横浜市庁舎の屋上にある不釣り合いな塔、移転したらどうなる?
ココがキニナル!
横浜市庁舎の屋上にある不釣り合いな塔。避雷針だと思っていたら、鐘なんだそうです。なぜこんな所にあり、そして市庁舎が移転したらどうなるのか気になります。(羽後人さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
横浜の青少年健全育成を祈って建てられたシンボル「愛市の鐘」。具体的な計画はないが、市役所が移転しても何らかの形で市民のそばにあり続けるだろう
ライター:ムカイカツヲ
愛市の鐘を間近で見てきた
愛市の鐘が近づいてきた
市役所の屋上は空調などの設備が多く、通常は立入禁止なのだが、管理を担当されている職員の方々のご案内で特別に上がらせていただいた。運が良かったのか、取材当日は「梅雨の晴れ間」という感じでかなり良い天気。風も無いということで、特別に鐘の近くまで寄らせてもらうことができた。はしごを登ってついに愛市の鐘とご対面だ。
近寄ってみると、周りの網目状の構造物はかなり大きい。
黒船!
口径約90cm、重さ約500キロの鐘はボリュームたっぷり。表面には、横浜開港100周年の表記とともに黒船が描かれている。とにかく存在感たっぷりの鐘で、凛とした気品すら感じた。
鐘の裏には自動で鐘をつく装置が
今回取材にご協力いただいた横浜市こども青少年局のみなさん
2006(平成18)年の改修時、愛市の鐘内部に自動で鐘を鳴らす装置が取り付けられ、現在は適切な音量で決まった時間に市民のために鐘がなる。
これまで紆余曲折はあったものの、愛市の鐘誕生時の願いは叶えられたようだ。
取材を終えて
愛市の鐘が市役所の移転に伴ってどうなってしまうのか具体的には何も決まっていないそうだが、半世紀に渡って市役所の上から横浜の発展と市民の幸せを見守ってきた愛市の鐘には、開港200周年、300周年の時にもぜひ元気に鳴り続けていてほしいと思う。
今回、愛市の鐘の修復時に作成された、愛市の鐘のミニチュアキーホルダーを読者の方に、といただいてきた(3個も!)。
ちりんちりんと涼しげな音で鳴ります
これなら苦情の心配なし!
愛市の鐘のミニチュアキーホルダープレゼント
ご希望の方は、お問い合わせフォームより、以下の情報を明記のうえ、ご応募ください。
お名前
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※当選の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。予めご了承ください。
※応募締切/7月10日(水)12時まで
―終わり―
寿さん
2020年08月04日 22時11分
「あいいち」の鐘と読むことに納得がいきません。横浜という市「し」への愛なのだから「あいし」と読みたいです。ご紹介の参考リンクには「愛市」はありましたが「あいいち」とは書いてありませんでした。半世紀以上前、横浜市立の小学校に通っていましたが、開港記念日の頃だったかに「あいしのばら」という薄ピンクのバラのバッジが配られました。ちなみに、横浜市立大学の略称「横市」は「よこいち」だと思います。
ばんどさん
2013年06月30日 07時58分
いまひとつ認知度の低かった鐘ですが折角、設置されているものなので移転の際には広く市民に認知されるように勤めてほしいですね。
☆★☆★☆★さん
2013年06月29日 23時55分
鐘の近くまで行ったのならば、序でに鐘が鳴っている時の映像をUPして欲しかった。