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空中公園? 地図にも載らない港北区岸根の「岸根山王山公園」は、放置されているのか?

ココがキニナル!

港北区岸根町にある「岸根山王山公園」は立派な公園ですが、近所の人も存在すら知らず利用者もいません。道路に看板もなく地図にも載っていない。なぜこのような状態なのかキニナリマス。(三ッ沢さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

岸根山王山公園は市が管理しており、清掃や点検も実施されている。近隣の方も存在を知らず利用者もほぼいないため、放置されているようにみえた模様

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ライター:千葉 こころ

謎を深める2つの門



公園の存在を知らせる案内表示は1つもなく、また、階段は藪で行き止まりになっているため、公園に来る人以外が上がってくることもないだろう。だとすれば、人知れず存在しているのもなんだか納得。
 
でも、そうだとしたらなぜそんな分かりづらい場所に、公園をつくったのだろうか? そんな疑問をもちながら、公園の奥へと足を踏み入れる。すると・・・。

 

マンション専用の出入り口と
 

下の道につながるマンション用非常階段への門があった!
 

マンション専用の公園なのだろうか? いや、「都市公園」に区分されていることからすれば、一般開放の公園のはず。立地と法律との矛盾。嗚呼、真実がキニナル。
 
住んでる人なら何か知っているかもしれないと思いマンション前でしばらく待ってみたが、住人の出入りはなかった。
 
そこで、「近所の人にも存在を知られていない」という投稿内容の確認もかねて、近くを通る子ども連れの方10人ほどに同公園を知っているか声をかけたところ、「聞いたことはあるが場所までは分からない」という方が1人いただけで、やはり公園の存在自体知らない方ばかりだった・・・。



岸根山王山公園の本当のところ



それならばと市内の公園を管理している横浜市環境創造局へ問い合わせてみたところ、みどりアップ推進課にお答えいただくことができた。

担当者の話では、この公園が一般に開放されたのは1996(平成8)年7月15日とのこと。隣接するマンションの開発時に、「住宅を開発する時には一定規模の公園を創らなければならない」という開発協定に基づいて緑化会議が行われ、この場所に設置することが決まったそうだ。その後、マンション建設に携わった不動産会社と建設会社によって施工され、完成後に市へ提供されたという。

 

公園の周辺にはマンションがいくつも建っている
 

つまり、マンション開発の一環として作られたものではあるが、住人以外の利用も目的として市へ提供されたということ。しかし実際はほとんど知られておらず、利用者も少ない様子。案内板もなく分かりづらい立地、周知や利用状況の現状についてどう感じているのかを伺ったが、直接管轄していないとのことで、お答えいただくことはできなかった。

そこで、今度は同公園を管轄している「港北区土木事務所」へ矛先をシフト。
業務上、事務所を空けることも多いらしく、「電話でなら」と応じていただけたのでさっそく現状を伝えてみる。

 

港北区土木事務所のキャラクター「どぼくねこ」
 

港北区土木事務所では同公園の管理を行っているが、日ごろの清掃などは近隣のボランティアで結成される「公園愛護会」の方たちがおこなっているのだそう。そのため、土木事務所が公園へ赴く機会は少なく、利用状況までは把握していないとのことだった。
 
ただ、定期的な点検は行っており、遊具の故障などの問い合わせにも、すぐに対応するとのこと。
 
なお、今後も今まで通り、ほかの公園と同様の管理を行っていくとのお答えだった。地図への記載がないことに関しては、地図を作成する会社側のことなので、同事務所では回答できないとのことであった。

 

地図上で公園の記載はない
 

とはいえ、公園の維持費は税金でまかなわれているため、利用者のほとんどいない同公園にどのくらいの金額が使われているのかもキニナルところ。
 
しかし、公園ごとに割り振られた予算というものはなく、区内の公園全てに対して、ひとつの予算が組まれているとのこと。主に剪定(せんてい)や遊具の修理などに使われるそうだが、横浜市内だけで2600ほどの公園があり、また、遊具の故障などは予測できるものでもないため、公園ごとに割り振ることは難しいのだそうだ。
 
そのため、同公園だけに絞って金額を出すことはできないという。

明確な答えが得られなかった部分もあり、やや消化不良気味ではあるが、定期的な点検や清掃はされており、放置されているわけではないことだけは、はっきりした。



取材を終えて



同じ駅の近くに「岸根公園」という大きな公園がある。取材の際、比較として足を伸ばしてみたが、平日、休日ともにたくさんの親子連れでにぎわっていた。

 

岸根山王山公園とは違い、子ども達の楽しそうな声が響いていた
 

環境創造局の担当者から聞いた話だが、20から30年毎に公園の維持について話し合う「再整備計画」というものがあるそうだ。
岸根山王山公園は今年で開園18年目。早ければ2年後には計画が持ち上がることとなる。
 
ぜひとも現状を知ってもらい、周辺住民などに有意義に活用される公園へとリニューアルしてもらいたいものだ。


―終わりー
  

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  • あの丸いのと背もたれが反っている椅子は、高齢者用ですよ!丸いのは中に入ってバーを持ち、腰を痛めないようにゆっくりひねる運動をするためのもの。椅子は、座ったまま背伸びの運動をするためのものです。

  • すぐ近所に住んでおり入口階段の前を頻繁に通りますが、全く知りませんでした。
    次に通りがかった折には是非あの階段を登ってみます!

  • アクアステージ跡は何か入ったのかな? 藍屋もニトリも最近行ってないからわからない。

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