神奈川区のうさぎ山公園にある「滝の川」の源流が水源として復活するってホント?
ココがキニナル!
片倉町のうさぎ山公園に滝の川源流の池があって市の補助もあり有事の水源として復活させようという運動があるらしいです。現状や経緯や将来性について調べてほしい(taksさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
2011年3月11日の震災を機に発足した「滝の川源流を守る会」。今年3月に防災井戸を完成させ、今後も公園、源流池の維持管理に心血を注ぐ
ライター:クドー・シュンサク
滝の川源流池と井戸
ハンモックを作るプレイリーダー、通称「ハム」さん
手作りのバスケットゴール
とても楽しそうなプレイランドを後にし、井戸へと向かう。
「これが井戸です」
じゃーん
この井戸は、水中ポンプで6メートルほど掘った際、地下1メートルほどまで水位がきていたようで、瀬井さんをはじめ会のメンバーの方々は皆さん驚いたという。
この手押しポンプは、ひと押しで500mlが出るとのこと。この水を飲料水にすることは横浜市に止められているが、水道水の7pHに近い6pHという数値があるので日常生活用の水として使用するには問題はないという。
みんなで使おう
独身も使おう
災害などの有事の際、役立つ井戸が完成しております。そして通りがかりのこの方々も「滝の川源流を守る会」に一枚かんでいらっしゃる様子でした。皆さんステッカーを持っていただき、はい、ポーズ。
地元消防団の皆さん
コーンを肩に担いでいる方は昔グレていたのでしょうか。金属バットか木刀をあんな感じにして写真に写る不良けっこういましたよね。
それでは滝の川源流池に向かいましょう。
いざ
瀬井さんいわく「池を整備し始めた2011年ごろは、貝ですらすぐに死んでしまうような環境でしたが、整備活動として2週間に1度の丹念な掃除を積み重ねた結果、どじょうやメダカものびのびと生きていけるようなきれいな環境になった」とのこと。
ここが滝の川源流池
ここから湧き出る水が滝の川に流れ、公園の井戸水としても活用されているということになる。
ここから湧き出る
2週間に1度の掃除は、主にヘドロとジャリの除去。これは池と井戸の両方にあてはまるとのこと。成分にはそこまで影響はないが、たまに赤い水が湧き出るのが専らの悩みだという。
源流池からこの小川をつたい
ここから滝の川へ流れていく
この3年間できれいになった滝の川の源流池。ザリガニやおたまじゃくしの卵を見ることができた。
ザリガニはさっきまでいました
カエルの卵はまだありました
昨年と一昨年にこの池で開催した「ホタルの鑑賞会」。今年も6月にホタルを源流池に放し、手作りドームを設営して、ご近所の方々と蛍を鑑賞するイベントを行うとのこと。
「滝の川源流を守る会」の皆さん
取材を終えて
「滝の川源流を守る会」の今後については「公園の掃除・美化、そして池周辺の整備と美化、それと防災井戸の維持管理をしっかりやっていきます」とのこと。
何か新しいことを考えたりはしてますか、という問いには「仲間と飲んで決めて始めた会だから、また飲んでるうちに何か思いつけば・・・ですね(笑)」。
池で遊ぶと、少し童心にかえりました。
―おわり―
二人ママさん
2018年01月14日 15時02分
2018年1月現在整備とは程遠い、落ち葉と泥で埋め尽くされた汚い水溜りになっています。横浜市で管理している岸根公園とは天地の差です。少人数では管理仕切れないと思うので、行政の手を入れるか管理団体を作るべきだと思います。また、個人的に駐車場がないのが難点です。近隣のツタヤに停めても高額な駐車料金になるので気軽に行けません。
ろっかくさん
2014年04月30日 06時12分
滝の川源流がうさぎ山にあったなんて、知りませんでした。つうことは、ここから六角橋の暗渠になったせせらぎの小道につながってる?土木事務所の前あたりを流れて・・・東白楽抜けて・・・区役所前か・・・。そう考えると、地域のつながりも強くなるなあ。興味深かったです。感謝。
でびさん
2014年04月17日 15時33分
ほのぼのしました。近くにこういう公園があるのはうらやましいです。クドーの文章はオリジナリティと内容があるのでいいですね、やはり。