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イベントも続々開催!老舗と新店舗が協力し合う藤棚商店街の魅力を「藤棚新聞」に聞いてみた!

ココがキニナル!

藤棚では「藤棚新聞」を作っているようです。藤棚商店街を詳しく知らないので、情報収集していただけると嬉しいです(bachplayerさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

通称「藤棚商店街」は5つの商店街組織で構成されていて、近年、新しいお店が続々オープン。老舗とのコラボも進み、ますます魅力的なエリアになる可能性大!

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2018年11月19日

ライター:吉田瞳

藤棚商店街とは?
 
相鉄線西横浜駅近くにある藤棚商店街。いったいどんな経緯でできた商店街なのか? bachplayerさんの疑問を解決すべく、ライター吉田はまず商店街の歴史を調べてみることに!
 


藤棚の地図

 
通称「藤棚商店街」は、西前中央商店会、藤棚一番街、藤棚商店会、サンモール西横浜、ニコニコ商店街の5つの商店街組織で構成されている。
 
そのひとつである「藤棚一番街」が編集した「藤棚一番街協同組合 50周年記念誌」によると、既に大正時代には、藤棚一帯は商店街としての形態を整えていたという。
1923(大正12)年の関東大震災、1945(昭和20)年の横浜大空襲で被害を受けるも、その都度再興を果たしてきた。終戦を迎えた昭和20年代には、バラックのお店や芝居小屋、映画館が立ち並び、買い物客でにぎわいを見せていたそうだ。
 
藤棚の歴史を紹介する『藤棚町内会史』によると、「藤棚」という地名の由来は、市電が敷設された際に、停留所の脇の茶屋「鈴木家」の軒先に藤棚があったことに由来する。この名前が市電の停留所名として使用され、町名になったというのだ。
 


「藤棚」という美しい地名は、実在した藤棚の木から取られていた

 
藤棚エリアに古くから住む方に尋ねると、昭和30年ごろには、三菱重工横浜造船所(三菱ドック)や天王町の紡績工場で働く人が多かったという。その頃には、二俣川など遠方から買い物にくる人もいたそうだ。果たして、今はどのような姿になっているのだろうか? 
 
 
 
藤棚商店街を歩く
 
相鉄線の西横浜駅からすぐのニコニコ商店会から入り、サンモール西横浜、藤棚商店会、藤棚一番街と歩みを進めていく。東に歩くにつれて人通りが多くなっていくようだ。客層はさまざまで、家族連れや若者、ご年配の方までお店をのぞきながら歩いている。
 
昔ながらの金物屋さんや花屋さんに加えて、最近できたであろうチェーン店、おしゃれな美容室も目立つ。ところどころ閉店しているお店や、空き地になっている場所も見られたが、賑わいや明るさの方が際立ち「元気な商店街」という印象を受けた。
 


ファミリー層も目立つ藤棚商店会

 


藤棚一番街

 


ランドマークタワーも見えるサンモール西横浜商店街

 
散策していると、藤棚一番街に、古くからある商店街のお店とは全く異なる雰囲気の店舗を発見。キニナって入ってみることに。
 


東京の青山あたりにありそうな店構え

 
DEVISE WORKS PRODUCTS(デバイス・ワークス・プロダクツ)はデザイナーの秋山大輔(あきやま・だいすけ)さんが立ち上げたアウトドアブランドだ。
 


整然とレイアウトされたアウトドアグッズ

 
もともとデザイン業がメインだったが、2018(平成30)年7月にブランド立ち上げに伴い藤棚で実店舗もオープン。
デザイナーの秋山さんが生み出すアパレルや雑貨はハイセンスで店内はどこを映し出しても絵になる。
 


オリジナルのアウトドアグッズは洗練されたデザイン

 
秋山さんは、横浜生まれの横浜育ち。
「関東にはガレージブランドなどを扱う色の濃いアウトドアショップがなく、自分が行きたいと思えるような店を横浜に作りたかったんです」と語る。
 
DEVISE WORKS PRODUCTSには、SNSでファンになった人々が全国から集まってくるそうだ。他県のお客さんが多いため、みなとみらいなどに観光がてら来店してもらうには、藤棚はちょうどいい場所だとのこと。
 
藤棚の商店街には、SNSで人気を集めるような最先端の店も誕生しているのだ。
 
 
 
藤棚新聞へ直撃取材
 
一通り商店街を巡ってみて、DEVISE WORKS PRODUCTSだけではなく、古くからの商店街らしからぬ斬新な店舗も多いように感じた。実際「藤棚の今」は、どういう状況なのだろうか?
 
そんな疑問を解決するべく、「キニナル投稿」にもあった「藤棚新聞」編集部を直撃。代表の相原雅夫(あいはら・まさお)さんと、遠藤望(えんどう・のぞみ)さんにお話を伺った。
 


藤棚新聞編集部の相原さん(左)と遠藤さん

 
藤棚新聞は、藤棚エリアの情報を発信している地域新聞(フリーペーパー)。藤棚商店街周辺の店舗や施設を中心に配布している。2008(平成20)年から隔月1回のペースで発行を始め、2018(平成30)年で創刊から10年目を迎えたそうだ。
 


手作り感たっぷりの藤棚新聞

 


地域のニュース・イベントのほか、お店の紹介や街の歴史を掲載している

 
藤棚新聞代表の相原さんは、もともとはシステムエンジニア。定年退職後に「第2の人生」として始めたのが藤棚新聞での活動だ。新聞発行のきっかけは、市民有志が商店街の活性化について話し合う「商店街学会」という団体に参加したこと。藤棚のお店に新聞作りを頼まれ、学生時代に学生新聞を作っていた相原さんの心に火がついた。
 
藤棚周辺を歩いている中で新聞の購読者である地域の人から情報を教えてもらったり、掲示板を見たりして記事ネタを収集。月1回編集会議を行ない、編集部メンバー6人でそれぞれ取材して、相原さんが編集を行なっている。
 
藤棚新聞は商店街のお店や、警察署・消防署などの公共機関を一軒一軒回って配達をする。メンバー6人はなんと全員ボランティア。中でも最年少の遠藤さんは、大学生の頃から活動に関わり、就職した現在も休日にホームページやSNSの更新を担当する。
  


編集部最年少の遠藤さん

 
おふたりに、今の藤棚商店街や藤棚地域の魅力を聞いてみた。
 
藤棚で生まれ育ったという遠藤さんは
「ちょっと足を伸ばせば横浜駅も近いのに、下町風情が残っているところが魅力ですね。みなとみらいの高層ビル群と藤棚の街のコントラストが好きで、いつまでも残しておきたい風景です。藤棚という地名も美しくて好きです」
と教えてくれた。
相原さんは「藤棚は、人を受け入れてくれる素地がある。よそからきても会話がしやすいですね」と話す。
2人とも藤棚商店街には溢れんばかりの愛情を感じているようだ。
 


藤棚新聞代表の相原さん

 
藤棚を見続けてきたお二人に、自分が歩いてみて感じた質問をぶつけてみた。古くからの商店街らしからぬ最先端の店舗が多い点に関して2人はフィルム上映の映画館やコミュニティースペースなど、地域の外でも話題になるような場所が増えてきたおかげだと言う。
 
しかし、新しい場所や店舗だけが盛り上がっているだけではない。商店街の老舗店舗と新しい店舗がコラボするなど商店街が全体が一緒に盛り上がっているそう。
遠藤さんも、藤棚を取材する中ではイベントなど話題に事欠くことがなく、「藤棚の存在感が横浜の中でも増している」と語る。
  
 
商店街に新風を起こす若手の取り組みとは?続きは次ページ≫
 

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