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真夏にアツいラーメンをススる!? 横浜家系ラーメン祭2016を実食レポート!

ココがキニナル!

史上初の試み、家系ラーメン店が屋外に集結した一大イベント、横浜家系ラーメン祭2016の様子はどうだった?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

暑いなか、3日間で13万人の来場者で盛況だった。家系各店の職人同士の意地と誇り、お客さんのラーメン愛が感じられた熱いイベントとなった。

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ライター:山口 愛愛

歴史的イベント、ハマの家系祭りへ



家系総本山、吉村家から1974(昭和49)年に生まれ、現在では全国で1000店舗以上に広がっている「家系(いえけい)ラーメン」。この人気店が赤レンガ倉庫に集結した「横浜家系ラーメン祭2016」が7月16日(土)から18日(月・祝)の3日間に行われ、最終日の夕方には、ステージ上で歴史に残る光景が広がった。
 


さて、その光景とは?
 

はまれぽでは随時、イベントの模様を更新していたが、このレポートでは最終日の様子をライター・山口が利用者目線でお届けする。

午前11時。熱気あふれる赤レンガ倉庫に到着。

お昼前だというのに、店の前も食事エリアのテントの中も多くの人でにぎわっている。陽光のまぶしい夏空が広がり、赤レンガの向こうには、飛鳥Ⅱの姿も。会場は熱いラーメンにがっつく家系ファンが埋め尽くしている。
 


ついに家系ラーメンが赤レンガに集結
 

さっそく1杯いただこう。同イベントの入場料は無料、ラーメンは1杯800円。参加店舗は、入口手前から、すずき家、らっち家、せんだい、光家(ひかりや)、千家(せんや)、厚木家、奥津家(おくつや)、心家(こころや)の8店舗。どこに行こうか迷う。

券売機に並び、ラーメン店を選択する。列が長いときには1時間近く並んだと聞いたが、この時間帯の待ち時間は20分程度。
 


パンフレットを見ながら吟味
 

店舗ごとに券売機を設置すると、店が対応に追われることも考慮し、トラブルがあった際、イベントスタッフがまとめて管理できるとのことだが、うーん、待ち遠しい。 
 


どれも食べたい・・・
 

まずは家系総本山、吉村家店主の吉村実(よしむら・みのる)さんの次男が切り盛りする「厚木家」へ。「家系ラーメン祭」なので、生みの親である吉村家を創業当時から受け継いでいる味は押さえておこう。
 


最も列が長いが家系直系店、厚木家に並びます
 

並んでいる方も暑いが、中は灼熱だろう。店主の吉村さんが汗まみれの顔をくしゃくしゃにしながら「暑い中、お待たせして申し訳ありませんが、もう少し詰めてお並びいただけますか。麺は席で美味しくいただけるよう、固めに茹でています。少々お待ちください!」と声を張り上げる。

そんな姿を見ているとお預けの気分も吹き飛び、テンションは高まるばかりだ。 
 


圧巻の手さばきの店主、吉村さん
 

ときどき氷で首を冷やしながらの作業
  

特有の出汁が効いたスープを丼へ
 

迫力の湯切りを近くで見られる楽しみも
 

ようやく、丼を手にして喜びにあふれる。
 


渾身の一杯を大事に運ぶ
 

それでは、いただきます!
 


豚と鶏を使い、醤油ダレとのバランスが絶妙
 

中太麺にスープがよくからむ
 

燻製チャーシューなどの具にも満足!
 

ガツンとくる味わいに元気をもらい、会場を散策する。家系ラーメン以外にキッチンカーなども出店しているので、おやつをいただくことに。
  


ラーメン以外もあります

  

まずは暑い夏、ラーメンとくればこれしかないでしょう! KIRINのブースへ。
  


冷たい一番搾り生ビール(600円)が染み込む
    

続いて、おつまみに特製つけだれ唐揚げ専門店の「ねぎだれ(600円)」を購入。
   


生姜風味が漂う唐揚げは中までふっくら
  

お腹は満たされたが、別腹も満たすため、デザートにふわふわ綿雪かき氷の完熟いちご(650円)も味わう。
 


いちごの柔らかい酸味と自然な甘さがすっきりのシロップ
 

熱いラーメンの後のかき氷は格別