横浜DeNAベイスターズ、2015年・新人合同自主トレ初日の様子をレポート!
ココがキニナル!
DeNAベイスターズのルーキーたちが、1月9日から合同自主トレを始めるそうです。初日の様子をレポートしてください(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
8人のルーキーが精力的にメニューをこなし、本格的に始動! 毎年恒例の“山登り”は、今年は2日目の10日(土)に予定されている。
ライター:田中 大輔
新しい年を迎え1週間も経つと、お正月ムードもだいぶ薄れてくる。
「もう休みもおしまいか」と独りごちている人も多いこの時期は、プロ野球選手が春季キャンプ、そしてシーズン本番へ向けて始動するタイミングでもある。
今季から横浜DeNAベイスターズの新たな戦力となる8人のルーキーたちも、横須賀市内の総合練習場でプロとしていよいよ本格的に動き出した。
いよいよ練習開始!
1月9日(金)、横浜DeNAベイスターズの新人合同自主トレが初日を迎えた。
練習開始の午前10時を前に、昨年のドラフト会議で指名を受けた8人が続々と登場。引き締まった表情で、プロ野球選手としての第一歩を踏み出した。
先頭で姿を現したのは、ドラフト1位入団の山崎康晃(やまさき・やすあき)投手
4年目のシーズンを迎える中畑清監督をはじめ、高田繁ゼネラル・マネージャー(GM)やコーチ陣も視察に訪れ、期待の新戦力の動きに注目。
練習開始前、準備の大切さを改めて説いた中畑監督だが、ドラフト4位で入団の福地元春(ふくち・もとはる)投手に「やせた?」といつもの調子も忘れない。
ルーキーたちに真剣な表情で話す中畑監督
ちなみに、指名あいさつ時に5kgの減量を言い渡された福地は、しっかり約束を守り、万全の状態でグラウンドに乗り込んできた。
少しだけスッキリした福地。見事5kgのダイエットに成功
もちろんほかの選手たちも、球団から伝えられたメニューで調整済み。
この日は、どの程度まで体ができているかを確かめることを優先し、毎年恒例の“山登り”は2日目の10日(土)に延期。期待していたファンには申し訳ないが、初日はグラウンドで汗を流すこととなった。
「あいつらは落ち着いてるな」
午前10時になると、まずはランニングで体を暖めていく。
この日は球団所属のトレーナー12人が集まり、指導に当たった。
まずは全員そろってのランニングからスタート
ランニングの後もウォームアップメニューが続き、青星(せいせい)寮の寮長でもある塚原トレーナーの指示の下、徐々に体をほぐしていく。
チームロゴの下、練習に励む8人
塚原トレーナーは、チームに20年以上在籍する大ベテラン
さまざまな動きを取り入れたメニューで体をほぐす
この光景を見守っていた中畑監督は自らのルーキー時代を振り返り「マンガの世界に入ったようなフワフワした感じだったよ。それに比べて、あいつらは落ち着いてるな。現代っ子だな」と満足気な様子。
「王さんや長嶋さんが周りにいた」と若き日を振り返った監督
練習の合間にファンと談笑。このサービス精神はさすが
ウォーミングアップが終わると、いよいよグローブとボールの登場だ。
キャッチボール中の投手陣。上から、山崎、飯塚、石田
軽めのキャッチボールながら、その姿はまさにプロ野球選手。スパーンといい音を立てながら、肩を慣らしていった。