「パンのフェス2019春」をレポート! 神奈川県の学校給食を作るパン屋さんの食パン食べ比べも!
ココがキニナル!
全国の人気パン屋さんが集結したパンの祭典「パンのフェス2019春」が横浜赤レンガ倉庫にて開催!イベントの様子をレポートします!(はまれぽ編集部)
ライター:はまれぽ編集部
今年も横浜赤レンガ倉庫に「パンのフェス2019春」がやってきた!
「パンのフェス2019春」が開催!
2018年春には約13万人を動員し、多くのパン好きを横浜に呼び寄せた「パンの祭典」。はまれぽ編集部もパンのお祭りに参戦すべく、赤レンガ倉庫に突撃した!
「パンのフェス2019春」が開催!
「パンのフェス2019春」は、2019(平成31)年3月1日~3月3日まで開催。初日は生憎の空模様だったが、先行入場の行列が続いていた。
それでも例年に比べると行列は短い
午前11時の先行入場を前に、各店舗ではギリギリまで準備を行っている。先行入場が開始するころには雨も止み、雲間からうっすらと太陽が顔を出すくらいまで天候が回復した。
さぁ、いよいよ決戦の時間だ。
お目当てのパン屋さんはどこ?
行列に並んでいた人々が続々と入場する中、「○○どこにある?」「○番ってどっち?」とお目当てのパン屋さんを探す声が耳に入ってくる。看板はついているが、遠目からではどこが何のお店かは判断できないため、あらかじめ横浜赤レンガ倉庫の地理と会場内の地図を頭にいれておく必要があるようだ。
各店舗にふられた番号で場所を探す
やはり天候の影響もあるのか、昨年よりも各店舗の前に列ができる早さが遅いように感じる。それでも先行入場開始から30分も経つと例年通りの光景が目に入るように。
会場内に人の熱気が渦巻く
毎年恒例の風景といえば、栃木県那須に本社を構える大人気ベーカリー「ペニーレイン」の行列。特別レーンが用意されるほどの人気店で、味もコンセプトも天下一品。The Beatlesの『Penny Lane』が店名にあるように、パンを入れる袋には『Abbey Road』を歩く4人の姿が描かれ、店先のBGMはもちろんThe Beatlesだ。
この味を横浜で買えるなんて幸せ!
行列が出来ているほかの店舗を見てみると、「パンのフェス限定パン」を求める方が多いようだ。同じく栃木県那須高原の「ベル・フルール」では、「契約農家のとちおとめ 高原ジャージーver.(700円/税込み・以下同)」目当てのお客さんが長蛇の列をつくっていた。
飛ぶように売れていた限定パン
パンの木の「まるごとりんご2(700円)」
全国から集結した人気店と並んで、横浜市内や神奈川県内から参加したパン屋さんも負けてはいなかった。
ペニーレインの向かいには「K’s Local Bread」と「神奈川カレーパンマーケット」が出店。
カレーパン好きが並ぶ
こちらの2店は神奈川県パン協同組合連合会が中心となって立ち上げた、食パン専門店とカレーパンのセレクトショップ。
「K’s Local Bread」は県内で学校給食のパンを製造している老舗のパン屋さんの食パンを集めており、「神奈川」「給食」「組合」の頭文字「K」をとって名付けられたという。
ずら~と並んだ県内の食パン
こちらでは、ハマっ子にはお馴染みの「かもめパン」、平塚市の「高久製パン」、小田原の「森高製パン」、藤沢の「長後製パン」、海老名の「栄屋製パン」が製造したパンを購入できる。
発行時間や製造工法を記載したユニークなラベルも見所!
約2センチの厚みがある食パンが1袋に2枚入って各150円。これだけ種類があれば自分好みの食パンに出会えそうな予感がするぞ!
7種のパンが入った「食べ比べセット(1000円)」
お隣の「神奈川カレーパンマーケット」では、横浜から9店舗、横須賀から2店舗、川崎、平塚、藤沢からは1店舗、計14店舗のパン屋さんがこだわりのカレーパンを出品。
22種類のカレーパンから選ぶことができる
神奈川フードバトルで銀賞を受賞した「高久製パン」の「弦斎(げんさい)カレーパン(280円)」や、横須賀にある「カフェ・ド・クルー」の「よこすか海軍カレーパン(300円)」など人気のカレーパンが一堂に会する。この日のために製造された限定のパンもあるそうなので、カレーパン好きは要チェック!
全部美味しそうだから選ぶのも大変!
せっかくなので、食べてみた。
地元神奈川の応援をしたい!ということで、食パンの食べ比べセットと「弦斎カレーパン」「のびーるとろりんチーズカレーパン」を購入。お昼にいただきました♪
本当はトースターで温め直すのがベストだが、今回はレンジでチン!
こちらの「のびーるとろりんチーズカレーパン」は、1937(昭和12)年創業の東白楽にある「ローゼンボア」から出品。モッチモチで温めるとふわっと膨らむ生地の中に、牛肉の旨味を閉じ込めたコクのあるカレーが超絶にマッチしてとっても美味しい!
カレーを引き立てるとろりんチーズ
小学生のころお世話になった「かもめパン」の「横濱食パン」は、あのころのままだった。優しく持たないと潰れちゃいそうなくらいフワフワで、袋を開けると懐かしい香りがする。
袋越しでも分かるパンの柔らかさ
よく噛むと小麦の甘みを感じ、パンの耳はちょうど良い固さ。小学生の時に食べた食パンの味をはっきりとは覚えてないけど、マーガリンといちごジャムを乗せて牛乳で流し込んだ記憶が蘇ってきた。
今日は何もつけずにいただきました
「パンのフェス」では、普段はなかなか足を運べない県外のお店はもちろん、地元に根付いたパン屋さんの魅力にも改めて気付くことができそう。
土日は大変な混雑が予想されるので、天気予報と会場内マップを確認した上で参戦してほしい。パン好きの皆さんがお好みのパンに出会えますように。
ー終わりー
パンのフェス2019春 in 横浜赤レンガ
開催日時/2019年3月1日~3日(※雨天決行)
1日(金)午前11時~午後7時
2日(土)午前11時~午後7時
3日(日)午前11時~午後5時
(※在庫が無くなり次第、パン屋さんは閉店)
入場料/パン屋さんエリアのみ無料、先行入場は500円(税込み、小学生以下無料)
先行入場/午前11時~午後1時30分
一般入場/午後2時~午後5時
会場/横浜赤レンガ倉庫イベント広場 (横浜市中区新港 1-1)
https://pannofes.jp/
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なみきさん
2019年03月02日 22時04分
例年混みすぎててほとんど楽しめない。