鎌倉にブルーボトルコーヒーが誕生。なぜこの場所に?代表に聞いた“ご近所カフェ”への思い

ココがキニナル!
鎌倉駅東口から徒歩約3分。“古都鎌倉の風景”をデザインコンセプトにした「ブルーボトルコーヒー 鎌倉カフェ」が誕生しました!
ライター:新はまれぽ編集部
5月29日、鎌倉駅から徒歩約3分の場所に「ブルーボトルコーヒー 鎌倉カフェ」がグランドオープンしました。
小町通りから少し入った場所に誕生した同店は、“古都鎌倉の風景”をデザインコンセプトにした空間デザインが特徴です。
オープンに先がけて行われた内覧会で、店内の様子やメニューをチェックしてきました。
さらに、Blue Bottle Coffee Japan 代表エリック・ジェンキンス氏にも直接インタビュー。
鎌倉への出店に込めた思いや、地域に根ざすカフェとしてのあり方について伺いました。
鎌倉駅から徒歩約3分。小町通り近くに新店舗が誕生

画像クレジット:HIROKI KAWATA
鎌倉カフェがオープンするのは、鎌倉駅から徒歩約3分の場所。
小町通りから少し入ったエリアにあり、観光や散策の合間にも立ち寄りやすい立地です。
白を基調にした外観は、すっきりとした印象。
周囲の街並みに自然と馴染みながらも、ブルーボトルコーヒーらしい洗練された雰囲気が感じられます。
店内席のほか、心地よい風を感じながら過ごせるテラス席も16席用意されている。
リードフックも設置されているため、愛犬との散歩途中にコーヒータイムを楽しむこともできそうです。
鎌倉駅周辺で、少し落ち着いてひと息つきたい時の選択肢がひとつ増えることになりそうですね。
店内コンセプトは「古都鎌倉の風景」
温かさを感じる空間...と思ったら天井が輝いていた!!
空間デザインを手掛けたのは、関西を拠点にカフェやショップ、住宅など幅広い設計を手掛ける建築設計事務所「ninkipen!(ニンキペン)」の今津康夫氏。
今津氏がブルーボトルコーヒーのカフェデザインを担当するのは、今回が初めてだそうです。
デザインコンセプトは「古都鎌倉の風景」
歴史ある寺社仏閣が点在し、海と山の両方の魅力を持つ鎌倉。
その土地らしさを、コーヒーを楽しむ空間の中に落とし込んでいます。
ついつい見上げてしまう
店内で特に印象的なのが、天井に吊り込まれたステンレスの装飾です。
バリスタがコーヒーを淹れる様子や、ゲストが思い思いに過ごす姿をやわらかく映し出すこの天井は、鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムのピロティー天井にきらめく、蓮池の水面の光と影から着想を得ているそうです。
日本建築の伝統的な様式である格天井のように均一に吊り込まれており、光の反射によって店内に独特の奥行きを生み出しています。

画像クレジット:HIROKI KAWATA
また、照明や壁の一部にはコーヒーで染めた和紙を使用し、ソファには初夏の鎌倉を代表する紫陽花カラーのファブリックが採用されてます。
さらに、落ち着いた印象のウォールナット素材を随所に取り入れることで、リラックスした雰囲気に仕上げられていました。

画像クレジット:HIROKI KAWATA
華美すぎるのではなく、鎌倉の街に寄り添うような穏やかさがある。
そんな空間です。
実際にメニューを味わってみた

外を眺められるカウンターにて実食!
内覧会では、ドリンクやフードメニューも試食することができた。
今回いただいたのは、「ノラ コールドフォーム」「ワッフルパフェ マンゴー」「さばポテトサンドイッチ」の3品。

クリームのまったり感がたまらん。
なのにスッキリ!?
まずは「ノラ コールドフォーム」
ブルーボトルコーヒーの人気メニューであるミルクコーヒー「NOLA」に、ふんわりときめ細かく泡立てたフォームをトッピングした一杯です。
フォームには、バニラチコリシロップのやさしい甘さと、ほんのり効いたあら塩がアクセントとして加えられています。
とろけるような口当たりのフォームと、すっきりとした甘さのミルクコーヒーが重なり、軽やかで飲みやすい味わいでした。

アイス×マンゴー×カリふわワッフル。美味しいに決まっている。
「ワッフルパフェ マンゴー」は、初夏らしい爽やかさを感じるスイーツ。
マンゴーの華やかな甘さと、ワッフルの香ばしさが楽しめる一品で、散策の合間の甘い休憩にもぴったりです。

さばとポテトってこんなにも合うの!?
そして、個人的に印象に残ったのが「さばポテトサンドイッチ」
さばの旨みとポテトの組み合わせが意外なほどしっくりきて、食事としての満足感もある。
コーヒーと一緒に、軽めのランチとして楽しむのも良さそうです。
ドリンクだけでなく、スイーツやフードも揃っているため、朝の一杯から散策途中の休憩、軽食利用まで幅広く楽しめます。
エリック・ジェンキンス氏に聞く、鎌倉カフェに込めた思い

Blue Bottle Coffee Japan 代表エリック・ジェンキンス氏
鎌倉には、個人店をはじめとした魅力的なカフェが数多く点在している。
観光地でありながら、地元の人たちの日常も息づく街。
そんな鎌倉に、ブルーボトルコーヒーはどのような思いで新店舗を構えたのでしょうか。
内覧会では、Blue Bottle Coffee Japan代表のエリック・ジェンキンス氏に話を聞くことができました。
ジェンキンス氏は、かつて一人のファンとしてブルーボトルコーヒーに出会ったという。
約10年前、オープンしたばかりの青山カフェに並んだ際、日本のブランドだと思っていたほど、日本の喫茶文化やおもてなしに通じるものを感じたそうです。
「アメリカの感性と、日本の喫茶店が持つプロフェッショナルな丁寧さが融合して生まれたのがブルーボトルコーヒーです」
ブルーボトルコーヒーの原点は、カリフォルニア・オークランド。
創業当時から大切にしてきたのは、単にコーヒーを提供する場所ではなく、地域の人が自然と集まる“ご近所のカフェ”のような存在でした。
鎌倉駅降りてすぐ見える小町通りの入口
今回の鎌倉カフェについて、ジェンキンス氏は鎌倉という街を「さまざまな魅力が交差する場所」と表現しています。
歴史ある寺社仏閣、海や山といった自然、地元の暮らし、そして国内外から訪れる観光客。
多様な要素が重なり合う鎌倉だからこそ、ブルーボトルコーヒーが大切にしてきた
“地域に根ざすカフェ”としてのあり方を表現できると感じたそうです。
「鎌倉には、古い文化も自然も、ローカルな暮らしも、世界中から訪れる人々もいます。
いろいろな魅力が凝縮されている場所だと思います」

まずカップをお湯で温め、一杯一杯丁寧に作られている
一方で、ブルーボトルコーヒーには“少し敷居が高い”というイメージを持つ人も少なくありません。
ジェンキンス氏は、店舗が増えていくことについて、単なる事業拡大ではなく、暮らしの中でより身近に感じてもらうための機会だと話します。
目指しているのは、地元の人にも観光客にも、気軽に立ち寄ってもらえる場所。
観光の途中にひと息つく人、散歩の合間に訪れる人、近所の人が日常的に利用する人。
それぞれの時間に寄り添えるカフェでありたいという思いがありました。
「鎌倉のブルーボトルコーヒーは、自分たちのカフェだと思ってもらえるような場所にしたいです」
初めての方でも安心できる雰囲気があります
また、ブルーボトルコーヒーでは、店舗でコーヒーを楽しむだけでなく、自宅でもおいしいコーヒーを淹れられるように、ドリップクラスなどの取り組みも行われています。
コーヒーの楽しみ方を共有することも、ブランドが大切にしている姿勢のひとつです。
鎌倉カフェは、観光地の新しい話題性だけでなく、地域の人たちの日常にもゆっくり馴染んでいくことを目指しています。
店内に流れる落ち着いた空気や、鎌倉らしさを取り入れた空間デザイン、そして一杯ずつ丁寧に淹れられるコーヒー。
そこには、ブルーボトルコーヒーが大切にしてきた“ご近所のカフェ”としての思いが込められていました。
地元にも観光客にも開かれた、鎌倉の新たな憩いの場へ
観光地として多くの人が訪れる一方、地元の人々の日常も息づく鎌倉。
「ブルーボトルコーヒー 鎌倉カフェ」は、そんな街の空気に寄り添うような、落ち着いた居心地のよさを感じる空間でした。
駅から近く、観光の合間にも立ち寄りやすい。
けれど、ただ観光客向けというだけではなく、近くに住む人が散歩の途中にふらっと訪れたり、日常の中で一杯のコーヒーを楽しんだりする姿も想像できます。

紫陽花が添えられていて、癒し空間!
“古都鎌倉の風景”を映した空間で、丁寧に淹れられたコーヒーを楽しむひととき。
鎌倉の街に、新たな憩いの場が加わりました。
「ブルーボトルコーヒー 鎌倉カフェ」は、2026年5月29日グランドオープンです!
ー終わりー
協力
ブルーボトルコーヒー 鎌倉カフェ
神奈川県鎌倉市小町2-8-34 フィル・パーク鎌倉1階
営業時間8:00~19:00
店内22席、テラス16席
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