新店舗の実力をチェック! 元町クラフトマンシップストリートのフードフェアをリポート
ココがキニナル!
2018年のクラフトマンシップストリート・フードフェア、人気のお店や注目の店舗は?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
18回目を数えても大人気のフードフェア。多くの人に愛される理由は、街が持つ生き生きとした雰囲気にある。活気を支える注目のお店を回ってみた!
ライター:はまれぽ編集部
「元町クラフトマンシップ・ストリート」とも呼ばれるこの通りは、元町通りのメインストリートからは一本南側に位置している。ブランドショップなどが立ち並ぶメインストリートに対して、職人の技が光る老舗や飲食店などがひしめき合う、オリジナリティあふれる魅力を持った街だ。
そんな元町仲通りを中心にした、元町の「クラフトマンシップストリート・フードフェア」も今年で18回目! それでもまだまだ色あせないのは、この通りに続々と登場する新店舗があるからこそ。
期間中はたくさんの人が元町に集結する
並んででも購入したい老舗の商品がおいしいのはもちろんだが、これから注目のお店もたくさんあるのが元町の魅力。
というわけで、この古き良き町のニューカマーを中心に、2018年のフードフェアを満喫してきた!
フードフェアはチケット制。あちこちにあるカウンターで買い足せるので安心
2018(平成30)年9月8日、はまれぽ編集部が元町に到着したのは午後5時ごろ。フードフェアのスタートまでは少し時間があるが、「元町通り3丁目~4丁目」にあるスイーツ&デリエリアの店舗はすでに営業を始めている様子。そちらから攻めてみることにしよう。
ちなみに、名店「霧笛楼」にはフェア開始前から行列ができていた
まずは、以前はまれぽでも紹介した、横浜山手のアメリカ山公園で飼育されているミツバチのハチミツで作ったプリンを販売している「小さな結婚式」。
結婚式場のパティシエが丹精込めて作り上げた逸品
普段はアメリカ山公園事務所や式場で提供しているこのプリン(300円/税込み・以下同)。今回は新商品である「黒糖プリン」も加わった。
いっただきま~す!
プリンはハチミツの味、さらには花の香りまで感じられるような甘味が広がる。後を引かないさらっとした甘さもハチミツならではの魅力だ。
一方、黒糖プリンはしっかりとしたコクのある黒糖シロップがプリンの上に鎮座しており、濃厚な味わいに!
ほのかな苦みとしっかりとした甘さが口いっぱいに広がる。
黒糖シロップがたっぷりと乗っかっている
趣向の異なる2つのプリン。好みで選ぶもよし、気軽に両方食べてしまうもよしだ。
続いては、こちらもはまれぽで紹介した新店舗、元町コンテナビル内のカフェ「café Le Havre(ル・アーヴル)」。
コンテナビルの独特の形状を意識したスイーツが目玉だ。
コンテナを積み重ねた形と密閉性が特徴のビル
「コンテナビルの四角いシュー(500円)」は、その名の通り立方体の形をしたシュークリーム。そのフォルムから、通りを歩くお客さんの注目を浴びていた。
四角いシューの中にはカスタードクリームがたっぷり!
この形を支えるためにシュー生地はしっかりとしており、パリッとした触感の後にクリームがあふれ出す。皮が薄い分だけ、中はぎっしりと詰め込まれていた。濃厚なクリームが存分に味わえるので、これは満足度が高い!
甘さ控えめなのでボリュームがあってもあっさり食べられる
さらに、コンテナビルの1階に新たに入居するテナント、タイ料理の「chaidee cafe(チャイディーカフェ)」もフードフェアに登場。
オープン前のカフェ店内の様子。神々しい・・・
タイの揚げ菓子「カノムトークジョーク(200円)」と「バタフライビーアイスティー(300円)」をいただく。
合わせてワンコイン!(チケット制だけど)
この「カノムトークジョーク」、花の形に焼き上げられた甘いお菓子で、ココナッツの風味と混ぜ込まれたゴマがアクセントに。さくさくとした口当たりは「芋けんぴ」に近いかも?
専用の器具で花の形に揚げるのだ
お茶もいいけれど、なんだかお酒にも会いそうだ。そう、時刻は午後6時を回り、そろそろ肉やアルコールも恋しくなってきた。
何しろ元町フードフェアには食欲をそそる匂いが充満している。