検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

横浜松坂屋跡地にできた「カトレヤプラザ伊勢佐木」ってどんな感じ?

ココがキニナル!

2012年2月8日にオープンする横浜松坂屋の跡地にできる「カトレヤプラザ伊勢佐木」の中ってどんな感じ?

はまれぽ調査結果!

3階建の「カトレヤプラザ伊勢佐木」は、地域密着型として日常的に利用できる店舗が多く入っているのが特徴的だった。

  • LINE
  • はてな

ライター:橘 アリー

再びの始まりの日!!



2012年2月8日、「横浜松坂屋」が、「カトレヤプラザ伊勢佐木」として再スタートを迎える。創業から144年の歴史に幕を降ろした2008年10月26日から数えて、約3年と3ヶ月。

オープン前日の7日、内覧会が行われた。「はまれぽ」では、前回、「跡地に何が出来るのか?」を取材しているが、今回は、一足先に内部の様子を見てきた!!



目指すは、「横浜らしい暮らしを再発見できる、ライフスタイルセンター」



「カトレヤプラザ伊勢佐木」は3階建で、外壁には、旧横浜松坂屋のアールデコ調のイメージが残されている。
以前の建物には秀でた存在感があったが、新しい建物は3階と低くなったこともあり、イセザキモールの景色にしっくりと納まって、とてもイイ感じである。
 


外壁に旧松坂屋の雰囲気が残されている


館長は、「横浜松坂屋跡地開発プロジェクト」のリーダーだった宇都宮淳さん。前回の取材でもお世話になっている。
宇都宮館長は、プロジェクトを最初から立ち上げた方なので、このオープンを迎える喜びはひとしおのことだろう。数ヶ月ぶりにお会いして、「成し遂げた男の誇り」のような凛々しさを感じた。
 


宇都宮館長。正面入口を入ると奥には食品スーパー


宇都宮館長に伺うと、「カトレヤプラザ伊勢佐木」には、「横浜松坂屋」のように、地域の方々に末永く愛される店でありたいという想いが込められていると言う。

同館は、食品スーパーを核として、地元の有名店や値ごろ感のあるカジュアルファッションや雑貨、ライフスタイルをサポートするサービス店舗を融合した施設となっており、イセザキモールにやって来る人達の日常的なニーズに対応するライフスタイルセンターを目指している。

そして、開発会社の「株式会社大丸コム開発」としても、ここを関東地方の核として各地に発展して行きたいと考えているそうだ。
「カトレヤプラザ伊勢佐木」の成果には、松坂屋が属するグループの今後の展開もかかっているようだ。



店内はどんな感じ!?



店内を案内してくれたのは、副館長の吉野敏さん。
吉野副館長はとても気さくな方で、「地域密着型の店舗として躍進して行きたい」と意気込みを語ってくれた。
 


副館長の吉野さん


通路は広く、日常的に利用するショッピングセンターとしては、解放的な贅沢感がある。

1階は主に食品のフロアで、イセザキモール方面の出入り口を入ると、左側に横浜が地元のお店が軒を連ねている。


「ありあけハーバーズムーン」
「ありあけハーバー」は、多くの人々に愛されてきた横浜の銘菓である。
会社は、数年前に一度倒産した後、復活を遂げている。「はまれぽ」でもその復活の様子を記事にしている。
 


店頭のモニターには、復活当時の松坂屋前での様子が流れていた


広報室の中倉小百合さんは、「ありあけハーバー」が復活して最初に販売を始めた場所が横浜松坂屋だったので、再び同じ場所に戻って来られてとても嬉しい、と語ってくれた。

定番の人気商品の他にも、季節に合った商品が販売される。
バレンタインデーが近いので、誕生石を模ったチョコなどがキレイに並んでいる。
 


ホワイトデーのプレゼントとして買う男性も多いとか


「濱うさぎ」
ここも、多くの人々に愛されている、横浜の創作和菓子の名店。
 


木内社長


社長の木内隆之さんは、「横浜の南区井土ヶ谷に工場があり、こことはとても近いので、その日の作りたての新鮮なお菓子を皆様に楽しんで頂けるのが嬉しい」と語ってくれた。

店のディスプレイもこだわりが感じられ、とてもオシャレである。


「崎陽軒」
「伊勢佐木町に崎陽軒が帰って来た!」と喜ぶ人も多いのではないだろうか。
「シウマイ」や「横濱月餅」など、横浜定番の商品が揃っている。
 


お弁当の種類も豊富


「崎陽軒」の隣には、昭和元年に創業したカツレツの老舗「勝烈庵」と、あまり知られていないが本社が横浜にあるという「カメラのキタムラ」がある。

正面入口に立つと、右側は「ドラッグストア・トモズ」「上島珈琲店」があり、それぞれ、イセザキモール側に専用の出入り口が有る。
「上島珈琲店」は、2011年12月23日から、すでに先行オープンしている。