人気ゆるキャラ「ふなっしー」にそっくりな「はまっしー」って一体何!?
ココがキニナル!
桜木町駅前で人気急上昇中の非公認キャラ発見かと思いきや、名札に「はまっしー」と。動きのキレがイマイチだけど兄弟?横浜にも『浜なし』はあるけど・・・(rin_kaさん、じゅんおさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
はまっしーは「野毛ハロウィン」に参加する仮装のために作られた!今は横浜F・マリノスのサポーターとして活動している。ふなっしーとの関係はない!
ライター:藤井 涼子
ついに解明!はまっしーの正体とは!?
甲斐さんいわく「はまっしーはチラシ配りを手伝ってくれる妖精」だそう。
妖精!?
直接聞いた、はまっしーのプロフィールを公開。そっくりさんである、ふなっしーのプロフィールも合わせて紹介しよう。
はまっしー | ふなっしー |
対象:横浜F・マリノス非公認 | 対象:千葉県船橋市非公認 |
モチーフ:野毛の妖精 | モチーフ:梨の妖精 |
性別:果実(浜なし) | 性別:果実 |
身長:175cm | 身長:90cm |
体重:65kg(梨13個分) | 体重:35kg(梨7個分) |
備考:野毛ハロウィンで最高顧問賞 食事は毎日「野毛シャン」を10杯飲む | 備考:ご当地キャラ総選挙2013優勝 好物は桃、洋梨、だんごむし |
はまっしーの食事の「野毛シャン」とは、「野毛シャンパン」の略称で、実際は角ハイボールのことだそう。
ずい分とお酒好きなニオイがするはまっしーだが、正体は一体何なのか?
その答えは、「野毛ハロウィン」のイベントに参加するために作った「仮装用衣装」であった!
製作者はこの方。
NOEL(ノエル)さん(40歳)マリノスファン歴15年。「とにかく野毛が大好き」
毎年野毛ハロウィンに参加しているというNOELさんは、今年の仮装を何にするか真剣に考え「ほかの人と同じものになると嫌だから、衣装が市販されていないキャラクターを手作りする」ということをベースに「今年流行のゆるキャラをやってみよう」と、ふなっしーを思いついた。そこからはまっしーが誕生したのだ。つまり、ふなっしーと、はまっしーは直接的な関係はない。
実はハマトラの理事も務めているNOELさん。「ハロウィンで反応が良かったら、マリノスの宣伝活動として使えるかも」という思いもあり、はまっしーにユニホームを着せたそう。
細部にも様々なこだわりがある。
シャツの中央には「YOKOHAMA」の文字と、左胸には横浜市のマーク
頭には港を連想させる「水兵さんの帽子」
それにしても顔パーツはふなっしーに酷似している。ここまで正確に再現するのも容易ではないだろう。
「体の厚みがふなっしーに比べて薄いって言われちゃうんですけど、それも狙いがあるんです。本当は丸い厚みのある着ぐるみを作る方が簡単なんですよ」とNOELさん。
どういうことか詳しく聞くと、もともとはもちろん野毛ハロウィンのイベントの衣装として作ったので、これを着て野毛の飲食店を回って歩く必要がある。野毛にある店は入り口が狭かったり、カウンターがあり店内の通路が細いお店が多い。「そこに大きな着ぐるみを着て行ったら入れないでしょ? そうしたら酒を飲めないじゃん」とのこと。
さらに、背中にあるファスナーを「横」につけているのもポイントだそうで、そうすることで「上半身だけ脱いで、カウンターに座ることが可能になる」設計だそう。
編集長・吉田と名刺交換中
こんな感じで上半身だけ出せる。本家のふなっしーは「背中に縦」のファスナーらしいので、こうはいかないだろう。
驚くことに、「脱いで半分に折りたたんだ時に布団圧縮袋に入るサイズになっていて、圧縮して押し入れに収納できる」ということも考慮して作ったという!!
NOELさんの本業を聞いてみると、デザイン関係の仕事をしていて美大出身とのこと。「今は何でもパソコンでできちゃうから、実際に手で作っていた学生時代を思い出して楽しい」そう。やはり専門的な技術を持ち合わせているのだ。はまっしーの衣装はNOELさん一人で「3日間徹夜で作った」とのこと! 材料はすべてユザワヤで購入し、製作費は1万円弱。
ここまで力を入れて仮装するのも、「野毛ハロウィンを盛り上げて、さらには横浜全体を盛り上げる大きなイベントにしたい」という思いがあるからだそう。
「本家のふなっしーさんに失礼のないように」ということで、動きや声もかなり研究されたとのこと。「トシもトシなんで、動きのキレや早さはなかなか真似できないんですが、声はそっくりって言われます!」とNOELさん。
実際の様子を動画でどうぞ。
(YouTubeにリンクしています)
ちなみに、ふなっしーとの関係だが、本人からこんなツイートがあったそうだ。
ふなっしーから、「進撃の巨人コスなっしー」とのツイートが
はまっしーの今後の活動は未定。突然どこかに現れる可能性もあるが、特に決まってないとのことだった。
取材を終えて
さまざまな機能性まで考えられて作られたはまっしーの衣装に驚き、それがハロウィンのためだったと聞き驚き、実際は「遊びのため」だけじゃなく野毛や横浜全体の地域復興まで考えられていたという事実にまた驚いた。
ボランティアスタッフとして熱心に横浜F・マリノスのチラシを配布するハマトラスタッフの皆さんの「マリノス愛」にたくさん触れることができた取材となった。
インタビューのあと、ミーハー精神で筆者も一緒にパチリ!
もしかしたら、はまっしーに会えるかも!? 11月30日はぜひ日産スタジアムへ!
―終わり―
ツバメ°さん
2014年01月05日 10時35分
仮装して賞取って終わりにしとけば良かったのに何はまれぽの取材とか偉そうに出てる神経を疑う
ちゃたろうさん
2014年01月03日 03時12分
アウト。あり得ない。堂々と取材を受けて誇らしげに語るなんてどうかしてる。まるで某国。
ゆきべさん
2013年12月18日 12時04分
これは…完全にアウトでは…