異国情緒ある山手のエリスマン邸「しょうゆ・きゃふぇ」の、卵黄をそのまま食べる絶品プリンの味は?
ココがキニナル!
山下公園の近くにある『しょうゆ きゃふぇ』。醤油とコーヒーは似たような色だけれども、合わないような・・・ソース顔なのもキニナります。(yakisabazushiさん、たむたむたむさん)
はまれぽ調査結果!
ムース・卵黄・キャラメルが口の中で三位一体となる元祖生プリンはここでしか味わえない美味な一品だった。エリスマン邸のロケーションも素晴らしい!
ライター:秋山 千花
驚きのビジュアル!? ついに生プリンと対面!!
そしてもう一品。「しょうゆ・きゃふぇ」の名物メニューと言えばこれ。
お待ちかねのアレですよ、アレ!
テレビで話題の“まいう~”な「プレミアム元祖生プリン(800円)」
六川シェフが、素材へのこだわりともうひとつこだわり続けてきたのがデザートへのこだわり。
「夢あふれるデザート」。それが六川シェフの目指すデザート。お客さまが目の前に運ばれたデザートを見て「あっ!」と驚くような、ほかにはない創作デザート。
「とにかく六川シェフの発想がすごい! とてつもなく奇想天外」と藤野さん。
今話題となっている「しょうゆ・きゃふぇ」の元祖生プリンも、従来の生プリンのイメージを打破するかのような驚きのビジュアル!
その全貌がこちら!
なっ・・・生たまご!?
「生プリン」という言葉からイメージしていたビジュアルとは、まったく違う「しょうゆ・きゃふぇ」のイチオシ生プリンは、バニラ風味のムースと生卵黄とキャラメルソースが別々になっていて、お客様自身がその3つの味を合わせて口の中に入れた時に初めて「生プリン」になるという発想。
使用している生タマゴは、もちろんシェフがこだわり抜いて探し出した相模原市の養鶏所・コトブキ園の最高品質タマゴ「恵壽卵(けいじゅらん)」。
六川シェフは、コトブキ園の「恵壽卵」と出会い、この素晴らしい素材の味を前面に打ち出し、その味がストレートに伝わるプリンをどうしても作りたかったという。
実は、「しょうゆ・きゃふぇ」の生プリンには「レギュラー」(600円)と「プレミアム」(800円)の2種類がある。
その違いは、タマゴ。右が「プレミアム」に使用する「恵壽卵」
殻に触れると「恵壽卵」の方はかなり堅くて丈夫な印象
「レギュラーに使用する卵ももちろん上質な卵。でも、当店の生プリンの本当の味を知ってもらうには、ぜひ恵壽卵を使用したプレミアムを選んでほしい」と、思い入れたっぷりの藤野さん。
そんなに違うの? と半信半疑ながら、それならぜひとここで2品の食べ比べをしてみることに。
左が恵壽卵を使ったプレミアム、右がレギュラー
写真からも違いがお判りいただけるだろうか?
恵壽卵の濃い色味。ぷるんぷるんの見るからに弾力のありそうな見事な形。
見た目の勝負は間違いなくプレミアムの勝ち!
では、そのプレミアムのお味は・・・?
黄身をつぶす瞬間って、なんだかワクワクするよね
が、しかし・・・全然つぶれない! 何だ、この跳ね返し!
おっ! つぶれた、つぶれた! さあ、いよいよです!
キャラメルソースをかけて・・・
いただきま~す!
もう誰が見ても美味しいでしょ、これ。
とろけるような優しい口当たりのバニラ風味のムースは、口の中に広がる甘さも絶妙。恵壽卵の卵黄は、見た目以上にねっとりと濃厚。キャラメルソースは、甘すぎず苦過ぎずの程よい焦がし加減。
それぞれにすくい上げれば、しっかりと主張する「ムース」と「たまご」と「ソース」の味。
しかし、その3つの味が混ぜ合わされることで、まったく別の魅惑の一品に仕上げられる。それは、これまでに食べた生プリンとも違う、濃厚でクリーミーな幸せを感じる味。
その濃厚さは、宇都宮氏の濃厚キャラがかすんで見える程
ちなみにレギュラーの方は・・・?
こちらも我が家のデイリーユースのたまごに比べたら間違いなく格段によいものに違いないが、それでも恵壽卵の弾力には及ばず。
正直、食べ比べて違いが分からなかったらどうしようと不安を感じていたのだが、大丈夫! この濃厚さと味の深みの違いは素人でも分かります!
これは、藤野さんが「ぜひプレミアムを!」とオススメするのも一口食べればなるほど納得。
もう一度いいます。ぜひ、プレミアムを!
取材を終えて
今年に入り、すっかりテレビでもおなじみとなった「しょうゆ・きゃふぇ」のプレミアム元祖生プリン。その効果もあり、今では多い日には80個から100個も生プリンが注文されるのだとか。
そんな行列のできる人気カフェを、現在ひとりで任されているのが・・・
北海道出身の高野さん
そのきっかけを聞くと「フレンチの料理人を目指した時にインターネットで見つけたのが六川シェフ。勇気を出してツイッターをフォローしたら、シェフが返事をくれていろんなことを教えてくれたんです」と、シェフの人柄が伝わる出会いのエピソートが明らかに。
今回、残念ながらお会いすることができなかった六川シェフ。
しかし、シェフが探し出した美味しいお醤油を使ったパンや恵壽卵のプリン、
そしてシェフが出会い想いを伝えた藤野さんや高野さんとお話することで、その人柄や料理への情熱をひしひしと感じることができた。
食材や人との出会いを大切に考えるシェフだからこそ、これからもたくさんの出会いの中から、感動の味を私たちに届けてくれるに違いない。
―終わり―
しょうゆきゃふぇ
住所/横浜市中区元町1-77-4
営業時間/10:00~16:00
定休日/第2水曜日(祝日は開館し翌日休)、年末年始
電話番号/045-211-1101
座敷わらしさん
2015年07月28日 23時01分
第二水曜日だったと思うよ。エリスマン邸自体が第二水曜日ですから。早速行って食べてきましたが。かき混ぜて食べるんですが、容器が狭いので溢れないように注意!卵白なのか、結構重い。プリンなんですが、ムース状のプリンです。
ホトリコさん
2015年07月28日 12時28分
わさびで食べる醤油パン、とても美味しそうです。