横浜DeNAベイスターズ、2015年・新人合同自主トレ初日の様子をレポート!
ココがキニナル!
DeNAベイスターズのルーキーたちが、1月9日から合同自主トレを始めるそうです。初日の様子をレポートしてください(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
8人のルーキーが精力的にメニューをこなし、本格的に始動! 毎年恒例の“山登り”は、今年は2日目の10日(土)に予定されている。
ライター:田中 大輔
注目の3000メートル走、結果は!?
昨年までなら、そろそろ“山登り”の準備というタイミングだが、今年は初日には行わないため、そのままグラウンドでの練習が続いていく。
2組に分かれてのノックでは、やはり本職である内野手の機敏な動きが目を引いた。
軽快にゴロをさばく内野手トリオ。上から、倉本、山下、百瀬
特に、ショートのポジション争いに加わるであろうドラフト3位の倉本寿彦(くらもと・としひこ)選手は、横浜高校出身。さらには新人ながら、かつてベイスターズの日本一にも貢献した名ショートで、自身の憧れでもあった石井琢朗(いしい・たくろう)さんの背番号5を継いだとあって、注目が集まっている。
レギュラー取りに期待のかかる倉本。背番号5の後継者になれるか
ノックに続いて、瞬発力を鍛えるシャトルランなどが行われ、メニューは徐々にキツイものに。
“山登り”こそなかったが、この日のハイライトは最後に行われた3000メートル走だ。
グラウンドを大回りで8周半も走るこのメニューでは、各選手の明暗がクッキリ。
スタート直後から飛び出したのは、ドラフト5位入団の山下幸輝(やました・こうき)選手。この日までに走り込みをしっかりしてきたという言葉通り、ほかの7人を引っ張る快走を見せた。
最初からグングンと後続を引き離す山下
下位の選手を周回遅れにするほどの差をつけて、そのままトップでゴール。
圧倒的な走りにも本人は「タイムには納得していない」と厳しい評価を下したが「1位になれてホッとしました」と初々しい笑顔を見せてくれた。
逆に、この3000メートル走に苦しめられたのが、山崎と福地の両投手。7位だった山崎は「ヘトヘトでした」と苦笑いだった。
こちらの2人はあっぷあっぷ。それでも最後まで走り切った
ドラフト1位で注目度の高い山崎と「ハマのムーミン」の愛称通り、愛嬌のある人気者・福地には、見学に訪れたファンから「頑張れ!」の声援が飛んだが、福地は「聞こえてました。答えようと思ったんですが、最後は余裕がなくて・・・」と悔しそう。
翌日にはさらにキツイ“山登り”が控えているが、山崎は「覚悟して臨みます」、福地は「リタイアしないように頑張ります」とコメントしてくれた。
取材を終えて
練習終了後、取材に応じた山崎は「多くのスタッフや報道陣に囲まれての練習は、やはり大学とは違いました」とプロ野球選手になった実感を話す。
丁寧に報道陣の質問に答えた山崎
3000メートル走の結果を踏まえ「ちょっと体力が落ちていたかも」と言う山崎だが「もっとレベルアップして、キャンプに向けて体力をつけていきたい」と前を向いた。
精力的にメニューをこなした。先発だけでなく、抑えの期待も
「無理せず、ケガに気をつけて」と話す山崎は、「ブルペンに入ってからが勝負。ほかの選手と差をつけられるようにしたい」と気合いを込める。
7人の同期生は「仲間だけど、競争」と話し、気持ちと体の両方をコントロールしてキャンプ、さらには開幕へ向かいたいと意気込んでいた。
いよいよプロ野球選手として本格的に動き出した、8人のルーキープレイヤーたち。まず目指すのは、2月から沖縄で行われる春季キャンプだ。
昨シーズンは、1年目の三上朋也(みかみ・ともや)投手が大車輪の活躍を見せ、チームに大きく貢献した。平田真吾(ひらた・しんご)選手、関根大気(せきね・たいき)選手といった面々も1軍でグラウンドに立ったし、育成入団だった萬谷康平(まんたに・こうへい)選手は支配下登録され、結果も出した。
今季は、8人の中から何人がハマスタで暴れまわってくれるか。
入団したら指名順位は関係ない。横一線からのスタート。1年目から、彼らが星のきらめきを見せてくれることに期待して、声援を送ろう。
―終わり―
しゅごうさん
2015年01月11日 20時17分
倉本マジで期待してる
アルミンさん
2015年01月10日 13時58分
山崎康晃、いい面構えです!若い力でベイスターズの優勝の原動力になってほしい!