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創業58年、昭和の香り漂う野毛の老舗Bar「世界のカクテル 山荘」最後の日をレポート!

ココがキニナル!

野毛の老舗Bar「世界のカクテル 山荘」の最後の日をレポート(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

1955年に創業以来、58年続いた「世界のカクテル 山荘」。最終日は閉店を惜しむ多くの方が来店した!「山荘」は今後も皆の心に生き続けるだろう!

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ライター:松宮 史佳

「山荘」最後の日


 


「山荘」に着いたのは18時半過ぎ


すると・・・
 


 

店内はカウンターもテーブル席も「人・人・人!」


ジローさんをはじめ、スタッフの方はてんてこ舞い。満席のため、来店するお客さんを断るような、すさまじい混み具合。

と、いうことで2階へ。
 


こちらもほぼ満席


立って取材をしていると、男性が端の席を進めてくれる。男性は横浜在住。「山荘」に通い始めたのは、ここ1~2年ほど。新聞で閉店を知り、「今日来ないと後悔すると思った」と来店したそうだ。

隣にいた女性は通い始めて30年という古くからのお客さん。“山荘の魅力”はジュークボックスがあることと答えてくれる。「100円を握り締めて曲をリクエストする。それがドキドキして楽しい」と前出の男性。

お二人は初対面とのことだが、ジュークボックス談義で大盛り上がり! 
 


100円を入れ、自分の好きな曲をリクエストできるのがジュークボックスの魅力


あまりに混んでいるため、時間をおいて来ることに。ここでお二人にお礼を言い、立ち去る。
 


さよなら「山荘」



23時半過ぎに再び「山荘」へ。「少しは落ち着いたかな」と思い、入ってみると・・・やっぱり激混み!

ということで、2階へ。

そこには、「山荘」に47年通っているという常連さんが!
 


47年通っている美也さん(左)と常連の真由美さん(中)、元スタッフの邵(しょう)さん


「山荘は私の青春だった」と美也さん。店が無くなってしまうのが「とても悲しい」そう。
 


よく「山荘でデートしていた」という本間夫妻


と、ここで「1階が空いたから降りてきなよ!」と常連さんが声をかけてくれる。
 


といっても「まだまだ混んでいる」


時刻はすでに2時過ぎ! 通常は深夜12時までの営業。だが閉店を惜しむ人々が訪れ、「山荘」がクローズしたのは朝4時だった。
 


取材を終えて



58年もの歴史がある老舗Bar「世界のカクテル 山荘」が閉店するのはとても寂しい。
 


山荘に鳴り響いた電話も、もう鳴ることはない


しかし、形あるものは無くなっても、「山荘」は今後も皆の心に生き続けるだろう。
 


「山荘」、長い間本当にありがとう!



―終わり―
 

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  • 花咲町で商売していた頃、亡くなったオーナーがたまに食事に来てくれたを思い出す。山荘のオーナーだということを知ったのは暫く経ってからだったけれど穏やかでとても紳士的、笑顔の素敵な人だった。何故か決まって注文するのは酢豚、お気に入りだったのだろう。風情のある山荘が賃貸の店舗だと知り、意外。家主との関係は知る由もないがこの度閉店とは言え、歴史ある店が閉店するのは寂しい限り。

  • いや驚いた!閉店ですって?!一度だけ行ったことがあるのですが、そのときに行っておいてよかった。

  • 仕事での下に行った時はいつも昼で、営業しているのか分からなかったけれど、趣のある興味をのあったお店でした。閉店してしてしまったのか・・・。Barというのはどうにも敷居が高い所だけれど、一度行ってみたかった。こうして野毛の老舗が消えていくのは残念です。お疲れ様でした。

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