い物客でにぎわっている。
3階まで店舗がある
向かいには高島中央公園があり、生活感のあるエリアだが、トラックや重機の姿も目立つ。その行先のひとつが、オーケーみなとみらいからほど近い、④の開発予定地だ。
先ほどの③とは道路を挟んで向かい側
④には「横浜みなとみらいスポーツパーク」があった。また、同じ区画には2007(平成19)年から横浜F・マリノスの練習などが行われていたグラウンド「マリノスタウン」の跡地も隣接している。建設が決まっているのは、水辺沿いのスポーツパーク側の敷地とのこと。
公園側のマリノスタウン跡地では、地域冷暖房設備を工事中
2016(平成28)年に契約が終了したマリノスタウン
④のスポーツパークは2017(平成29)年11月末で閉鎖
スポーツパークが閉鎖し、その跡地に建設されるのが、不動産会社ケン・コーポレーションの「Kアリーナ(仮称)」を中心とした複合施設だ。横浜アリーナの1万7000人を超える2万人収容のホールに加え、地上21階建てのホテルやオフィス棟も併設する大規模開発だ。ホテル部分には、外資系高級ホテルの誘致を検討しているという。
今は人の姿の少ないエリアだが・・・
新たな目玉スポットになるのは間違いない!
市がこのエリアをどう開発するか公募した際、地域のにぎわいを生み出すために、「床面積の半分以上を観光・エンターテインメント施設にする」ことが条件になっていたという。まさに音楽アリーナはうってつけのプランだったといえるだろう。
着工は2019年、完成は2022年ともう少し先だが、お目見えが楽しみな施設だ。