中区の「メリ~ゴーランド研究所」が開発した、移動式メリーゴーラウンドとは?
ココがキニナル!
中区に「メリ~ゴーランド研究所」というものがあり、移動式メリーゴーラウンドの1号機を完成させたそうです。どんなものか気になります。設立の経緯なども。(maniaさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
高さ・直径とも約3メートル、3匹の馬が回転する組み立て式メリーゴーラウンド。子どもたちに夢を与えたいと、商業美術の制作会社が2012年夏に完成させた
ライター:河野 哲弥
あの人気ゲームがリアルな遊具に
「表で撮った方が明るくていいでしょ」とのことで、急きょ、スタッフの皆さんによる搬出作業が始まった。ところが、出入り口のドアよりも大きく、運び出せないという事態が発生。
一部のパーツを外して、何とか運び出すことに成功
メリーゴーラウンドではなく、飾り付け用の馬
一方、表の片隅では、ナイフを樽に差して遊ぶゲームのリアル版が、最後の仕上げを迎えていた。これらは、都内の商業施設で明日行われる、開業1周年を記念した「ナイトサーカス」の遊具なのだそうだ。
あえて古ぼけた感じに塗装するのが、腕の見せどころ
お約束ということで、左から、寺道所長、樽見さん、堀さん
樽を塗っていた樽見さんは、同社の業務について、「夢のある楽しい仕事だが、納期が重なると大変」と話す。ほかにも、同社が手がけるサービスは、以下のようなものがあるそうだ。
関わる人すべてが笑顔になるような研究所
同研究所の基本中の基本は、こうした造作や背景画などを扱う、「アトリエ」としての商業美術全般。「移動式メリーゴーラウンド」は、そこからスピンアウトした関連業務といってもいいかもしれない。
額など、美術関連のグッズも販売している
また、大人から子どもまで楽しめる美術教室を随時開催。ちなみに、公式サイトで見ることができるかわいらしいイラストは、スタッフの堀さんが自ら描きおこしたものなのだとか。
公式サイトにある「CONCEPT」のページから
時間のあるときには、元米軍住宅だったという古民家を開放したカフェ業務も行っている。訪れた人は誰でも、「移動式メリーゴーラウンド」を眺めながら、ゆったりとしたくつろぎの時間を楽しむことができる。
寺道さんが次にやってみたいと考えている事は、市内から続々と姿を消しつつある、「噴水」の復刻なのだとか。水の出し方を競うようなものではなく、街の顔として長い間親しまれるような、造形で人を魅了するモニュメントを目指したいとのこと。
建物内に飾られている、作品のようでもオブジェでもあるグッズたち
これらに共通しているのは、「みんなが笑顔になるようなことをしたい」という、寺道さんのコンセプト。どうやら「メリ~ゴーランド研究所」とは、人に潤いと活気をもたらす、「笑顔の研究所」でもあったようだ。
路地裏にある、ミステリアスな存在感
ただし、同社へのアクセスは大変道に迷いやすいので、注意が必要。しかしそのことも、同研究所の魅力をさらに際立たせる、劇場効果なのかもしれない。
容易に姿を見せない様は、まるで、子どものころの思い出のよう
寺道さんは、住宅街の中にある分かりづらい立地を、あえて選んだという。その意思を尊重し、ここでは住所だけを記しておくので、興味のある方は自分で調べてみて欲しい。
夢を見る機会が少なくなった現代に出現したメルヘン、その正体は謎に包まれていてこそ、「夢」であり続けるのかもしれない。
―終わり―
◆スタジオ カルーセル(メリ~ゴーランド研究所)
住所/横浜市中区本牧1-179
http://www.carousels.jp/
minchouさん
2017年04月03日 00時42分
この辺りは子供の頃の遊び場だったけど、そういえば医院もあったような。それとこの研究所って以前は赤木圭一郎のお姉さんだか叔母さんだかが住んでた家じゃなかったっけ。赤木圭一郎がさっき来てたよというのを、左隣のFさん宅のおねえさんが言ってたのを覚えてる。
ゆたかさん
2013年04月26日 20時48分
寺道さんって、昔、医院があったけど、あの辺りなのかな?
雲葉 @since1992さん
2013年04月21日 18時12分
仕様にインバータ制御とあるのを見て、起動時に京急2100形のようなシーメンスサウンドが鳴るのを期待してしまった。もちろん違うでしょうけどドレミファサウンドで動き出すメリーゴーラウンド、夢があっていいですねぇ。今から30分以内のご注文ならオプション無料です!(更違