夏にひんやりタクシードライブ? 三和交通の新横浜発「タクシーで行く、心霊スポット巡礼ツアー」を体験レポート!!
ココがキニナル!
7月24日〜9月4日で実施される。三和交通が企画する。「タクシーで行く、心霊スポット巡礼ツアー」のレポートをお願いします。(るぱんさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
三和交通の個性的な企画「タクシーで行く、心霊スポット巡礼ツアー」は一筆書かされしっかり怖いが、乗って面白かったと思えるようなツアーだった
ライター:山崎 島
そしてそして(つづき)
再び乗車して道を行く。10分ほど乗車してたどり着いたのは、ほんっとに薄暗くて、住宅地予定地? 畑と空き地が連なる、何にもない場所。
実家の近所に似てる・・・
二股の道で「左にはいかない方が良い」と突然つぶやく落合さん
で、またタクシーをおろされる
さいですか
電灯もない道で「ここをまっすぐ行ってください。突き当りのカーブミラーに少女が映るといわれています」と落合さん。えぇ?
で、進む
真っ暗で蒸し暑くて、何の物音もしない、そんな環境の中でもなお「いや~私全然いけると思うなあ」と山岸。はいはいそうですか、と話を聞いていると、前方の藪の中に人の影が。思わず「え?」と声をあげると、山岸、ふつーに手を握ってきました。なんだあんた!!
人影は目の錯覚だった
見えにくいけど、こちらのカーブミラーに映るときは映るそうです
近くには民家があり、ご迷惑をかけてしまうため、カーブミラーのそばへ行くことはできなかったが、何気ない感じがリアルでぞわぞわした。
ちなみに、以前別の媒体の取材でこの場所に着た時、突然タクシーのカーナビが写らなくなり、修理に出してもなんの異常もみられなかったそう。
タクシーに戻り出発
無口になる山崎
次に訪れたのは、かなりメジャーな心霊スポット、とあるラブホテルの廃墟。道路わきにタクシーを止めて、3人で歩いた。
そのラブホテルは突然廃業になった後に放置され、ホームレスや地元のヤンキーのたまり場になっていった。無法地帯となった建物の中で、悲しい事件が起き、以後頻繁に窓から人影が目撃されているとか。
建物の一部
と、突然、1階の窓が光った。切れかかった電灯のよう光を、山崎と山岸、はっきりと目撃した。「まずいな・・・」と落合さんも焦っているご様子。これって・・・
何が起こったかはご想像におかませします
そして最後の場所へと
最後は本社営業所近くの某自動車修理工場。その事務所の2階はほとんど誰も立ち入らないという。「昔そこで誰かが××したんだってね。公にはされてないけど。何が起きるか詳しくは知らないけど、とにかくだれも立ち入らない。私も入ったことはありません」とのこと。
つきました
がらんと殺風景な工場。人がちらほらいたが、事務所に向かう私たちを見てびっくりした顔をしている。
懐中電灯を手渡される
「私は上がりたくありませんから、お二人でどうぞ。足元にお気をつけて」とプレハブの建物の前でまたもやリリースされる。
はあ・・・
ははあ・・・
はあん・・・
階段を上がってみると
盛り塩が
ドアを開ける気が一気に失せたが、思い切って引き戸をがらり。
室内は・・・それはもうおどろおどろしい感じだった。全部明かすことはできないが、むんと暑くてお線香のにおいがしていて、ちいさな灯りがちらちらとしている。躊躇する山崎をよそに、山岸は室内へと入っていく、が・・・
突然、山岸が「きゃあああああああああ!!」と大絶叫し、抱き付いてきた。え、なに? ってかあっつ!!
絶叫中に山岸のカメラで偶然撮れたブレブレ写真
今まで幾度も無理な依頼を突き付けられ、蓄積された鬱憤が一気に晴れた。参ったか山岸! 何があったか、詳細はお伝えできないが、例えると、ラーメンを食べているときにふと器の中を見ると、編集部・小島の顔が麺の中に埋まっていた、という感じ。そんなの、ぎょっとしますよね。ちなみに山崎は不動でした。
最後にチェキで記念撮影
この後は新横浜駅まで連れていってくださり、ツアー終了。最後に落合さんから浄化された塩をいただいた。
「またのご利用、お待ちしております」
本当に怖くて楽しい1時間30分でした。落合さんはなんだか頼りがいがありました。ありがとうございました。
巷で噂の三和交通「タクシーで行く、心霊スポット巡礼ツアー」。タクシードライバーという、地域をよく知る方たちならではの、リアルに怖くて、でもちゃんと楽しい気分になれるツアーだった。普段と違ったタクシーの利用ができたのも新鮮だった。今後のイベントにも注目していきたい。
取材を終えて
帰ってからは特に何もなかった!
それから、大人の絶叫って生まれて初めて聞いたかもしれない!
―終わり―
かなあやさん
2015年08月02日 01時09分
面白い企画を企画倒れにせず、ほんとうに実行できているこのタクシー会社さん、あっぱれです!
ホトリコさん
2015年07月31日 12時20分
まさか途中下車アリとは…
白マントさん
2015年07月30日 22時23分
最近は心霊スポットや幽霊よりも、生身の生きた人間の方が怖い…無差別殺人とか遺体バラバラ、遺体遺棄とかさ…ちょっとコンビニで弁当を買いに行っただけで刺されて亡くなった方もいる。 最近はお化け屋敷とかテレビで心霊番組が流行らない理由のひとつはそれらしいです。だからこそ、この三和交通の企画はありきたりの周遊観光と違い、面白い企画かと思います。私は三和交通はお世話になっています。足を骨折した時の通院では病院の待合室まで自ら運転手さんが付き添って下さいました。大雪で横浜線のダイヤが乱れて羽田空港行のバスに間に合いそうもないから羽田空港まで…とお願いしたのにまわり道をして新横浜駅までしかも羽田空港リムジンバスに間に合わせて下さった…いつも親切丁寧で感謝しております。