OPEN YOKOHAMA 2012の見どころは?
ココがキニナル!
9月7日から開催されている「OPEN YOKOHAMA 2012」の見どころは?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
ハンマーヘッドスタジオ新・港区で公開されるクリエイターたちのシェアオフィスがオススメ!ワークショップ等も開催するので、ぜひ行ってみてほしい!
ライター:ほしば あずみ
OPEN YOKOHAMA 2012とは?
2010年にスタートし、今年で3回目となる「OPEN YOKOHAMA」。
9月7日(金)から11月11日(日)まで、横浜駅周辺地区、みなとみらい地区、関内・関外およびその周辺地区(野毛地区、初黄・日ノ出地区、石川町地区 を含む)、元町地区、山手地区が開催地区となり、アートや、文化、歴史、食などを通してクリエイティブな街・横浜の魅力を伝えるプロモーションイベント だ。
期間中はさまざまなスポットでクリエイティブな催しがあるという。その見どころや楽しみ方について、主催するOPEN YOKOHAMA実行委員会の池尻さんに話を伺った。
主催事務局のあるヨコハマ創造都市センター
「横浜には開港都市らしい歴史ある建物や港湾の倉庫などを利用したアートスポット、アーティストやデザイナーたちの活動拠点が数多くあります。
たとえば、旧日本郵船倉庫を転用したBankART Studio NYK、また去年の横浜トリエンナーレで会場として使用された新港ピアは、ハンマーヘッドスタジオ新・港区として2年限定でアーティストやクリエイターのシェアオフィスとなっています。
野毛にある、結婚式場だった旧老松会館は、急な坂スタジオという舞台芸術の稽古場として活用されていますし、かつて違法な特殊飲食店が軒を連ねていた黄金町エリアも、地域とアートの共存というプロジェクトで年々盛り上がりを見せています。
ここヨコハマ創造都市センターも、旧第一銀行横浜支店を移築した施設です。
港の風景や中華街、ノスタルジックな異国情緒など、さまざまな魅力をもつ横浜の町並みをつくりあげた歴史やアートに触れ、アーティストやクリエイターの取り組みを紹介するのが、OPEN YOKOHAMAというキャンペーンです」
まずはガイドブックをゲット
「イベントはアートに限らず、創造的な活動であればOPEN YOKOHAMAの一環として紹介しているので、思いがけない場所で意外な活動を知る事ができるかもしれません。
開催されるイベントは、公式サイトでも紹介していますが、まずはぜひ無料配布しているガイドブックを入手してほしいですね。すべてのイベントを合わせると200くらいあるので、情報を網羅したガイドブックで、気になるイベントをみつけてください。
鉄道各駅や市内18区役所の他、地区センターや文化センター、文化施設などで配布しているほか、観光案内所やクイーンズスクエア等市内の8個所に、有人の インフォメーションデスクを設置しています。ここではガイドブック配布の他に各イベントのご紹介、ご案内をしますので利用していただきたいです」
OPEN YOKOHAMA 2012のガイドブック
ガイドブックの表紙やポスターでも印象的な「開け横浜」を手がけたのは横浜出身のアートディレクター浅葉克己氏。民主党や横浜美術館のロゴマークをデザインした人だ。
「OPEN YOKOHAMAのロゴとスローガンは開港150年の2009年に未来の横浜への合言葉、シンボルとして市民参加で作られましたが、今回浅葉さんは自分だ けの楽しい横浜をみつけてほしいと、“開け横浜”という、より視覚的にも訴えるキャッチフレーズを考え、それを浅葉さんが作った『浅葉文字』というフォン トで表現しています。このフォントは人生の集大成というほど思い入れのあるものだそうですよ。」
ガイドブックは、各イベントのスケジュールや地図だけでなく、アートスポットやアーティスト、クリエイターをピックアップして紹介するなど読み応えがある。
読み応えのあるガイドブック