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鶴見川と国道1号線が交わる場所の東洋製罐工場跡地。解体の理由と今後の利用は?

ココがキニナル!

国道1号線と鶴見川が交わる角に東洋製罐の跡地がありますがそこに何が出来るのか凄く気になります。調査お願いします。(ダイナさん/くぼたぬさん)

はまれぽ調査結果!

東洋製罐の担当者によれば、跡地の有効活用方法についてまだ伝えられる情報はないとのこと。同社では設備の集約化を図っており、これまでとは違う方向性の施設ができる可能性も?

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2019年03月07日

ライター:はまれぽ編集部

鶴見区の国道1号線と鶴見川の交点に、東洋製罐(とうようせいかん)横浜工場はあった。
 


 

鶴見川を渡る、国道1号線から工場を望むことができる

 


既に建物はなく、地下の埋設物を除却しているようだ

 
東洋製罐は、飲料用の缶やペットボトルなどを製造する企業。国内で初めて自動製缶設備を導入した老舗だ。全国に15ヶ所の生産拠点を持ち、海外にも進出している。

横浜工場は、1961(昭和36)年に操業を開始し、主にプラスチックボトルや金属缶などの飲料容器を製造している。
 


横浜工場の敷地面積は6万3475平方メートル
 

解体前の同施設では、飲料用ペットボトルや飲料・食品用の缶など、年間で21億個の製品を生産していたそうだ。
横浜工場はいまも同社ホームページに記載されており、操業停止や廃止にはなっていない。
 


解体現場奥の建物にも「Toyo Seikan」の文字が見える

 
どうやら、解体をしているのは国道1号線に近い場所にあった「第一工場」の部分。奥にある3階建ての「第二工場」は、今も操業を行っているようだ。
 


赤い部分が第一工場、青い部分が第二工場だ
© OpenStreetMap contributors

 
東洋製罐の親会社にあたる東洋製罐グループホールディングスのIRによれば、同社は2015年10月に飲料缶やペットボトルの一部生産停止を決定。人員削減とともに、横浜工場などから別の工場に設備を集約することを発表し、2017年3月ごろから第一工場の機能の停止が進められてきたようだ。
 


鶴見川に面する横浜工場。川沿いから目立つのはやはり「第二工場」

 
少子化が進む中で、国内での需要が減少傾向にある中で、事業構造改革を加速させる必要があると説明している。
 


第一工場跡地はかなり広大だ

 
キニナルのは、やはり第一工場の跡地がどうなるか。噂では転用ではなく工場を立て直すのでは、という声もあるようだが、同社が生産拠点集約を進める中で、以前と同じような工場ができる可能性は低いだろう。



跡地の方針は、まだ発表できず

東洋製罐の担当者に、跡地の開発方針についてうかがってみると、「横浜工場は操業を続けていますが、一部を解体しています。ですが、跡地をどのように有効活用するかは、まだお伝えできることがありません」とのこと。
発表の時期なども、まだめどが立っていないようだ。
 


現在進んでいるのは、あくまでも「解体工事」

 
一方、工場跡地の活用と言えば、地域全体に関わる問題でもある。お隣の川崎市では、工場跡地の宅地開発によって人口が爆発的に増加。そうなれば交通機関などのインフラや、保育所・小学校の定員など、行政課題が山積することになる。

横浜市のマスタープラン鶴見区プランでは、工場跡地の場所は「住工共存地B」に位置付けられている。このエリアでは「工業・流通業務系の施設を中心とした土地利用」を行う方針としており、やはり行政としては、基本的に工場を立地させたい場所。
もし土地利用が転換される場合は、「周辺地域への影響やインフラ・公共施設等の状況を考慮するとともに、周辺環境と調和するよう再整備を誘導」することとしている。
 


基本的には工場などが操業する地域という位置づけ(横浜市マスタープランより)

 
もし集合住宅などになるとすれば、行政としての対応も必須。現在の状況について鶴見区に問い合わせてみると、「行政としても東洋製罐さんから、跡地の活用方法については何もうかがっていません。現時点で市としては、住宅にしないでほしいとか、工場にしてほしいというような要望も持っていません」(鶴見区区政推進課)という。
 


駅からは離れているが、国道沿いの立地は便利

 
一方、「東洋製罐さんはこれまでの地域企業として、長く鶴見の地に居を構えてきてくれました。これからも操業していってほしいというのが、個人的な思いです」とも話してくれた。
 


国道を挟んだ向かいには温浴施設「らくスパ」があるなど、周辺環境も整っている

 
また、東洋製罐グループホールディングスの「第五次中期経営計画」によれば、今後同社は「飲料缶・飲料ペットボトル事業を中心とした生産拠点をスクラップ&ビルドによって再配置」すること、「環境に配慮した新たな成形加工技術および自動化・省人化などの先端技術を駆使した『次世代スマートファクトリー構想』の実現」などが掲げられている。

そうした方針の中で、東洋製罐横浜工場にも新たな役割が与えられる可能性もある。
 


解体工事は近日中に完了する見込み

 


取材を終えて

工場が一つなくなることは地域に大きな影響を与える。単純にそこで働く人がいなくなってしまい、行政にとっては税収入も減ってしまう。
一方で、工場ではない施設になるとすれば、小・中学校の整備や歩道・公園など生活に寄与する施設についても検討しなければならない。

まだ具体的な行く末は見えてこない工場跡地の活用方法だが、鶴見にどのような影響を与えるか、引き続き注意深く見守っていきたい。


ー終わりー


 

この記事どうだった?

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  • 取材してくれてありがとうございました!

  • 場所がいいから、トレッサ横浜みたいなのが出来れば。マンションとか介護施設とか作るのかわからないけど。大学病院とかできたら、需要はありそう。横浜市役所はいい所に出来そう。場所がいい。

  • 個人的には大型ショッピングセンターが出来れば良いなと思ってます。

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