検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

  • 36年ぶりに完全復活「横浜銀蝿 40th」。オリジナルメンバーで再結成!
  • 神奈川県内の横浜家系ラーメン店がどこにあるか地図からすぐわかる!横浜の観光情報「よこはまっぷ」
  • イベント開催、店舗オープン、新商品発売などリリース情報を配信したい方へ
  • はまれぽ.comにあなたのお店・会社を無料で掲載しませんか?

『横浜今富嶽三十六景・其の二』

ココがキニナル!

いわゆる高低差の魅力溢れる横浜には、ふと景色がひらけると富士に出会う。かの北斎のように「横浜の今の」富嶽三十六景を仕立ててみる。

はまれぽ調査結果!

『横浜今富嶽三十六景・其の二』「下永谷市民の森」(港南区下永谷6-18)の富士をご紹介!

  • LINE
  • はてな

ライター:永田 ミナミ

『横浜今富嶽三十六景・其の二』


「下永谷市民の森」をグーグルマップで検索すれば、市営地下鉄ブルーライン下永谷駅から最短1.5km、駅を出て右方向に歩いて19分と出てくるが、できれば地上に出たらひとまず左に向かって歩く。
 

左に曲がって北上すればいいところをひとまず南へ(グーグルマップより)
 

歩く先に「下永谷駅入口」の信号が見えてきたら、その大通りに出る手前で右に曲がる。そして坂を上り突き当たりをまた右に、というように逆「コ」の字に進んでいくと、目の前に両側を鬱蒼(うっそう)たる緑にはさまれた細道が現れる。
 

「かまくら道」ともいう中世につくられた旧鎌倉街道跡である
 

このルートも距離1.9km、徒歩24分と、「下永谷市民の森」までの正規ルートと、さほど変わらない。その差5分なら森を抜け風趣を楽しめる道程のほうがいいと思うのは暢気(のんき)が過ぎるだろうか。

さて、旧鎌倉街道を進むとまもなく舗装が途切れ、往時の旅人に想いを馳せることができる。その先はところどころ宅地開発で途切れる憂き目に遭いながらも旧道をたどることができる。  
   

往時の旅人に想いを馳せる
 

このまま進んでいいものかと思わず躊躇(ちゅうちょ)する獣道のごとき細道を抜け進んでいくと、小さな公園があるのでその左側を通る。ちなみに右側にまわると「早駆けの道」という旧鎌倉街道を示す案内板を見ることもできる。
 

「早駆けの道」
 

その先で左折し、道なりに右へと緩やかな弧を描く道を歩いていると、舞岡川によって削られた河岸段丘となっている左手に、早くも富士の姿は見え隠れする。
 

そんなフライング富士を横目に進む

 
やがて電線をかついだ鉄塔を載せた丘が現れる。左を見ると横浜西港南台郵便局があり、それを過ぎたら車通りの多い道を渡って右折、またすぐ左に曲がると道はY字型に道が分かれているのでそれを右へ。
 

船の船先のようなY字路の左の道は現代の住宅地へ。住宅の屋根に富士を思う

 
その先に車は右に曲がるしかないが、徒歩ならまっすぐ進んでいける細道がある。
 

この細道もまた旧鎌倉街道跡である
 

旧鎌倉街道は尾根に沿ってつくられていることが多く、そのまま市民の森の遊歩道となるこの細道もまた尾根道である。
 

などとぶつぶつ言いながら歩いていくと、尾根道の先が明るい


左手に住宅街へ降りていく階段があり視界が開ける。そこで見えるのが今回の1枚。
 

『横浜今富嶽三十六景・其の二』「戸塚区下永谷市民の森」(港南区下永谷6-18)の富士である
 

この日は地上に溜まった雲を貫きそれもまた一種の迫力があったが、いずれ雲ひとつない眺めもいずれ見てみたいものである。

下永谷市民の森で検索すると港南区下永谷6-13の住所が出てくるが、尾根道のあたりは6-18になる。

距離と所用時間:市営地下鉄ブルーライン下永谷駅から約1.9km、徒歩24分ほど。


ー終わりー
 
 

この記事どうだった?

  • LINE
  • はてな
コメントする
  • へ~、昔からの旧道が昔と変わらずに残っている部分があるんですね~

  • 円海山から見た富士山は大きくて迫力があるよ。

おすすめ記事

トンネル入り口「日野隧道」、出口はいったいどこ?

横浜駅から20分の場所で非日常を満喫。家族旅行やみなとみらいの観光にオススメな、横浜唯一の料理旅館

  • PR

鎌倉街道を踏破-中の道3-(横浜市立本郷台小学校〜)

横浜を愛し、横浜を作り、横浜を育む、横浜型地域貢献企業認定の建築事務所「有限会社安田建築事務所」

  • PR

横浜今富嶽三十六景・其の一

マンガ読み放題!? 高速ドライカットがイチオシの“コミックカフェ” みたいに寛げる「re:mix」

  • PR

横浜で一番急な坂はどこ? 2018年・冬 ~戸塚のラブホテル前編~

お気に入りの紅茶がきっと見つかる、横浜元町老舗の紅茶専門店「ラ・テイエール」

  • PR

こんな記事も読まれてます

清楚系スレンダー美女を発見! キニナル水着女子2016【江の島海岸編 第2弾】

【プレイバック】はまれぽライブラリー(2012年5月28日~6月3日)

【編集部厳選】「赤い弾丸」! 京急にまつわる謎特集!

チョークを使って誰でも描ける身近なアート体験、汐汲坂にポツンとある「横浜チョークアート教室」に突撃!

9年間ありがとう! マリノスタウン最後の日、ファン感謝イベントの様子をレポート!

横浜の古道を歩く 吉田道その1 ―戸塚区~栄区編―

昭和の風情が残る鶴見駅付近の巨大商業ビル「フーガ」はなぜ「フーガ」?開発の歴史と知られざる名前の由来を徹底解明!

横浜で一番急な坂はどこ? 2018年・冬 ~戸塚のラブホテル前編~

新着記事