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横浜市と川崎市の境界、線路が街中を無尽に走る街。はま旅Vol.78 「矢向編」

ココがキニナル!

横浜市内全駅全下車の「はま旅」第78回は矢向駅。川崎市と横浜市の境界にある駅の周辺には昔ながらの住宅街と工場地帯が広がっていた。

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ライター:吉川 ゆこ

東電、そして工場地帯 (つづき) 

ここで南武線ウンチク。
矢向駅は横浜市だけどお隣の尻手駅は川崎市。南武線の中で、唯一横浜市にある駅が矢向駅なのだ。だから「はま旅」のくくりとしては尻手駅は該当しない。でも駅の東側は横浜市だから、てるてる坊主のようなキャラクター・しってちゃんが目印の尻手銀座商店街は散策の範囲にはなる。
周辺を歩いていると、おじいさんが座っていらしたので話しかけてみた。
 


「写真いいよ!」でも撮るとなると横を向くおじいさん。御歳88歳!


おじいさんは週の半分くらい通りに座って行き交う人に挨拶しているという。以前近所で痴漢の被害があったそうで、地域の見守りを続けることで、そうした被害が二度と起こらないようにと願っているそうだ。なんだか微笑ましいエピソードである。旅の締めくくりにあたたかい気持ちになれた。おじいさん、いつまでもお元気で!


最後はアジアン居酒屋で乾杯



ぐるっと回って矢向駅に戻ってきた。
電車に乗る前に一杯飲んで帰りたい。目に留まったのが“アジアン居酒屋”の文字。インド・ネパール料理専門店でありながら居酒屋。どんな店なんだ?
 


スパイシーキッチン


メニューを見て納得。カレーやタンドリーチキン、モモといった本格的な料理だけでなく、枝豆や野菜サラダといったごく普通の居酒屋にも置いてありそうなメニューが並んでいる。私はインド・ネパール料理の中から、モモ(590円)とチキンチャウメン(580円)を注文し、ビールを飲む。
 


チキンチャウメンはネパール風焼きそば
 

辛くはないけれど、にんにくが効いている


「スパイシーキッチン」は地元の常連さんが多いアットホームな店だ。店長のバンダリさんが気さくに話しかけてくださった。丁寧な言葉遣いで真面目な方だということが伝わってくる。
 


店内は照明を落としてあり、リラックスできる


カレーのセットも準備されているのでお腹いっぱい食べるのもいいが、インド・ネパールのスパイシーな料理をつまみにさっと飲めるのは嬉しい。
十分にエネルギーチャージして帰路についた。


取材を終えて



電車が走っている姿を見るのが好きだ。
だから矢向駅周辺の何本も線路にはさまれた独特の街並みをさまよっているだけで楽しかった。
あまり人に会わない旅だった。川崎駅は2駅先。横浜中心部にも東京にもアクセスしやすい環境が、昼間の閑散を助長させているのかもしれない。それでも元気なおじいちゃんと出会えて、楽しい思い出ができた。


■今回のはま旅「矢向駅」周辺

(googleマップより)
・「ロッティーズ」横浜市鶴見区矢向6-13-14
・「スパイシーキッチン」横浜市鶴見区矢向5-5-7


― 終わり ―
 

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  • 幸区小倉で生まれ育ちました。矢向駅には18年間お世話になりました。矢向レポート、懐かしく読ませていただきました。

  • 仕事で矢向周辺を歩き回った事がありますが、確かにこじんまりとした民家を改築した感じの喫茶店に何ども助けられた記憶があります。駅前商店街が昭和っぽさと新しさが混在してるのが好きでした。マイナーだし横浜なのか川崎なのかわかりにくいですが、割といい街なのかもしれませんね。

  • 「線路が街中を無尽に走る」確かにおっしゃるとおり!地図では一本に書かれてしまう「路線」も、「線路」で言えばまさに絡みあうように立体交差したり、実際行ってみるとマニアが敷きまくった鉄道模型の線路のよう。ところで、川崎市には「夜光(町)」がございます。

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