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年越しそばはこれで決まり!? 横浜の人気老舗そば店「三吉橋小嶋屋」「利久庵」「角平」のお持ち帰り年越しそばを調査!

ココがキニナル!

持ち帰り年越しそばが買える横浜の老舗そば店を調査! 横浜の老舗そば店は毎年行列ができる人気。自宅でゆでる際、お店によって茹で方に多少違いがあるが、少量ずつ茹でるのがポイントのよう。

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ライター:橘 アリー

「三吉橋小嶋屋」のお持ち帰り蕎麦!



2015年も残りあとわずか。
楽しかったこと、大変だったこと・・・、いろいろな出来事があった1年を振り返りながら、“健康長寿”の願いを込めて、大みそかに食べる年越しそば。

今回は横浜屈指の老舗そば店の「持ち帰り年越しそば」について調査してみた。また自宅で老舗の味を再現できるよう、美味しいゆで方も教えてもらうことに。

まずは横浜の下町、南区の「三吉橋小嶋屋(みよしばしこじまや)」。
「三吉橋小嶋屋」は、三吉演芸場近くの中村川の架かる三吉橋のそばにある。
 


最寄り駅は横浜市営地下鉄ブルーライン「阪東橋駅」で徒歩10分ほど
 

店前は、明るくモダンな雰囲気
 

4代目の伴野浩幸(ばんの・ひろゆき)さんと妹の松本節子(まつもと・せつこ)さん

 
三吉橋小嶋屋」は、ご兄妹で仲良く営まれているお店である。1900(明治33)年の創業以来、長くこの地で愛されてきた。
 


店内は明るく居心地が良さそう

 
お客さんから見える一画にそばの打ち場があり・・・
 


伴野さんのそば打ちを見ることが出来る

 
一人前(830円・税別)からお持ち帰りが可能。
 


こちらがお持ち帰りのそば(写真は2人前)

 
年越しそばとして特別なものはなく、1年中いつでもお持ち帰りはできる。年末にお客さんが年越しそばとして持ち帰っているとのこと。

2014(平成26)年末は、年越しそば用のお持ち帰りそばを、約800食打ったそうだ。

12月30日と31日は、午前11時から午後5時までの営業。予約無しでも購入できるが、リピーターのお客さんも多い。大みそかは大変混雑するので、予約した方が待たずにそばを購入できる。
 


家でそばを上手にゆでる方法も同封されている

 
「三吉橋小嶋屋」の場合は、大きな鍋で沸騰が止まないように手早くゆでるのがポイントとのこと。

手順を追って行くと、大きな鍋にお湯をいっぱい入れて沸騰させ、そばを一人前ずつゆでる。ゆで時間は約40秒。ゆで終わったらすぐに冷水にさらしそばのぬめりを取り、手早く水を切る。
 


目安としてはこんな感じ。これでお水は8リットル入っている

 
鍋が大きいからといって大量にそばを入れてしまうと、お湯の温度が下がる。再び沸騰するまで時間がかかるので、美味しくゆであがらなくなってしまうとのこと。

大きな鍋でお湯を沸騰させて少量のそばを入れ躍らせながらゆでる。これがそばをおいしくゆでるコツのようだ。

実際にそばの茹で方を見せていただいた。
 


もりそばのゆで時間は約40秒
 

ゆで終わったら直ぐに冷水で洗えるように用意しておく
 

沸騰したところで、そばを軽くほぐしながら入れる
 

沸騰したお湯の中でそばが踊っている
 

約40秒でそばをすくい終わるようにする
 

すかさず冷水にさらし、もみながら丁寧にぬめりを取る
 

終わったら、水を切って・・・
 

ゆであがったら、そばがのびないうちにいただきましょう

 
ゆでたてのそばは、しっかりとしたコシがあり、風味も爽やかでとても美味しい!
ゆで方のポイントをちゃんと押さえれば、美味しいそばで年が越せそうだ。

次は中区、JR関内駅近くの「利久庵(りきゅうあん)」へ。