横浜で開催された「珍百景プロジェクト」ってどんなイベント?
ココがキニナル!
NPO法人YOKOHAMA ACTION PLANNERが主催する「横浜珍百景プロジェクト」というイベントがあります。どんなイベントなのでしょうか?(naiadさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
3時間のまち歩きをしながら、珍百景を探すイベント。皆で情報を共有する機会もあり、横浜のオモシロスポットに歓声が沸いていた!
ライター:ワカバヤシヒロアキ
キニナル珍百景を探す!
はまれぽとしても、中華街はかなり取材してきたエリア。「あのオリエンタルホテルは…」「あの店は…」と幾つかうんちくを語りながらも、やはり知らないところもたくさん。
パワースポット?
吉田町で見つけた自己申告制の無人駐車場
「座らないでください」という看板
10時にはマリンタワーに行き、11時には市役所にも無事到着。なるべく大通りよりも裏道を歩いてみようというコンセプトのもと、4人で思い思いに写真を撮り、順次ツイッター上にアップしていく。立ち止まって、ツイッターを覗いてみれば、他のチームの散策の様子も分かって楽しかった!
ツイッター上ではこんな風に情報が上がっていく
そろそろ疲れたね…なんて言いながら桜木町にあるゴール地点、市民活動支援センターに向かうことに。
11時55分、ゴールしたら一番乗りだった!
たくさん取材し、何度も歩いているつもりでも、まだまだ横浜には知らないこともたくさんある。非常に勉強になるまち歩きだった。
全員集合したあとは発表会!
全員が集合し、用意された昼食を食べ終えると発表に向けてのチーム会議。撮影した珍百景のうちベスト4を選ぶためチーム毎に話し合うのだ。
それぞれ心に残った場所を挙げて行く
チームはまれぽが発表!
チームはまれぽが選んだ珍百景は、「金之餃子の高級バニラ」、「形が崩れやすいソフトクリーム」、「無人駐車場」、「一ヶ月7000円で利用できるという自習室」の4つ。詳しくは珍百景プロジェクトのホームページにまとめられているので、参考にしてほしい。
他のチームの発表を聞く
他チームの発表を聞いていると、「屋上緑化されている自販機」や「川崎喰いというキャッチコピーの料理屋」など、いかにもソソられるものばかり。参加者からも「ええー!」「すごい!」などと歓声が漏れており、私にとっても非常に有意義なものとなった。
その後、イベントは全チームの発表をもって終了。20人もの人が町を歩き回れば、いろんなキニナル情報を見つけてくるということも分かった。
主催者の声
学生の頃からNPO法人等で支援活動をしてきたという町田さん。平日は会社員として働きながら、土日を利用してYAPで活動している。今回のイベントの仕掛人とも言える人物だ。
一緒に歩いた町田さん
今回のイベントについて話を聞いてみると、「若者が100人集まることをしよう!」というのが発端なのだそうだ。若者が取っ掛かりやすく、町の魅力を吸収、発信できるイベントとして「珍百景を探すまち歩き」を考案。
町田さんは「いまの若者が、街のどういうものを面白がっているのか?」を発信する機会でもあり、今後も規模の拡大や、別なエリアでの開催など、可能性が広がるものになりそうだと話してくれた。
今後の開催についても「予定では夏、秋頃に開催したいですね。今回のように天候に恵まれると良いですが」とのこと。最後には「参加者も面白がってくれていたようで、良かったです」と振り返っていた。
イベントを終えて
参加者の中には、静岡県の沼津から訪れた人もいた。横浜の観光をするついでだというが、市外、県外の人にまで発信のチカラが届くのは素晴らしいことだろう。
街に隠れた面白い場所や、ツッコミどころなど、そうした部分を敢えて発見してみることで、再び横浜を好きになるきっかけにもなるはずだ。
もし興味のある方は、第二回のイベントに参加し、キニナル情報をたくさん集めてもらえればと思う。
【イベントフォト】横浜珍百景プロジェクトに参加した人たち
―終わり―
珍百景プロジェクト
http://ahattori-lab.sakura.ne.jp/yokohama/wordpress/