横浜赤レンガ倉庫の「ベッドでごろごろできる席」があるカフェに突撃!
ココがキニナル!
赤レンガ倉庫の「ベッドでごろごろできる席」があるカフェがキニナル。(スさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
chano-maは、空間・料理・音楽にこだわり、他店にはない特色を持ったカフェで、実際にごろごろしてくつろぐことのできる居心地の良いお店だった。
ライター:かわいよしひこ
子ども連れでもリラックスできる空間
さて話を今回のメイン・テーマである、ベッドを使用した小上がり席に戻し、実際に我々取材班も体験してみた。
キャスター付きのベッドは、固めのマットレスで、立ち上がっても沈み込むことはない。やはり足を崩して飲食するというのが前提だからだろう。周りを見渡すと、食事中の方が多く、座っている人がほとんどだったが、ピッタリと寄り添いながら「ごろごろ」しているカップルも見受けられた。
実際に「ごろごろ」してみた
こんな感じで
大人2人でも十分くつろげる
大人の男性が足を伸ばして寝ても飛び出ることはないゆったりとしたサイズで、このマットレスの硬さも気持ちが良い!
小上がり席のルールについて野崎さんに聞くと「特にございませんが、たまに熟睡されてしまっているお客様がいて、そのときはお声がけさせてもらっています。時間制限もありません」という答えが。
確かに熟睡してしまいそうな気持ち良さだ。しかし、男性二人での利用は過去記憶にないとのこと! 歴史を作ってしまったようだ・・・。
ここで、実際に利用しているお客さんに、利用の理由や使用感について突撃インタビューを試みた。
まずは、仕事休みで静岡から遊びにやってきたという漆畑圭翼(うるしば・けいすけ)さん(29歳:写真右)、渋木綾香(しぶき・あやか)さん(29歳)カップルに。すぐ隣で男二人がごろごろしていたのを不審に思ったであろうが、快く答えてくれた。
仲睦まじいカップル
漆畑さんは2回目の来店ということで、この小上がり席を目的にchano-maを選んだということだ。「食事はちょっとしづらいけれど、リラックスできるのがいいし、雰囲気もすごくいい」と綾香さん。テーブル席よりもゆっくり長居してしまうと言う。
次に、それぞれが子どもを連れたママ友同士の方1に直撃! 答えてもらったのは、2歳のはんなちゃんを連れたいしわたさん(34歳)と9ヶ月のにこちゃんを連れたにごりかわさん(33歳)。
にごりかわさん(左)といしわたさん
2人は15年来の学生時代のアルバイト友達で、にごりかわさんのご出産以来、久々の再会をここchano-maで果たしたそう。にごりかわさんは過去にも利用経験があり、居心地の良さからまたこの店を選んだ。初体験のいしわたさんも「このベッドの空間は子どもがいるとすごくいいですね」と話す。
さらに「おいしいパンがおかわり自由なのでうれしいです。あと横になりたいときに寝られますし(笑)」とにごりかわさんも続ける。しかも、開店直後からこの席が埋まっていくのを知っており、席を確保するために開店前から並んでいたそうだ。
さらに、ご夫婦で来ていたしゅうさん(37歳)とようこさん(30歳)に話を聞いてみた。
ようこさんは以前にも利用経験があり、しゅうさんは初めてだったというが、このベッドの席にまずビックリしたという。
ぐっすり眠るゆかちゃんと一緒に一枚!
実際に使ってみた感想を聞くと「ごろごろできるし楽ですね。今子どもがちょうど寝ているんですけど、こんな風にできるレストランはなかなかないですね」と話してくれた。そしてお二人も、この席を確保するために、開店と同時に来たそうだ。やはり、リピーターには、この席がすぐに埋まることは周知の事実のようだ。
ちなみに、小上がり席を利用していなかった、ふくどめさん(27歳)とながいさん(28歳)に話を聞いてみると、来店時に小上がり席は空いていたけれど、今日はしっかりご飯を食べたかったからテーブル席にしたという答えが。ながいさんは2度目の来店で、お店の雰囲気や空間が落ち着いていたから再び来たという。
最後に野崎さんに小上がり席がある店ならではの苦労や展望を聞いてみた。
熱心にchano-maの魅力を語ってくれた野崎さん
「1つはメインテナンスが結構大変なんですよ。シーツは毎日変えますし、掃除もベッドを全部ずらして行いますから。飲み物をこぼされたりとかはよくあるのですが、すぐに取り替えができるように、バックヤードには常にシーツが置いてありますからね。でも、これだけ喜んでもらえているのでその苦労は気になりませんね」
「chano-maの魅力は、料理、空間、音楽、そして接客だと思うんです。その中でベッドの席はほかのお店との差別化もできていますし、そういったアイディアをお客さんにどんどん提供していきたいですね」
取材を終えて
横浜でオープンして2015年4月で13年を迎えるchano-ma横浜店。ベッドという究極のくつろぎ空間で、料理や飲み物を楽しめ、さらにそれぞれにしっかりとしたこだわりも持ったお店だと分かった。話を聞いたお客さんも、このベッド席を求めてくる人が多くを占め、その満足度も高く、多くがリピーターだった。
今回は平日の取材だったが、休日など繁忙期は、階段下まで列ができることがあるそうだ。もし、来店を考えるなら、開店と同時の時間を狙うことをオススメする。しかし、ほんの一瞬だったが、あの心地良さは癖になる。友達同士で、子ども連れで、カップルで利用してみてはいかがだろうか。筆者もぜひ今度はプライベートで・・・。
―終わり―
取材協力
chano-ma 横浜
住所/中区新港1-1-2 横浜赤レンガ倉庫2号館 3F
電話/045-650-8228
営業時間/
日~木:11:00~23:00
金・土・祝日前日:11:00~5:00
定休日/無休
SOVAKOさん
2015年03月17日 13時42分
子連れがうんぬんというより、混んでて落ち着かないっていうのはあるなぁ。休日に行くといつも並んでます。ベッドでごろごろする為にわざわざ並ぶ?それもどうなんでしょう。人気店だからでしょうし、お店だってその方がいいんでしょうけど。「ごろごろくつろぐ」というコンセプトにあっているかは疑問。
ライムさん
2015年02月27日 14時58分
落ち着かない。。。とか、周りを気にし過ぎる人があーだこーだと言ってる方が迷惑。こういうコンセプトなのだから赤ちゃん連れママや親子も利用してみてほしい!子連れの場合は夜来店は無いでしょうし。でもマナーは守ってね☆
はまっこ61号さん
2015年02月21日 16時32分
バカップルやDQN親子がベッド席でギャーギャーさわいだりしないのかな?なんか落ち着かなさそう。