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横浜の山奥にある思金(おもいかね)神社の種類豊富な御朱印を調査!

横浜の山奥にある思金(おもいかね)神社の種類豊富な御朱印を調査!

ココがキニナル!

栄区上郷町に、思金神社というものがあります。富士山がよく見え、御朱印の数も多い神社だそうです。取材出来たらお願いします(ヨリアキさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

思金神社の御朱印は日常の教えを説いてくれる言霊の宿る御朱印だった。境内の展望台からは、晴れた日は富士山が一望できる。またお話が面白い宮司さんからも元気をいただける神社だ

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ライター:はまれぽ編集部

読者の皆さんは新年の初詣をもう済ませただろうか。
横浜にもさまざまな神社があるが、はまれぽ編集部はキニナル投稿で寄せられた、富士山がよく見え、また御朱印の数が多いという、なんだかそれだけでご利益がありそうな「思金(おもいかね)神社」を詣でることにした。
 
 
 

山奥にある「思金神社」。富士山が一望できる絶景展望台が!


 
前情報によると、この「思金神社」は、JR根岸線の港南台駅からバスで10分弱の「紅葉橋」バス停から徒歩3分ほどの場所にあるそうだ。
 

 
バス停に着くと、紅葉橋という名だけあり、周りは紅葉した山々に囲まれていて綺麗な場所だった。
しかし、「思金神社」の案内板がなく、道が分からない。スマホのマップ機能を利用し「思金神社」までの道を検索した。
「思金神社」は県道23号線沿いの細い横道に入らなければ辿り着けないようだ。まさに秘境といえる神社である。
 


県道23号線沿いの横道

 
少し進むと右側にキニナル洞穴が。「この洞穴についても後で調査しなければ」と、神社に到着する前からキニナル情報が増えてしまった。
 


1メートルの高さもない小さな洞穴。キニナル・・・

 
横道に入り2分ほど歩くと「思金神社」の鳥居が見えてきた。
鳥居の近くには「思金神社」に関する“祈願の案内”があり、ざっと数えただけでも21種類。さまざまなご利益があるようだ。
 


思金神社の鳥居
 

祈願についての案内が設置されている

 
筆者はこの取材で「ありがたいご利益にあやかり、記事がバズらないかなあ・・・」と思っていたが、そんな邪念に立ちはだかったのは見上げるほど急な階段。だがこの階段、“願いが叶う階段”らしい。
息を切らしながら「もう少し緩やかな階段にならないかな」と願いを込め、84段の急な階段を上り切った。
 


少し疑いの目でシャッターを切った
 

1段1段願いを込めて上る
 

階段を上りきると周囲は開け、イスやテーブルが置かれている。この開けた場所まではペットと同伴ができるらしく、ペットに関する絵馬がかかっていた。
 


辺りは静かで時の流れがゆっくりに感じる
 

自由に顔が書けるので個性豊かなわんちゃんばかり

 
社殿(神社の神体が祀ってある建物)はさらに奥にあるようで、取材に訪れた挨拶をすべく、再び現れた階段を数段上り社殿へ向かった。
 


茅の輪(ちのわ)くぐりをして身体と邪念を清める
 

社殿
 

「思金神社」の神紋(神社の紋章)が2つ
 

中はとても綺麗に祀られている
 

どうやら1番の売りは知恵の神様らしい(クリックして拡大)

 
「取材に参りました」と手を合わせ、さらに周辺を見て回るとキニナルものが。

社殿の近くに設置されている高知から運ばれてきた“パワーストーン”。触れてパワーをいただけるならと、パワーストーンの周りを3度回り、ベタベタ触る。
 


なんだか力が湧いてきた気がする!

 
さらに周辺を見渡すと社殿の奥にも別の神様が祀られているようで、2つの神社建築がある。どうやら「思金神社」は、多くの祈願があるだけあり、複数の神様が同居しているようだ。
 


「水神社」
 

「魚霊の碑」と書かれている

 
さらに周囲を調査すると、キニナル投稿にあった富士山が見える絶景展望台の案内があるではないか。「富士山を見るのも調査の一部」と、三度現れた階段を上ることに。
 


お手製感溢れる案内板
 

急なうえにガタガタ・・・
 

山の斜面を通路にしているため、段差がバラバラで少し上りづらい絶景展望台までの階段。しかし両サイドには金属製のしっかりした手すりとお手製の竹で作られた手すりが設置されている。

最初に上った急な階段も、金属製のしっかりした手すりとお手製の竹で作られた手すりが設置されていたことを思い出し、「思金神社」の参拝者に対する思いやりが感じられた。

絶景展望台に着くと、今まで踏みしめた階段のことなど忘れるような絶景が筆者を待っていた。取材当日は晴天であったが、遠くは靄(もや)がかかっており富士山はうっすらとしか見えない。写真には収められなかったので、参拝した際にはぜひ絶景展望台からの富士山も拝んでみてほしい。
 


赤い三角が富士山がある位置

 
境内を見て回り、読者にお見せすることはできなかった富士山を心に焼きつけた筆者。宮司さんのいる社務所へ向かった。