翁さんと1杯

似てましたか。どうでしょうか。いや、似てました。
お店の中へ入ることに。
　

おじゃまします
　

「こっちきて。のも」

のも？　のも・・・？　のも・・・トルネードの英雄じゃないしな・・・やっぱあっちだろうな。
　

あっちの中ジョッキでした

少々、翁さんの生い立ちを。
幼いころに父を亡くした翁さんは5人兄弟。貧しい生活の中、母親はおかゆを5人の子どもにたくさん食べさせ、自分はほとんど食べずに働いていた姿を見て「日本で大きな旗をあげて母を楽にさせてあげたい」という気持ちひとつで、26年間、日本で頑張ってきたという。
　

日本に来て、日本の人たちの優しさにも本当に感動したと翁さん

四川大地震で親を亡くした子どもたちのために、チャリティーパーティーも開催。パーティー参加費の20％が四川の子どもたちに寄付として送られた。そのパーティー、翁さんは企画したものの１銭も儲けが無かったが「それでいい。そのためにやってない」と言い、クドー・シュンサクに２杯目のビールを店員の方に催促した。

酔っぱらう前に、ここで山海楼のおすすめメニューをご紹介。
　

具だくさんの上海焼きそば（840円 ）

かるく2人前はあるボリュームと、豚肉、椎茸をはじめとした具だくさんな仕上がり。独特のコシがある麺と野菜類のしゃきしゃき、ほんのりとあまい醤油のあじつけが秀逸。
　

美味い
　

続いて焼き餃子（500円 ）

一般的な焼き餃子の約2倍くらいの大きさ。ニンニクは使用せず、中の餡はしっかりと味がついているスタイル。厚めの皮がなんとも美味い。
やりますな、山海楼。ビールすすむじゃないすか。
　

最後はこちら

飲み始めた時に「食べ物何好きか？」と言われ「タン全般好きです」と返した。翁さんは「好きなやつ、きたよ～」と言う。何か尋ねるとアヒルのタンだという。
その名も「アヒルの舌　山海楼スペシャル（1280円 ）」。
結果からいうと、珍味。人を選びそうなメニューだが、食感がかなりプリプリしていてサックリ揚がった外側との相まりが絶妙。美味いです。
　

すっかりリラックスしてきた翁さんと筆者

ちなみに、翁さんのあの看板の絵は誰が描いたのだろうか。
翁さんはまた笑いながら「憶えてないよぉ～。店始めたころの常連さんの女の人だよぉたぶん～」。
　

それ憶えてると思うな

終始明るく話をしてくれた翁さん。
最後に、看板と並んで1枚撮らせていただいた。
　

どうでしょう

今年3月にキャリア初の「山海丸」という和食のお店を関内にオープンしたという翁さん。
これからもいろいろと、挑戦し続けるようです。



取材を終えて

看板の顔と同じ顔だった翁さん。とにかく日本と中国の架け橋になることが自分の使命だとも最後に話していた。

今年も新横浜で開催するアイスホッケーのチャリティマッチ。
翁さんからはまれぽ読者の皆様へと、ペアチケットを先着10組20名様にプレゼントとのことです。ご希望の方は下記フォームからどうぞ。


―終わり―


はまれぽ読者の方に山海楼さん主催アイスホッケーチャリティマッチのペアチケットを、
ご希望の方はお問い合わせフォームより、以下の情報を明記のうえご応募ください。
・お名前
・ご住所
・連絡先（電話番号）
※当選の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。


取材協力
山海楼 本店
住所／横浜市神奈川区西神奈川1-19-14 マックスタワー1～3F
電話／045-434-7678
営業時間／
月～金；11:00～15:00、17:00～23:00
土・日・祝；11:00～23:00
定休日／無休
http://www.sankairou.jp/