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2015年開業予定の相鉄・JR直通線にて羽沢駅が新しく出来ますが、駅周辺の開発等、今後どのように発展していくのでしょうか?(ぷくぷくさんのキニナル)
駅周辺は地域住民が中心となった「まちづくり協議会」が地区プランを
完成させたところ。具体的な開発は今後検討されていきます。
ライター:ほしば あずみ (2012年03月01日)
新駅周辺のまちづくりとは?
新駅設置にともなう環境の変化は、利便性の向上や地域の活性化といった面もある一方、自然環境の減少や農地の扱い方などへの配慮も必要となってくる。
新駅が設置される羽沢付近。起伏に富んだ自然環境で農地も多い
そのため行政や鉄道事業者がコーディネーターやオブザーバーとなり、地域住民や近隣の横浜国立大学職員、農業従事者等30人あまりで「羽沢駅周辺まちづくり協議会」を平成20年10月に設立。
実際にまち歩きをしたり、ワークショップを繰り返し、道路や公園などの整備の規模や手法などの要望を計画としてまとめていったそうだ。
協議会は2か月に一度のペースであわせて10回開催され、第10回目の平成22年3月の協議会でこれまでの協議会案をまとめた「羽沢駅周辺地区プラン(協議会案)」が完成した。
羽沢駅周辺の航空写真。農地が広がっているのがわかる
プランではまちづくりの目標を「豊かな自然と身近に触れ合うことができ、生活の利便性に優れ、安心して暮らせるまち」と定め、さらにその方針に沿った土地利用や道路等に関する目標も設定された。
特徴はやはり周辺の自然環境と農地の保全を盛り込んでいる点だという。
土地利用に関する目標として、利便性の高い都市と豊かな自然がバランスよく共生するまちを目指しているのがポイントだ。
駅周辺は生活利便施設ゾーン、農業専用地区や風致地区に指定されている場所は農地保全ゾーンとする。住宅地も駅から一定の範囲で中高層の都市型住宅ゾーンと既存のまち並みを活かす低層住宅ゾーンにわけるなどの提案が盛り込まれている。
地区プラン(協議会案)に盛り込まれた土地利用構想図。
※あくまでプランなのでこのまま実現するわけではない
農地や緑地に関する目標はさらに独立したテーマとしてとりあげ、営農を支援し、農地や緑地などを保全するまちを構想している。
では実際のまちづくりの進捗状況はどのようになっているのだろうか?
まちづくり協議会のプランはどの程度反映されているのか気になるところだ。
が、実はまだ協議会案ができあがったという段階でしかなく、行政による都市計画はまだこれからという状態らしい。
まちづくりの基本方針である横浜市都市計画マスタープランが現在策定から10年を経過したため全体的な見直しを進めており、その改定を待ってから作業が開始されるとのこと。
改定は今年中にはまとまる事になっているので、相鉄・JR直通線の開通および羽沢駅の開業となる平成27(2015)年に向けた開発には十分間に合う見込みだという。
取材をおえて
駅周辺の開発および保全といった都市計画はまだあくまで計画段階。
とはいえ、横浜市都市計画マスタープランの改定があったとしても住民の意見を反映させながら方針を定めるという都市計画の基本的な姿勢に変更はないはずだ。
豊かな自然の残る丘陵地帯を活かしたまちづくりを期待したい。
一方、鉄道事業側はすでに工事が進められているところだ。
羽沢駅(仮称)の工事現場。幅約20メートル深さ約16メートルの穴が掘られている
現在どのような工事が行われているのか、今後どのように進められていくのか、現場である相鉄西谷駅周辺と羽沢駅周辺の2ヶ所をあらためてご紹介したい。
―終わり―
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